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      一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
     【第100号】 発行日:2003年9月1日
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【目次】
 ●草の根からの生活者維新レポート
  「一新塾問題解決ツアー開催!〜ハコモノの有効活用で地域を元気に!」
 ●お待たせしました!第13期 塾生募集開始 11月1日開講
  ・一新塾「行動実践型教育」説明会(9月2日・10日・19日ほか)
  ・地方説明会開催!(名古屋:9月12日・大阪:9月15日)
  ・要チェック!9月3日発売の『SAPIO』誌に一新塾広告掲載!
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一新塾ニュースの読者の皆様、こんにちは。事務局の森嶋です。
 おかげさまで、一新塾ニュースも100号を迎えることができました!
 
 2000年4月にスタートから、社会変革に向けて市民からのメッセージ
と活動の実践報告を発信し続けてまいりました。現在、一新塾ニュースの
読者は5500名を越えるところまでに成長してきました。

 さて、記念すべき100号では、地域の問題解決に先陣をきってチャレンジ
している“主体的市民”の一新塾OB・深田智之さんに焦点を当てました。
深田さんは高知県でハコモノの有効利用のベンチャー起業を立上げ奮闘中。
9月13・14日(土・日)には深田さんと一緒に地域の問題解決に取り組
もうと、「一新塾問題解決ツアー」として、高知県須崎市に全国から15名
の塾生が駆けつけます!
こうした取り組みを通じて、一新塾では「社会の問題解決」と「政策学校」
をマッチングする『一新塾モデル』を構築したいと思っています。
 ちなみに、一新塾事務局は前日9月12日(金)には「名古屋説明会」、
9月15日(月・祝)は大阪説明会と地域をぐるっと巡る予定です。

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一新塾問題解決ツアー開催!
〜ハコモノの有効活用で地域を元気に〜
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  政府は2005年度までに特殊法人の整理合理化計画で、年金資金運用基金の
 設置した全国13箇所の保養施設(グリーンピア)の廃止を既に決めている。
 施設は、買い手が現れなければ存続できない状況である。

  既に造られたハコモノは維持管理だけでも膨大な維持費がかかり、多額な
 税金や年金等が全国隅々のハコモノに注ぎ込まれている。解決策としてハコ
 モノ維持管理から手を引き維持管理費をなくそうという決断は簡単だ。しか
 し、この安易な決断だけでは日本そのものが廃墟になっていくだけで前向き
 な解決策とも思えない部分もある。
  一新塾OBの深田智之さんは、この問題解決に自ら脱サラして立ち上がり高
 知県須崎市にある「グリーンピア土佐横波」の運営会社「リゾート・コンベ
 ンション企画」を起業した。
  「グリーンピア土佐横波」は、約135億円を投じて建てられたもので、運営
 はこれまで第3セクターや公社、財団等が担い、どれも一度として大きな成
 果を上げられず毎年6000万円以上の運営赤字を出していた。深田さんはそれ
 を見て、自分なら黒字転換し地域活性化に貢献できると思い、「私たちに託
 してほしい」と各方面に働きかけ、公募を促し、既存の公的集客施設として
 全国で初めて純粋民間企業への委託を実現させた。
  深田さんが都銀系のシンクタンク研究員を辞め、このホテルの運営受託の
 会社を設立したのは1年半前。初年度は例年6000万円の赤字を 3000万円圧
 縮することに成功した。そして、今年の夏を乗り切り今期は黒字化の目処が
 立った。
  建て直しのポイントは、ホテルサービスを地域参加で設計し直したところ
 にあった。

  宿泊客に周辺の農家や業業者を紹介して、特産品でかんきつ類のブンタン
 の受粉作業やマダイ養殖の手伝いも体験できる。地元生産者から食材の直接
 購入を増やして味付けも地元風に変えた。
  漁師さんがホテルのメニュー開発に直接関わり地元で取れた魚のおいしい
 食べ方を教えてくれたり、宿泊客が近所の果樹園の収穫を地元の農家の方に
 教わりながら楽しんだり、徹底して地域に根ざすことを目指した。結果、地
 元客の宴会は倍増し、周辺住民らでつくる「グリーンピア活性委員会」とも
 頻繁に会合を持つようになった。
  また、現在、地元のNPO法人の活動拠点としての連携づくりや、高齢者
 福祉事業の拠点、さらには環境教育の場としての機能付けを検討中である。
  さて、「グリーンピア土佐横波」は売却先が見つからなければ、運営いか
 んに関わらず施設が閉鎖されるが、須崎市が取得するかどうか9月末までに
 市議会で方針を決める。「財政的な負担が生じないこと」「地域振興につなが
 ること」の2点がポイントだ。


  9月が大きな節目になる。9月13日(土)には、現地で、地元の人たち、
 地元の大学生、 そして、全国から一新塾生15名が駆けつけ、この施設のあり
 方を議論するシンポジウム&ワークショップを開催する。
 ここでの意見は須崎市に提言する予定!
                              森嶋 伸夫
                           (一新塾事務局長)

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お待たせしました!
第13期 塾生募集開始 11月1日開講!
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第13期「行動実践型教育」説明会
〜市民からの行動のヒントがわかる!〜

     
【説明会の主な内容】
●一新塾設立までの歴史
●13期で鍛錬する“3つの力”とは?
・一新塾における「仮説思考」とは?
・一新塾における「ゼロベース思考」とは?
・一新塾における「ファシリテータースキルによる協働」とは?
〜集権管理型リーダーからネットワーク連携型リーダーへ〜
●OB/OGと語り合おう!
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■東京説明会〜市民からの行動の2,3のヒント
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日 時:9月2日(火)19:30〜21:00
     9月10日(水)19:30〜21:00
     9月19日(金)19:30〜21:00 ほか
会 場:一新塾セミナールーム
       [住所]東京都港区芝3-28-2カスターニ芝ビル2F
       [地図]http://www.isshinjuku.com/01issin/i_chizu-1.html
   参加費:自立する市民を目指す方・・・無料です。
   申 込:末尾の申込フォーマットよりお申込ください。
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■名古屋説明会〜市民の行動のヒント&現場視察報告会
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日 時:9月12日(金)19:00〜21:00
会 場:名古屋国際センター第1研修室
      [住所]名古屋市中村区那古野一丁目47番1号
   参加費:自立する市民を目指す方・・・無料です。
   申 込:末尾の申込フォーマットよりお申込ください。
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■大阪説明会〜市民の行動のヒント&現場視察報告会
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日 時:9月15日(月・祝)15:00〜17:00
会 場:豊中インキュベーションセンターMOMO
    [住所]豊中市蛍池中町3ー9ー20
参加費:自立する市民を目指す方・・・無料です。
申 込:末尾の申込フォーマットよりお申込ください
【 要チェック!】
 ★『SAPIO』持参で説明会ご参加の方に過去の一新塾本プレゼント!★
  9月3日(水)発売の雑誌『SAPIO』(小学館)にて、一新塾は
  13期生の塾生募集広告を掲載します。新しい国づくり・地域づくり
  に皆さんと一緒に取り組んでいきたい!という思いを込めたキャッチ
  コピーです。 ぜひ、お手にとってご覧ください!

*****<申込フォーマット宛先:iss@isshinjuku.com>*********
■東京説明会に申し込みます
 ( )9月2日(火)
 ( )9月10日(水)
 ( )9月19日(金)
■名古屋説明会に申込みます
 ( )9月12日(金)
■大阪説明会に申込みます
 ( )9月15日(月・祝)
お名前:                       
ご住所:                         (〒    )
TEL: FAX:
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