一新塾卒塾生からのメッセージ
佐藤信成 氏
鹿嶋市議会議員
行政書士
キャリアカウンセラー
一新塾25期卒塾
◎入塾前は会社員 →市議会議員
「政治の仕事は社会の仕組みを変えること」
一新塾には、熊谷俊人氏が千葉市長に初当選した記事を読んで経歴に「一新塾」があったので、入塾しました。一新塾の25期の同期はその流れで国会議員や地方議員になる人が多い期でした。
鹿嶋市から一新塾まで2時間半かかるのですが、東京本科で入塾して、毎回楽しみに通いました。ここに来ると普段仕事では聞けない、質問の着眼点や議論の見識など勉強になりました。議員になってからもいろいろな勉強会に行きますが、どこに行っても、必ず一新塾のOBの方がいらっしゃることに驚かされました。
一新塾では、仲間が立ち上げた「子ども未来塾」プロジェクトのメンバーになりました。
自分自身でもプロジェクトを立ち上げ、キャリアカウンセラーの勉強をしながら、地元、鹿島市で子ども向けのキャリアセミナーを開催しました。しかし、参加するのはやる気のある親子ばかりなので、もっと社会の仕組みとして変えてゆきたいと市議会議員に挑戦することにしました。議員になって2期目、7年たったころ、市長の政策に疑問を抱いたので自ら変えようと市長にも挑戦しましたが落選。議員は引退するつもりでしたが、たくさんの市民の方に「やってくれないと困る」と叱咤する葉書がたくさん届いたので、市議会議員3期目に挑戦し当選しました。
議員の体験をして思うのは、地域の方々に共感を得るのは、理屈よりもパッション(熱意)であり、ゆっくり簡単な言葉で話すことや、論点を絞ることの重要性も実感しています。
政治の仕事は社会の仕組みを変えること、行政がしていないことを新たにさせること、無駄をやめさせ、改善すること、不満を解決する政策立案をすること。日々、それらを実行しています。人口も減り、税収も増えない中で、「何をやめるのか」、成長から成熟に向かうのがこれからの政治だと思って活動しています。
佐藤信成(鹿嶋市議会議員)
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