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一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
【第139号】 発行日:2004年5月18日
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【目次】
●「ビジネススキルで社会変革に挑む!」
●一新塾第14期説明会&ミニワークショップご案内(東京・名古屋)
→ 東京会場:5月19日(水)・22日(土)追加開催
→ 名古屋会場:5月23日(日)体験“塾生プロジェクト”
●一般公開講座のご案内(イベント予定へ)
5/20「時代を創造するために、あなたはどう生きる?
〜学生向けキャリアプランニングセミナー」
5/22「プレゼンテーション・スキル鍛錬講座
〜すぐ効果が実感できる“伝える力”のコツを伝授します!」
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皆さん、こんにちは。事務局の森嶋です。
今回ご登場頂くのは、パワフルに社会変革に挑む3名です。商社、住宅、流通
とそれぞれのビジネスの現場で奮闘して実績を積み上げてきた方々です。その
鍛錬された知恵とスキルをもって社会の問題解決・創造へと結実させるべく
日々議論を続けていらっしゃいます。
■■■■■■ ビジネススキルで社会変革に挑む!■■■■■■
13期生渡辺雅則です。
30年間勤めたある商社を辞め、組織でしか働いたことの無い自分をゼロ
から再生させたいと思っていた折、各界の第一線で活躍している人達の生の
話しや塾生による現場活動を通じた学びの場である一新塾に魅力を感じ昨年
入塾しました。
塾では塾生による3つのプロジェクトチームに属していますが、中でも私が
主宰している「病院のものさしプロジェクト」では14名の同志と共に事業
化に向けて活発に活動しています。こうした活動で情報収集力、考察力、発
信力、説得力、行動力、組織力、ネットワーク力、全て個人としての実力が
鍛えられます。一新塾を修了しても何も資格は得られませんが、卒塾の折に
は何ものにも替え難い個人としての実力が得られるのでは無いでしょうか?
一新塾は自分を転がしてくれる「急流」のような存在です。コケを落とし丸
くなり、やがて輝きながら新しい海へ出たいと思っています。
渡辺雅則(第13期生)
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私は昨年7月末に1年9ヶ月を残し早期退職をしました。退職に際し、いろ
いろな本を読み、いろいろな人の例を調べている過程で、一新塾を知りま
した。それは大前研一氏の道州制に遭遇したこと、また平行して地方分権
一括法が施行され、明治維新続いた中央集権体制が地方分権体制に少しず
つ動き出していると気づきました。この歴史的な変革期にふさわしい生き
方をすべきだと考え、これらに関心の大きい人が集まる場所が、一新塾で
あると感じました。
私は終盤の7年間を神戸での都市開発に従事し、住民・行政・業者の三者が
協力する街づくりを経験しました。その中で地方の衰弱する流れ、閉塞感
が溢れる中、規制緩和の新しい芽生えが生まれ、世の中が変えられること
を体験しました。
そこで定年後の生き方として、自分の経験を生かし、若い人が活気を持っ
て生活できる社会づくりに貢献することを決意し、同じような考えの人が
多く集まる一新塾への入塾を決めました。入塾以来6ヶ月が経過していま
すが、多くの講義、体験を聞くことは勿論ですが、自ら国会議員に自分達
の主張を話に行ったり、一新塾卒の市会議員と共に横浜市に地方分権の現
状を聞き取り行ったり、HPに仲間と地方分権へのメッセージを載せたり、
充実した時間を送っています。考え方もまた一歩進んだように思います。
年齢に拘らず自分の意思を遠慮なく発散できるポータルな場所として
一新塾へ多くの人が集まることを楽しみにしています。
羽木義信(第13期生)
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最上とはいえないが、それなりに充実している企業生活、妻と二人の娘に恵
まれ、安定している家庭生活。
社会、会社、家庭に格別の不満があったわけではない。60歳定年制という
限りある企業生活と人生80年時代を視野においたとき、定年後の自分は一体
なにものであるのか。この世に生をうけ、半世紀を越えて生きてきた今、そ
の問いに、「元・・」としかいえない私は眩暈の伴う動揺を覚えた。
60歳を過ぎた時点で、私は何者であるのか。何者でいられるのか。その為
に自分は何を準備していくのか。
定年後における、否応なく避けることのできない、放り出されるむき出しの個。
その動かすことのできない予見と向き合う中で、私は一新塾に出会った。そし
て、多くのヒトとコトと時間を目撃した。
そうした中で「団塊の世代」とか「主婦」とか「フリーター」とかの分類と
は自由にあって、未知への邂逅への希求と一人一人の確かなる「生」の存在
をうけとめることに自らが切り開いて行くべき道筋への手応えを得た。
だから、あえて言いたい。 透き通るように、そして余分なものは削ぎ落と
す対象への鋭い視線を維持し、よき市民の仮面をつけたゴーマ二ズム、知的
操作に明け暮れる評論家でしかない反体制的ポーズ等にくれぐれも惑わされて
はならない。
ありのまままの自分からスタートしよう。
きっと、自らの入塾動機も、「主体的市民」の姿も後からついてくる。
自分探しの旅はそうしたものだ。
「そら飛べ、ここがロドスト島だ。」
荒木克成(第13期生)
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