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 一新塾ニュース ~今のニッポンを変えろ!
 【 530号 】 発行日:2013年4月20日
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■ 塾生活動レポート

 『「折り紙紙芝居」読み聞かせの会』
  ~一枚の紙に夢をのせて、世界に幸せを届ける~

     一新塾第30期「名古屋」地域科 板倉 祥文

■一新塾第32期(5月開講)の新しいパンフレットをご郵送させていただきます。下記より資料をご請求ください。
http://www.isshinjuku.com/03bosu/b1_siryo.html

■【参加者募集】第32期「一新塾体験ワークショップ&説明会」
http://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html

●東 京:4月24日(水) 19:30~21:45
     4月27日(土) 15:00~17:45
     5月 1日(水) 19:30~21:45
     5月 6日(月祝)15:00~17:45
     5月 8日(水) 19:30~21:45
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●大 阪:4月20日(土)13:00~15:45最終回
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●名古屋:4月21日(日)13:00~15:45最終回
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●仙 台:5月3日(金祝)13:00~15:45最終回

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 メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。
今回は「折り紙紙芝居」読み聞かせの会の活動に取り組まれている一新塾第30期「名古屋」地域科の現役生の板倉祥文さんのメッセージをお届けします。

 板倉さんは、25年間、サラリーマンとしてコンサルティング・市場調査のお仕事をされた後、1995年に株式会社流通経済社を設立されました。そして、「今まで蓄積した能力を活かし社会に貢献したい」との思いで、2012年5月に一新塾第30期に入塾され、田原市、豊橋市を現場にプロジェクトに邁進中です。
 板倉さんの現場主義での実践が、共感を呼び、着々と広がり始めています。

塾生活動レポート-----------◆◆◆
『「折り紙紙芝居」読み聞かせの会』
 一枚の紙に夢をのせて、世界に幸せを届ける~  一新塾第30期「名古屋」地域科 板倉 祥文
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●老人ホームの高齢者、児童養護施設の子供たち

 現状、老人ホーム内では、生きがいも少なく、日々を何となく生きているという高齢者の方も少なくないと思います。

 また、児童養護施設の子供達にも、多くの人は関心をよせないのではないでしょうか。

 ホームの高齢者にも、児童養護施設の子供たちにもほとんどの方々が無関心なのが現状です。人間は社会的な動物です。社会と繋がっていて、始めて自分の場所がつかめ、幸福感を感じます。

●思いついたプロジェクトの立ち上げ!

 あるとき、私の母を始めとする数人の高齢者さんが折り紙を認知症対策として趣味にし、「折り紙紙芝居」を作成していることを知りました。この、「折り紙紙芝居」を活用して、施設の現状・社会の一部を変えることが可能か、プロジェクトの立ち上げを思いつきました。

 即ち、おばあちゃん達が創った「折り紙紙芝居」を児童養護施設の子供達に読み聞かせをさせて頂くことで高齢者達は、再び社会と繋がり、幸福感を得ることが出来ます。

 子供達も、「折り紙紙芝居」を通じて、自分達に関心を寄せてくれる大人達がいることを知り、愛情の一部を感じて、少しでも幸せを感じられるのではないかと考えました。

 「折り紙」を通じて、全国多くの高齢者施設内の、おばあちゃん・おじいちゃん達が児童養護施設の子供達、と繋がりができ、生きる力を得、健康に元気になる。また、子供達も、幸せを感じることができるとこんな世界を描きました。

 これは、今、愛知の一地方からの運動ですが、10年以内に世界規模の運動に成長し、「折り紙が世界を救う」ムーブメントに拡大します。世界の各国で、折り紙を通じて、子供達と高齢者が結び付き、幸せになる、世界規模の社会活動にして行きます。

●自分を振り返る

 これまで自分は、自分の周辺しか、見てこなかったと思います。
自分の会社、自分の家族、近くて目に見える範囲での貢献でした。
自分で会社を経営している時から、会社の奴隷として働くことは避けて、社会貢献の一番は自分の家族貢献との生き方を通してきました。

