☆〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓☆ 一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ! 【第98号】 発行日:2003年8月13日 ☆〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓☆ 一新塾ニュースの読者の皆様、こんにちは。事務局の森嶋です。 お盆休み中もチームミーティングで教室は賑わっています。 また、休日を返上して現場視察に奔走しているチームもあります。 さて、今回は、マニフェスト特集第2弾、塾生チームでマニフェストに 取り組んだチームをご紹介させて頂きます。 ------------------------------------------- マニフェスト特集 その2 【8月2日の11期塾生チームの政策提言指導】 ------------------------------------------- 「数字で示すことは力がある!逃げがきかなくなる」と、8/2の政策提言 指導で一新塾代表理事の青山貞一氏をうならせた提言がありました。 11期松本康裕氏の率いるEチームの提言「マニフェスト作成と行政評価」 です。生活者の要求を生活者の側からマニフェスト形式でデーター化し議 員、行政と対等の立場で自治体に提言、参加してゆく仕組みの提案でした。 自治体は議員・行政だけで運営するのではなく、生活者も共に運営に参加し てマニフェストを共に作成していくことで地域活性を目指したものです。 ●指導までのプロセス 松本氏にこれまでのプロセスをお聞きしました。 もともと、Eチームは「地域の活性化」という身近なテーマに取り組んでいま した。はじめは「政策提言という言葉の重さ」や「既にだれかがやってるだろ う」とか「これはできない」と思い込みの中で試行錯誤をくり返しました。 しかし、塾生同士で政策提言ブラッシュアップする機会である7/5の「プレゼ ンバトル」に臨むにあたって「思い悩むよりまずは、自分達の思いを提言して 皆の意見を聞こう」と気持ちを定め、提言内容を「生活者によるマニフェスト」 に決定し、政策立案フォーマットに纏めました。 バトルは5時間。お互いのチームの提言をブラッシュアップすべく遠慮なく 突っ込みあう切磋琢磨の連続 。その中で次のような収穫がありました。 (1)原点に戻った質問を受け、自分達の思い込みや甘さが修正できた (2)異なる立場の意見の中に思わぬアイディアや事例があった (3)時間の壁は同志と連携すれば実現の可能があることを発見 その後、8/2の提言指導の日までに、週に1回のチームミーティングで自治 体BS/PLの勉強に加えて、2ヶ所に現場視察に向かいました。 一つ目は、神奈川県愛川町長選立候補の経験がある一新塾生のところへ行き、 その地域の実際の抱えている問題や地元の生活者の方の意識のもち方等の話を 聞かせていただきました。地域を変えてゆく難しさをここで実感しました。 二つ目は、すでに生活者からのマニフェスト「青梅を日本一子育てしやすいま ちにする」に取り組みされている青梅Styleの船橋伸介氏にお話を聞きました。 実際に地域の生活者で取り組む場合のリアリティや生活者からのマニフェスト がもつ可能性や必要性を感じた。何よりも大きかったのは船橋氏の情熱をもって 取り組まれている姿には、こころ打たれました。 ●生活者からのマニフェスト 毎週のチームミーティング、専門家を招いての勉強会、現場視察など様々な角 度から、政策をブラッシュアップしてきた松本氏のチームの提言には説得力が ありました。特に現場での実感・共感は取り組みへのエネルギー源になったの だと思います。現場の切実な思いを政策に反映していきたいという思いと“マ ニフェスト”が融合して「生活者からのマニフェスト」に展開していきました。 みなさん、政治家任せでない「生活者からのマニフェスト」を一緒に考えてみ ませんか? 事務局 森嶋 伸夫 ------------------------------------------------------------------ ◆最新講義録アップ! 7月16日に<一新塾代表理事・市民バンク代表 片岡勝氏>に 「日本再生の鍵を握るコミュニティセクター」の講義をいただきました。 HPに講義録をアップしましたので、ぜひご覧下さい! http://www.isshinjuku.com/04i_hassin/kogiroku/kk_030716.html ---------------------------------------------------------------- ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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