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        一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
         【第327号】 発行日:2008年4月22日
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目次
■ 塾生活動レポート

『 未来の子ども達のために・・・・ 〜生命環境リサイクルプロジェクト』 
                        一新塾第20期 西田 尚美 氏

■【参加者募集!】第22期 説明会&講座ご案内
 第22期 2008年5月25日開講(東京・大阪・名古屋・福岡・沖縄)======================================================

 メルマガ読者の皆さま、こんにちは。事務局の森嶋です。
  4月19日は一新塾の「現役生・OBOG会」でした。
  一新塾メンバー84名が一堂に会しての「公開プロジェクト・オークション」
です。塾生・卒塾生が取り組んでいる活動をプレゼンしあい、「ヒト・モノ・
カネ・情報」を相互に支援しあうのです。

 今回は、福岡、熊本、沖縄、大阪、福井、福島、静岡、新潟、山梨、北海道、
千葉、神奈川、東京など、全国各地の現場主義のプロジェクト実践30チームが
活動報告のプレゼンテーションを繰り広げました。
熱き志が交わり、化学反応をおこし刺激しあって、深く交流しあうエネルギー
溢れる“一新塾コミュニティ”を改めて実感した一日でした。

  さて、今回は「現役生・OBOG会」にも福岡から駆けつけていただいた
第20期西田尚美さんからのメッセージをお届けします。
西田さんは「生命環境リサイクルプロジェクト」を立ち上げ、東京の本科
メンバーとともに、都心でも可能な生ゴミの堆肥化による循環システム構築
に向け活動中です。都内のある繁華街に現場を定めて、居酒屋やNPOを巻き
込んでの実践モデルが間もなく始動します。

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■■■■ 塾生活動レポート
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■■       『 未来の子ども達のために・・・・ 』
■               〜生命環境リサイクルプロジェクト〜
□                  
                          一新塾第20期  西田 尚美

  私は、現在47歳。25歳と21歳の男と女の二人の子供を持ち、夫との4人家族である。
高卒後、南日本銀行に就職した。その頃は未来については何も考えず、楽して
楽しければ良いと楽観的に過ごしていたが、銀行業務の中で世の中の矛盾に気付き、
お金がある人が優遇され、お金の無い人が肩身の狭く、銀行内でもお客様への態度
の相違に大人社会の醜さを感じられずには要られなかった。

 その大人社会が嫌で、早々と結婚したが、娘が生まれてすぐ髄膜炎に掛かり、
死ぬ確率が15%と言われ、やがて後遺症も残らず元気になったが、その後息子も
6歳の時に尿が逆流しているのが分り入院。結婚するまで何も苦労することなく
来たので、この時期は私にとっては子供の親として母性を磨く20歳代であった。
やがて家を建て、自分のことより子育て中心の生活だった。そして30歳台になり
夫が脱サラをして失敗、そして人の借金を2,000万被り、家を売買せずに借金を
返済するために夫と共に朝・昼・晩と働いた。

●転換点

その頃、長男がいじめに遭う、子供を守るのは母である自分しかないと思い
子供と共に悩み、PTA役員も進んで行った。そこでいろんな気付きがあり教育に
関して興味が出てきたのである。先生と親の立場間、PTAを通して其々の気持ち
の橋渡しをしながら、現実は子供たちが、自分の感情を幼少の時から如何に押し
殺して要るのかを目の辺りにした。

 それから、筑紫野市の主催の「女性の翼」でヨーロッパへ研修に行き教育・
福祉・女性問題・環境のテーマで日本との違いを感じ、日本の本音と建前の社会
を変え、自分たちが意思を持って行動を起こすことが未来に続いていく大切なこと
だと感じ、NPO法人よか隊を立ち上げた。

 それにフランスのマダムから日本の良さに気付かされた、フランスは親子で
あっても個人主義にて、同居することが出来ない。スエーデンの方も「私たちの
真似はしないで」と「日本の本来の良さを生かして」と、福祉の先進国からこんな
助言が来るのは意外だった。これは本来の日本の地域活動が世界も求めているの
かもしれないと感じ、日本の昔の長屋の助け合いほど、よく出来たコミュニティ
は無いと思うのである。

●命の連鎖が必要だ

 やがて生ゴミ処理機との出会いがあった。生ごみが1日で消え堆肥の成分の
バランスが取れて2次発酵が不要なため、都心でも循環型が可能である。

 土の大切さを感じ、土の微生物の命を野菜が食べ、野菜の命を人間が食べ、
人間が残したもので土の微生物を増殖する。この命の連鎖が生きている人間
には必要だと感じた。

現在、福岡県宇美町商工会女性部の代表として、地域の活性化を目指し地方
のまちづくりを真剣に取り組みながら、地方から都心への地方産物の流通を
積極的に行いたいと考え、農家との交流を踏まえ、無(減)農薬・有機野菜米
を推進し、農家と企業を繋ぐ役割として生ごみ堆肥を通じ地球温暖化削減、
有機野菜推進など、食・環境・コミュニティを未来の子供たちのために繋いで
いく必要がある。 

 子供や高齢者がよりよく生きるためには、町内の活動活性化の重要性が強く
感じられ、人は人とのふれあいによって精神や心が鍛えられ、人との繋がりに
おいて、自分の成せるところが生きる力になることを学び、若い人を育て共に
学びながら、循環型社会のインフラを創ることと、地域・農家・企業を結ぶ
コミュニティづくりにて、人のふれあうまちづくり(人の循環)を目指し、
仲間と共に其々の地区にあったモデルを創っていきたいと考える。

現在、福岡に住居を置き、東京都心での循環システムを一新塾20期PJにて
構築中。

 




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