 そうした中、子供が自立して、自分も再度後20年の人生を考えた時に、家族貢献から、さらに広く貢献出来ることを身近なことから始めようとの思いに至りました。その時を境に、広い視野で自分の周辺を見渡すことが出来るように、考えるようになりました。

●開催の経緯

 会開催を現実のものにするため、まず児童養護施設にコンタクトを取って「折り紙紙芝居」読み聞かせの会の計画をお話しました。老人ホームの「折り紙」愛好家の方々に発表の機会が増えることが出来るようになったことを、お話しました。

 読み聞かせは地元の「読み聞かせの会」の皆さんが引き受けてくださりました。

●持ち出し100%

 但し、この運動は完全なボランテイアで、資金的には、持ち出し100%です。

しかし、自分が、お金にこだわらず、「完全に持ち出しでも良い」と腹をくくって実行したことで、道が開けました。

●ただ一度だけのものに終わらせない

 実際に会を開いてみると、思った以上に子供たちが折り紙紙芝居に興味を持って、かつ喜んでくれました。また、会場に連れて行った母がその後、ますます元気に折り紙に力をいれるようになったことは、うれしい限りです。

 加えて、居住する自治体の児童課に折り紙紙芝居の活用を呼びかけたました。
その呼びかけに答えてくださり、児童館での読み聞かせに利用されるようになっています。

 さらに、名古屋芸術大学には「折紙探偵団東海友の会」があります。学生さんが参加してくださらないかとメールを送りました。
このように、少しずつ活動の輪が大きく広がっています。

この会を、ただ一度だけのものに終わらせず、なんとか運動として大きくしていこうと考え、折り紙紙芝居読み聞かせの会を開催する旨、各メディアに ファックス及び、メールにて知らせました。

 すると、この活動を中日新聞が記事にして2013年3月8日付けの社会面の 掲載していただきました。

-------------------------<記事開始>---------------------------
【3013年3月8日 『中日新聞』朝刊・社会面「コラム虹」】

≪驚き喜ぶ折り紙の童話≫

 少し曲がった腰を丸め、両手に持った折り紙をゆっくりたたむ。机の上に作品が一つ、また一つ。

 愛知県田原市の自宅を離れ、同県豊橋市南大清水町の老人ホームで暮らす板倉しづ子さん(八六)の趣味は、折り紙作り。「一枚の紙でいろいろなものが作れるのが面白い」と2006年から始め、専門誌も購読して折れる種類を増やしていった。これまでに折った作品は三千点に上る。

同じ老人ホームで暮らす折り紙仲間にも協力してもらい、折り紙を使った紙芝居作りも始めた。白雪姫、一寸法師、浦島太郎といった童話の登場人物や場面背景をスケッチブックに貼った作品は十話を数える。「話を思い出し、一人で想像力を働かせるのが好き」と話す。
 そんな母親の姿を老人ホームでたびたび見た板倉さんの長男、祥文さん(六一)=同県稲沢市=は「折り紙で子どもたちとの接点をつくれないか」と思いたった。

 昨年九月、田原市に住む友人を誘い、ボランティアグループ「折り紙紙芝居読み聞かせの会」をつくり、田原、豊橋両市の児童養護施設に声を掛け、十月と十二月にそれぞれ施設で読み聞かせの会を実現させた。

 しづ子さんらが作った紙芝居を見た子どもたちから「全部折り紙で作ったの?」「すごい」と驚きの声が上がった。

 会は今後も二~三ヵ月に一回のペースで活動を続ける。「まずは東三河。それから西三河、名古屋に活動の場を広げたい」と祥文さん。読み手は、図書館や公民館などで活動する“本職”のボランティアに頼むことにした。

 しづ子さんは十月の読み聞かせの会に姿を見せ、笑顔で見守った。子どもの反応に刺激を受け、新しい紙芝居作りへの意欲が湧いてきた。「私の趣味が喜んでもらえるんで、もっと頑張らにゃ。まだ死ねない」。そんな思いを胸に、きょうも折り紙を手にする。
(田原通信部・那須政治)
-----------------------<記事終了>----------------------------

