(もくじ)
■事務局長メッセージ
『ミッション基軸の全員参加の国づくり』
~一新塾25年を振り返る
一新塾代表理事・事務局長 森嶋伸夫
■一新塾第45期 2019年11月10日開講
参加者募集!「一新塾体験セミナー&説明会」
社会起業・政策提言・市民活動の理論と実践を学ぶ
◎東 京:水曜・土曜に開催中 10/30最終
◎大 阪::随時、お電話で個別説明します。
◎名古屋::随時、お電話で個別説明します。
◎仙 台:随時、お電話で個別説明します。
◎通 信:随時、お電話で個別説明します。
■11月10日開講 一新塾45期 入塾受付中
入塾申込みはコチラ
→ https://www.isshinjuku.com/03bosu/b4_nyujuku.html
■一新塾本の最新刊ご紹介
『人生と社会を変える「根っこ力」
~政策提言・社会起業・市民活動』
書籍の内容と購入
https://www.isshinjuku.com/03bosu/b_issryku_book.html
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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。
本日は一新塾25周年を迎えてのメッセージです。
一新塾は2019年10月26日で25周年を迎えることができました。
5300人の塾生の方々の志、導いていただいた500名の講師の方々に心より感謝いたします。
現在、従来の延長線上でない変化が続々と起こっています。
「ME FIRST」エゴが渦巻く国際情勢、環境問題、人口減少、少子化・高齢化、
シンギュラリティ、デジタルディスラプション、経済格差、世代間格差、地域間格差、
地震や台風や異常気象による自然災害も深刻です。
時代の転換点、やはり、個々の市民が立ち上がることの重要性をますます実感しています。
かつて私は建築関係の仕事に携わっていました。
その時、阪神大震災の直後の建物倒壊の現場に訪れました。
焼け野原になったまち。
倒壊した建物。形あるものは一瞬にして崩壊してしまうはかなさを痛感しました。
しかし、そこでは、お互いを支え合う市民の絆の力強さを目の当たりにしました。
「やはり、人のつながり、コミュニティだ!」
一新塾と出会ったのはその直後でした。
コンサルタントから一市民に転身し、ゼロベースでビジョンを描き、 嬉々として日本変革に挑み、身を投じて全力でぶつかっていく大前研一氏の生きる姿勢に衝撃を受けました。亀裂が入りました。
「個人の可能性は計り知れない。
この個人の可能性を大きく広げることが社会変革の一番のトリガーとなる」
とのメッセージが刺さりました。
これまで、社会のけん引役は、「行政セクター」と「ビジネスセクター」でした。
高度成長以降、バブルがはじけるまで、ものすごく機能したこのエンジン。
時代とともに、問題解決のためのシステムは進化しているはずなのに、生み出したのは、業界は潤っても、生活者としては豊かになれない社会でした。
そこで求められていたのは、“業界ありき”ではない、“生活者ありき”の「市民セクター」。
多くの方の共感を得て “生活者主権の国づくりに挑む主体的市民の輩出”を旗頭に
1994年、一新塾が誕生しました。
こだわったのは、一人ひとりの市民の目覚め。全員参加の国づくり・地域づくり。
社会創造の作業は、官僚や政治家など、一部の限られた人たちだけの特権ではありません。
この創造的な心躍る社会創造の作業を、私たち市民の手に取り戻し、
自ら社会ビジョンを描いて主体的に関わっていこう、という精神でした。
翌年95年1月には阪神淡路大震災が起こりました。
市民が相互に支援し合って、この大変な試練に挑んでいきました。
ボランティア元年と呼ばれるように、
日本においてNPO文化が築かれる大きな転換点となる出来事でした。
潮流が生まれることになりました。
講義では、第一線で奮闘する社会変革者の講師の気概に触れ、目が開かれました。
その道の第一人者である講師の方々は、筋金入りの志をお持ちです。
深い専門性と深い知恵をお持ちです。
名もなき一市民であっても、私たちが現場で体験したことや自分の人生と深く向き合ったことをもって、ぶつからせていただくことで、市民だからこその知恵の存在に気づかせていただきました。
「既成概念をオールクリアしよう!」
「ゼロベースでビジョンを 描こう!」
ドン・キホーテのような一見、無謀に見えるチャレンジでも突き抜けた ビジョンであれば「面白い」と仲間が知恵を持ち寄るのです。
