一新塾卒塾生アドバイザー
小沼陽子 氏
NPO法人 優タウン 代表理事一新塾39・46期 東京本科卒塾生
◎子どもが不登校になり入塾→地域で学べるホームスクーリングを推進するプロジェクトを立ち上げ
【プロフィール】
神奈川県藤沢市に住む、夫と息子と娘の4人家族。
子どもが不登校になったのをきっかけに、20年勤めた職場を2016年秋に退職。
その後、すぐに一新塾「東京本科」に入塾。同期の仲間とホームスクーリングという選択肢のある街を作ろうと2017年2月「ホームスクーリングで輝くみらいタウンプロジェクト」を立ち上げ。
定期的に講師をお招きしてセミナーを開催したり、同じ想いの仲間で集まる「朝カフェ」を定期的に開催。
悩みや学びの情報を共有するだけでなく、子どもたちが主体的に楽しむイベントも若いスタッフの方とサポート。
プロジェクト活動は「NPO法人優タウン」となり、一新塾同期の立ち上げメンバーも理事に。地域のみんなで子どもを育てあい、どんな子どもにも優しい社会の実現に向けて藤沢を現場にさらなる多様な活動を展開中。
【塾生へのメッセージ】
私は仕事をしながら二人の子供を育てていましたが、ある日、その生活が一変しました。小学校に入ったばかりの息子が「学校へ行きたくない」と言い出したからです。逃げ回る息子を無理やり学校に連れてゆく壮絶な日々。ある朝、逃げ回る息子は非常階段から落ちそうになりました。「私は何をやっているのか?」という強烈な思いが走り、考えた末、息子に無理に学校に行かせないと決めました。けれども、夫や両親からも理解されず、このままでは親子共に孤立してしまうと思いました。それから「自分にできることは何か?」
20年勤めた会社を辞め、一新塾の門を叩きました。『大前家の子育て』の本に感銘を受けたからです。
一新塾では「不登校の子どもたちが生きやすい社会にしたい」という考えが全く否定されず、私は勇気をもってプロジェクトを立ち上げることができました。素晴らしい二人の仲間が賛同してくれたのです。「ホームスクーリングで輝くみらいタウンプロジェクト」のおかげで夫も良き同志となりました。藤沢市をホームスクーリングタウンにする活動は、勉強会、交流会、イベントを積み重ね、地域に仲間が続々と増えています。
※2023年6月に「ホームスクーリングで輝くみらいプロジェクト」は「特定非営利活動法人 優タウン」へ
小沼陽子(NPO法人優タウン代表)
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