一新塾卒塾生アドバイザー
二階堂すみ子 氏
株式会社 夢のカタチ 代表
NPO法人夢のカタチファーム 代表
一新塾38・40期 東京本科卒塾生
◎入塾と同時に障害者のグループホーム起業→就労支援B型事業所も立上げ
【プロフィール】
鹿児島県徳之島生まれ。七人兄弟姉妹の四番目。
過労により体調を崩した父親を助けるために短大進学をあきらめ、家業のさとうきび栽培に従事。
その後、上京し、二年後に結婚し三人の子育て。ある時、知り合いのニートで行き場のない30代半ばの女性を支援し続けたところ、3年半たったら働けるようになるという経験をしました。その方の姿を見て、自分も夢を実現したいと奮起。子育て後に若き頃に諦めた短期大学で心理や保育を学び、保育士と幼稚園教諭の資格を取得。
そして障がい者の就労支援A型事業所に住職。そこでの利用者の方の声を聞いて、障がい者の共同生活援助ホーム事業を社長に提案しましたが、難しいとのことで自ら起業することに。
2016年2月 株式会社 夢のカタチを妹と起業。
2016年5月 一新塾に入塾.。経営者としての信念や会社運営の方法について学び、一新塾の仲間と「まちづくり」をテーマにプロジェクト活動を立ち上げ。地域で活動を広める。
2016年5月 共同生活援助ホーム「レモン色ハウス」
2016年7月 共同生活援助ホーム「オレンジ色ハウス」
2017年7月 「メロン色ハウス」を開設。
2017年6月 就労支援B型事業所「ブドウの木」を立ち上げ
2019年4月 NPO法人夢のカタチファーム設立。
2021年4月 自立へ向けてアパートタイプライム色ハウス開設。
【塾生へのメッセージ】
前職で、私は障がい者の就労支援A型事業所の立ち上げを任されました。
就職に向けての訓練とメンタル的なサポートで、自信もなくうつむき加減の人も少しずつ自信を取り戻して、1年もすると本人の口から「1人暮らしをしたい」との言葉。そこで社長に障がい者の共同生活援助ホーム事業を提案しましたが運営が厳しいとのことでした。「それならば」と私の妹と二人で障害者のグループホームを2016年に千葉県東金市で起業。
直後に一新塾に入り、プロジェクトを立ち上げ、トコトン人生の深堀りをしたことで父親と自分の夢が重なりぶれない軸ができました。何のためにこの事業を始めたのか?と常に自分に問い原点回帰。
障がい者の1人1人の自律を応援する仕組みとして、生活の場、就労の場、自己探求の場としてサービスを提供しています。
就労支援B型事業所も立上げ、冨里市にある農場で野菜作りも始めて、農福連携にも挑戦しています。
二階堂すみ子(株式会社 夢のカタチ 代表)
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