この場では、世代もバックグランドも違う者同士が、 主義主張を超えて議論をぶつけあいます。
異質同士のぶつかりあいがある からこそ、計り知れない創造が生まれることを実感する日々でありました。しかし、いくら徹夜で議論を尽くしても、いくら正論を主張しても、それだけでは、社会は変わらない。
「まずは、現場でやってみよう!」 と現場での実験で確かめることにしました。
議論からアクションへ現場主義の風土が浸透していきました。
こうして、政策を作ったらすぐに議員に提言するところまでやっていこう!という気運が盛り上がります。そして、議員や行政に政策提言してみましたが、当時は、「素人がこん な政策を作って何になるんだ」と一蹴されることもよくありました。
どうしたら市民からの政策が政治の世界に反映できるのか、試行錯誤を重ねていきました。
さらに、「社会問題で食べていきたい!」との塾生が急速に増え始め、政策提言のサポートだけでなく、社会起業のためのコ ンサルティングの体制を整えることにしました。
そして、2000年に入り、『政策提言』と『社会起業』と『市民プロジェクト』の3つのコースが生まれました。
2002年の一新塾のNPO化に際しては、闘うシンクタンク環境総合研究所の青山貞一さん、社会起業家の草分け的存在の片岡勝さん、森嶋伸夫の3人の共同代表体制となりました。
NPO化を契機に、3つの変化がありました。
1つ目は、 自前の教室を持つことになったことです。
これまでは、週二日、セミナールームを借りていましたが、毎日、教室が使えることで学びの機会も活動量も数倍に増えました。
2つ目は、独自の方法論の確立です。
「6つの箱」や「タテ軸ヨコ軸羅針盤」など、社会変革プロジェクトを推進のフレームワークが整い、活動を加速させました。
3つ目は、ミッション基軸の徹底です。
徹底的に人生の根っこを掘り下げ、揺るがぬミッション・ビジョンを打ち立てること、プロジェクトの屋台骨に据えることが風土となってゆきました。
もやもやの思いでも、この場に来れば、糸口が見いだせます。
ビジョンを描けます。同志を得られます。自分の使命が浮き彫りになってゆきます。
志を生きるフィールドを発見し、現場に一歩踏み出すことで、プロジェクトが起動します。
これまでに、この場で生まれた社会を変えるプロジェクトは1200を超えました。
政策提言、社会起業、市民プロジェクト、あらゆるテーマ、フィールドは日本全国、世界各国に及びます。この場には、多様な年代、多様なバックグラウンドの方が集いますが、あえて共通点を挙げるとすれば、
「もっと社会のために」 「もっと自分のミッションで」
と志を生きる人生にギアチェンジするタイミングの方が多かったと思います。
これまでの人生を振り返り、旧い自分の殻に亀裂を入れて、新しい生き方を求める人たちです。
仕事をしながら週末市民、週末起業家の方は5000名近く、
社会起業家に転身された方は280名、政治家に転身された方は197名です。
これまでは、提供者側、つまり、政府や大企業が圧倒的な力を発揮してきましたが、
ネット社会となり、SNSなどテクノロジーが生活者としての個人をエンパワーする時代となりました。
個人の発信でも共感を呼べば、大勢の人たちとつながり、計り知れないインパクトを社会に与えられる時代です。
個人の突き抜けたビジョンと構想力を発信することで、共感した人たちと新しいコミュニティを生み出し、従来の常識を覆す新しい創造を続々と生み出せるようになってきました。
教育を教師だけに任せるのではなく、
医療を医師だけに任せるのではなく、
政治を政治家だけに任せるのではなく、
私たち生活者が主体的にかかわっていこう。
一新塾創設時に掲げられたスローガンです。
現場に身を投じての奮闘から紡ぎ出された知恵は、次に続く方に手渡されます。
その知恵を使って、次の方が新しい実験に挑みます。
そして、その経験で得た知恵を、また次に続く人たちへと知恵のバトンは引き継がれていきます。
こうした循環が起こり、主体的市民が続々と誕生しています。
一人ひとりの志こそが社会創造の礎です。
一新塾は、これからも、
誰もが志を生きられるコミュニティを皆さまとご一緒に創り続けてまいります。
一新塾第45期が2019年11月10日開講になります。
社会変革に挑戦されてきた講師の知恵を学びながら
社会を広く深く学び、自分のミッションを発見できる学校。
25年磨かれてきた一新塾プログラム。
一新塾理論と多様な実践例を学ぶことで、
あなたのミッションがあぶり出されます。
まずは体験セミナーへ!
