■事務局長メッセージ(講義紹介編)
『この国の農業の明日を耕す!一新塾講師に宮治勇輔さん』
一新塾代表理事・事務局長 森嶋伸夫
■一新塾第32期(2013年5月開講)のお知らせ
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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。
宮治勇輔さんは一新塾第13期のOBで神奈川県藤沢の養豚農家の息子です。「絶対に親父の後は継がない」と思っていた宮治さんが、実家に戻って農家を継ぎ、起業されました。今では「みやじ豚」はファンを増やし、ネットで購入してくれる人がたくさんいます。
(みやじ豚.com→ http://www.miyajibuta.com/ )
さらに、宮治さんはNPO法人農家のこせがれネットワークを立ち上げられ、日本の農業を農家のこせがれが継ぐ運動を広めています。
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事務局長メッセージ(講義紹介編)
『この国の農業の明日を耕す!一新塾講師に宮治勇輔さん』
一新塾代表理事・事務局長 森嶋伸夫
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12月19日には、一新塾OBの社会起業家である宮治勇輔さんを一新塾にお迎えしました。
株式会社みやじ豚代表取締役社長、NPO法人農家のこせがれネットワーク代表理事CEOとして活躍されている宮治さんには、
『この国の農業の明日を耕す~
一次産業を、かっこよくて・感動があって・稼げる3K産業に』
をテーマにご講義いただきました。
「食の安全・安心」が生活者の切実な問題としてクローズアップされる一方で、現在、日本の農業従事者人口は毎年15万人減少、260万人を下回りました。
その大きな要因は高齢化と後継者不足。
誰もなり手がいないほど農業に魅力がなくなってしまった根本原因は、農家と消費者が完全に切り離されていることにあると宮治さんは考えました。
それは、宮治さんの体験に象徴的に表れています。
こんなことがありました。
大学生の時、父親の養豚農家で育てた豚でバーベキューパーティーを行った時友人がものすごく感動してこのように聞いてきました。
「こんなにうまい豚は食べたことがない!
この豚肉はどこに行けば買えるの?」
宮治さんは、答えられずショックを受けたそうです。
豚は農協に買い上げられ、生産者の名前がわからないように流通していたのです。
「親父の後は継がない」と大学時代から起業を目指していた宮治さん。朝は早起きして必ず勉強をしていました。経済や様々な学びをしていました。ところが、いつの間にか農業について調べるようになっていました。調べるほどに疑問がうまれる農業の世界。突き詰めたところ、宮治さんの中からこのような願いが引き出されてきました。
「生産から消費者の口に入るまでを一貫してプロデュースする
新しい一次産業をつくりたい!」
サラリーマンになっても、朝の勉強をしてから出社し続けていました。そしてとうとう、最後の一歩を踏み出させるビジョンを発見したのです。
「一次産業をかっこよくて、感動があって、稼げる3K産業に!」
その後、一新塾へ入塾。今から9年前です。
そして、卒塾後に会社を辞めて養豚業を営む実家にもどって、株式会社みやじ豚を起業されました。さらに、農業が元気になるには、自分のような農家のこせがれが継ぐのが一番だとNPO法人農家のこせがれネットワークを設立されたのです。
このビジョンは全国の農家のこせがれの方々に大きな共感を巻き起こしました。きっとこの言葉の中には、宮治さんが子どもの頃から根底に持ち続けていた父親に対しての尊敬の思いが込められているのではないかと思います。
宮治さんは原点となったバーベキューをずっと続けています。
今も「バーベキュー」が、みやじ豚のファンを増やす大切な場となっています。
宮治さんいわく、「バーベキューは営業の努力を減らすマーケティング活動」なんだそうです。参加される方にはレストランのシェフの方もいらっしゃるそうでシェフネットワークでもみやじ豚の美味しさは評判になっています。
※写真は湘南でのみやじ豚BBQの様子を語られる宮治さん
そしてこの12月から株式会社みやじ豚では、地元の宅配サービスが始まりました。茅ヶ崎市の牛乳宅配サービス「湘南ミルク&デザート」と連携して牛乳や乳製品、水やみそなどの食料品、みやじ豚や地元の野菜を中心に注文を受け付け、鵠沼・片瀬・辻堂東海岸地域などにエリアを分割し定期的に配達をするサービスです。
ぜひ、鵠沼・片瀬・辻堂東海岸地域エリアの方、お問い合わせください。http://shonan.keizai.biz/headline/1630/
≪宮治勇輔氏プロフィール≫ーーーーーーーーーーー
株式会社みやじ豚代表取締役社長
NPO法人農家のこせがれネットワーク代表理事CEO
一新塾OB(第13期生)
1978年、神奈川県藤沢市の小さな養豚農家の長男として生まれる。
慶應義塾大学卒業後、実家を継ぐ気は全くなく、株式会社パソナに入社。
毎朝早く起き、起業を夢見て出社前に勉強を続ける中で、実家の養豚業を何とかしたいという想いがふくらむ。2006年9月に株式会社みやじ豚を設立し、代表取締役に就任。2009年、NPO法人農家のこせがれネットワークを設立、代表理事CEOに就任。
一新塾第13期生。
著書に『湘南の風に吹かれて豚を売る』(かんき出版)
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一新塾 第32期(2013年5月開講)のお知らせ
東京・大阪・名古屋・仙台
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■一新塾体験ワークショップ&説明会
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2013年5月に一新塾第32期が開講予定です。
2013年3月より「一新塾体験ワークショップ&説明会」がスタートします。(東京・大阪・名古屋・仙台)
2013年1月より説明会のご予約をホームページで受付させていただく予定です。→ http://www.isshinjuku.com
なお、個別の説明会のご希望は随時、ご相談にのらせていただきますのでお気軽にお問い合わせください。
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一新塾生が社会変革に向けて志を生きる姿勢を引き続きご紹介させていただきますので、今後も、ぜひ、ご期待ください!
第32期の説明会スケジュールもメールマガジンでご案内させていただきます。
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< 一新塾「第32期」概要 >ーーーーーーーーーーーー
◎開 講:2013年5月
◎期 間:12ヶ月
『多彩な社会のテーマ講義』
『プロジェクト実践の支援ワークショップ』
『コンサルティング』
平日夜間・土日で学びます(月4~5回程度)
◎コース:政策提言コース
社会起業コース
市民プロジェクトコース
※3つの方法論のすべてが学べます。
◎ 科 :本 科(東京)
地域科(大阪・名古屋・仙台)
通信科
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一新塾32期2013年5月開講!
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※随時、個別説明会も行っております。お問い合わせください。