一新塾卒塾生PJアドバイザー
中村淑代氏(なかむらひでよ)
NPO法人らぷらんど 代表理事
一新塾34/36期 東京本科卒塾生
◎入塾前は、
障がい者就労支援のNPOでA型の事業所と放課後のデイサービス
→(株)Nilseを立ち上げ新商品販売
【プロフィール】
40歳の時、友人の精神病がきっかけで福祉事業所を熊本で始めました。
NPO法人らぷらんど の代表として、「就労継続支援A型事業所の運営」「自立訓練(生活訓練)」「児童発達支援・放課後等デイサービス」に取り組んでいます。(以前の法人名は「NPO法人くまもと障がい者就労支援ネットワーク」でした。)
一新塾第34期では、多忙な時間をやりくりして、熊本から飛行機で東京の一新塾教室まで熱心に通いました。
卒塾後、熊本に加え、東京でも、「らぷらんど調布」を開設するはこびとなりました。
■NPO法人らぷらんど
【塾生へのメッセージ】
私は40歳の時、友人の精神病がきっかけで福祉事業所を熊本で始めました。 NPOの立ち上げから3年目に情報も技術もなく思いだけが空回りする中、一新塾の門をたたきました。
一新塾に入ってチームを立ち上げ、東京のメンバーが熊本まで事業所の視察に来て下さり、私を100%認めてくださり、後押していただき勇気をいただきました。 私にとって一番大きかったのは問題解決フレームワーク6つの箱の学びです。自分がどんなビジョンに向かいたいのか何度も取り組む中で、私が支援したい事業所のSさんの状態「頑張り屋だけどなんでも事故や障害のせいにする」傾向が、自分とぴったりと重なる体験をしました。「地方で、女性で、障がいのある息子がいて、なにもできない」と思い込もうとしていた私に気がつきました。彼への励ましは自分への励ましだったのです。
それから、ビジョンへの確信が生まれ、結果がどうであれ、精いっぱい挑戦しようと決め、躊躇なく行動できるようになりました。
現在、障がい者が主体となって事業を運営し、収益をあげる仕組み作りに邁進しています。Sさんも事業所のみんなも信じられないくらい主体的になりました。事業所を手伝ってくれている母も一新塾で学び、夢を語り合っています。
中村淑代(NPO法人らぷらんど代表理事)
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