一新塾卒塾生からのメッセージ
木村由加子 氏
NPO法人 itswellness代表理事
一新塾46・48期卒塾
◎入塾前は経営者
→森林浴で新規事業立ち上げ
「ビジネスパーソンのストレスを改善する『森林浴プロジェクト』」
学生時代は記者になりたくて、福岡で就職して雑誌記者になり、東京に来ました。
その後、1995年に編集プロダクション(のちに出版社)を設立。代表兼編集記者を約20年ほど務めました。
その間に、私自身が慢性疲労を経験したり、知人のがん闘病をサポートしたことがきっかけとなり、2008年にNPO法人を設立し、ストレス性疾患や生活習慣病のサポートを始めました。
その活動を通じて、森林浴に出逢い、緑(自然)が人にもたらす健康効果に着目しました。
2018年に森林浴をはじめとするウェルネスツアーの企画を始め、NPO法人をitswellnessに改称。
2020年4月、旅行業の認可を受けて第二創業。
しかし、スタートした直後にコロナパンデミックに遭遇し、事業にブレーキがかかりました。
同年6月、この間に経営スキルを高めておこうと発起し、一新塾に入塾。NPO法人で社会課題解決を目指していたので、一新塾がぴったりでした。
講義は開講当初からスピードが速くて中身が濃く、私は「6つの箱」のフレームワークを回すうちに、自分のミッションは、ビジネスパーソンを癒すことだと思い至りました。
8月には、一新塾の仲間と、ビジネスパーソンのストレスを改善する「森林浴プロジェクト」を立ち上げました。
一新塾で最も学んだことは「自分を砕く」ということです。「6つの箱」を軸にして仮説、実施、検証を繰り返していると、薄っぺらい考えが次々とはがれていき、「自分がなぜこれに取り組むのか」が深く観えてきます。
私の場合、”もしあの頃に森林浴を知っていれば、自分自身を癒せただろうし、もっと人の助けにもなれただろう”という思いでした。
ですから、森林浴を社会のストレス軽減に役立てたいという思いは、ぶれることなく持ち続けています。
現在、旅行業の仲間や、各地の自治体・企業、森林浴やワンヘルスの団体と提携し、ウェルネスツアーや森林浴の体験などを通じて、「事業づくり」「仲間づくり」を広げています。
チームを立ち上げた時のメンバーは今もコアメンバーにいて、仲間とともに一新塾で学んだことすべてを活かしながら、自分を砕き続けながら、日々の活動に取り組んでいます。
木村由加子(NPO法人 itswellness代表理事)
NPO法人 itswellness
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