講師紹介

一新塾の講師 2004年~ 【政策系】

伊勢崎賢治 氏
元国連職員
東京外国語大学名誉教授
『武装解除-紛争屋が見た世界』著者

【プロフィール】
1957年生まれ。2000年3月から2001年5月まで東ティモールで、国連暫定統治下の県知事に就任、武装ゲリラの動員解除と社会再統合などを実施。
2001年6月から、国連シエラレオネ派遣団の幹部として10年の内戦が続いた西アフリカ・シエラレオネで、ゲリラの武装解除と社会再統合を指揮し、内戦終結に貢献。
2002年2月からは日本政府特別顧問としてアフガニスタンで軍閥の武装解除を統括。著書に『新国防論』『武装解除-紛争屋が見た世界』ほか。
共著に『戦争はどうすれば終わるか? ウクライナ、ガザと非戦の安全保障論(集英社新書) 』。

2024年5月、「14歳からの非戦入門 」単行本(ソフトカバー)出版。近年とくに顕わになった「安全保障化」と、日本人の大半が気づいていない「緩衝国家(Buffer Stateバッファーステート)」という2つのキーワードを軸に、世界と日本の危機をどう克服するかのヒントを提示したいと思い、急きょ書き上げた。

【担当講義】
「戦争はどうすれば終わるか? ウクライナ、ガザと非戦の安全保障論」

国際NGOの職員としてアフリカの貧困問題に取り組んだり、国連平和維持軍を統括したり、またある時は日本の外務省から指名を受け、30年以上にわたって、世界各国の紛争現場で、紛争処理や武装解除の活動を行ってきた伊勢﨑氏。

武装解除、兵士の社会復帰を実現させる通称DDRではゲリラ兵や軍閥に「自分たちで自分たちを解体させる」。
自分で自分の武器を壊させるとき、ほとんどの兵士が涙を流すという。大学で教鞭をとる現在も自らを「紛争屋」と称する伊勢﨑氏。

「国際法」と「紛争解決」のプロフェッショナル。ウクライナとロシア。
そして、NATO・アメリカ。それぞれの立場、それぞれの歴史、それぞれの考え方。
複雑に絡み合う大きな難題を多角的視点で本質にアクセス。

日本の国防について、主権のない日米地位協定や法の空白に対し問題提起。
マスコミではほとんど語られない、世界の常識とかけ離れている日本の課題に伊勢崎氏に言及いただく。


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