 また、上記の記事を見て、地元豊橋のケーブルネットワークが関心を示し、ドキュメンタリー番組の制作の話が現在進んでいます。6月28日からの放映予定です。

 「施設の高齢者の趣味が、児童養護施設の子供達を幸せにする」
自分軸のアイデァの実現めざして、諦めず、お金にこだわらず、進んで行くつもりです。

 世界を変えよう!!
「折り紙紙芝居」で世界を幸せにしよう!!!

新聞記事


<参加者募集>〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
 「一新塾体験ワークショップ&説明会」
 東京・大阪・名古屋・仙台【予約受付中】 
   ~"根っこ力"が社会を変える!~
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一新塾代表理事・事務局長 森嶋伸夫一新塾第32期は2013年5月開講です。
第32期説明会&体験ワークショップを
下記日程で開催いたします。

新しい時代の拓けに向けて
一緒に一歩踏み出しましょう!

講師:森嶋伸夫(一新塾代表理事・事務局長)
●試練の時代を乗り越える自分軸の作り方
●現場主義で道なき道を切り拓くには?
●不可能を可能にする同志とのコラボレーション
●削ぎ落とす学びで「もやもやの思い」から「鮮明な志」へ
●「根っこ」と「幹」をつなげるフレームワーク「6つの箱」
●一年間で人生と社会をここまで変える!
●なぜ3つのコースがあるのか(政策提言・社会起業・市民PJ)
●塾生・卒塾生の挑戦の紹介

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【東京本科 体験ワークショップ&説明会】
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●東 京:4月24日(水) 19:30~21:45
     4月27日(土) 15:00~17:45
     5月 1日(水) 19:30~21:45
     5月 6日(月祝)15:00~17:45
     5月 8日(水) 19:30~21:45

 会場:一新塾セミナールーム
(住所)東京都港区芝3-28-2カスターニ芝ビル2F

 テーマ:「“根っこ力”が社会を変える!」

 講 師:森嶋伸夫(一新塾代表理事・事務局長)

 参加費:無料
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【大阪地域科 体験ワークショップ&説明会】最終回
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(2)2013年4月20日(土)13:00~

 会場:「難波市民学習センター」
(住所)大阪市浪速区湊町1丁目4番1号 OCATビル4階

 テーマ:「“根っこ力”が社会を変える!」

 講師:森嶋伸夫(一新塾代表理事・事務局長)

 参加費:無料
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【名古屋地域科 体験ワークショップ&説明会】最終回
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(2)2013年4月21日(日)13:00~

 会場:「ウィルあいち」
(住所)愛知県名古屋市東区上堅杉町1番地

 テーマ:「“根っこ力”が社会を変える!」

 講師:森嶋伸夫(一新塾代表理事・事務局長)

 参加費:無料
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【仙台地域科 体験ワークショップ&説明会】最終回
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(2)2013年5月3日(金祝)13:00~

 会場:「仙台市民会館」
(住所)仙台市青葉区桜ケ岡公園4番1号

 テーマ:「“根っこ力”が社会を変える!」

 講師:森嶋伸夫(一新塾代表理事・事務局長)

 参加費:無料

一新塾体験ワークショップ&説明会 一新塾32期2013年5月開講!
~塾生募集中~ 
東京・大阪・名古屋・仙台

< 一新塾「第32期」概要 >ーーーーーーーーーーーー
◎開 講:2013年5月26日
◎期 間:12ヶ月
    『多彩な社会のテーマ講座』
    『プロジェクト立ち上げ実践の支援』
    『コンサルティング』
    平日夜間・土日で学びます(月4~5回程度)
◎コース:政策提言コース
     社会起業コース
     市民プロジェクトコース
    ※3つの方法論のすべてが学べます。
◎ 科 :本 科(東京)
     地域科(大阪・名古屋・仙台)
     通信科
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