【体験セミナー 主な内容】
●なぜ一新塾で学ぶと人生と社会が変わるのか?
●25年社会変革のトップランナーから伝授された知恵とは?
●ゼロベースでビジョンを描くには?
●仲間と協働し、現場主義を生きる方法
●20世紀リーダーと21世紀リーダーの違い
●「社会起業」「政策提言」「市民活動(NPO)」
で社会を変える方法論
●志のコミュニティから生まれたOBOGのプロジェクト紹介!
講 師:森嶋伸夫(一新塾代表理事・事務局長)
テーマ:「“根っこ力”が社会を変える!」
参加費:無料
申込み:
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【東京本科 体験セミナー&説明会】
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日時:
2019年10月26日(土)15:00~17:45
2019年10月30日(水)19:30~21:45 最終
会場:一新塾セミナールーム
(住所)東京都港区芝3-28-2カスターニ芝ビル2F
※大阪・名古屋・仙台・通信 の受講生も募集中です。
また、一新塾Facebookページ・twitterでも、日々、メッセージを発信しておりますのでご覧いただければ嬉しいです。
Facebook:https://www.facebook.com/isshinjuku
twitter : https://twitter.com/npo_isshinjuk
instagram:https://www.instagram.com/npo_isshinjuku
一新塾出版本のお知らせ**************************
志を生きる多様な方々
一新塾1994年からの知恵を書籍として出版いたしました。
「誰もが志を生きる社会変革事例集」です。
本書では、新しい時代を拓く鍵である『根っこ力』に迫ります。
自らの「根っこ」に根差して、社会創造に挑んでいったときに、何が起こるのか。
社会変革者の先駆者の実践が、次に続く方にどのように伝承され、人生にどのような化学変化が起こり、どのような社会変革の行動が生まれてきたのか。
あらゆるバックグラウンドの一人ひとりが、市民として志を生きるチャレンジに挑んだ実践例を通じて、その計り知れない可能性を感じていただきたいと思います 。
時代の転換点、これまでの敷かれたレールは崩れ、社会のあり方も人間の生き方も問われ直すこのタイミングで、この本によって、あなたも志を生きる挑戦に一歩踏み出していただきたいと思います。
こちらからご購入いただけます。
(1)アマゾン
https://www.amazon.co.jp/dp/4863591306/
(2)一藝社
http://www.ichigeisha.co.jp/
(3)一新塾
http://www.isshinjuku.com/03bosu/b_issryku_book.html
【目次】
はじめに
1 伝承される市民の知恵
2 志を育む場はこうして生まれた!
3 すべての人が志を生きるための道
元三重県知事・早稲田大学マニフェスト研究所顧問
北川正恭 「生活者起点で一点突破、全面展開」
(株)日本総合研究所 調査部 主席研究員
藻谷浩介 「里山資本主義で描く日本の未来」
NPO法人アサザ基金代表理事
飯島 博
「霞ヶ浦再生に向けて28万人の市民が参加したアサザ・プロジェクト」
非電化工房主宰・日本大学工学部教授
藤村靖之 「地方でいいことで愉しく稼ぐローカルアントレプレナー」
評論家・JET日本語学校 名誉理事長
金 美齢 「日本と台湾の懸け橋でありたい」
社会活動家・法政大学現代福祉学部教授
湯浅 誠 「貧困の現場から見える日本社会」
NPO法人自殺対策支援センターライフリンク代表
清水康之「誰も自殺に追い込まれることのない社会」
元三鷹市立第四小学校長・元三鷹市教育長・東京家政大学特任教授
貝ノ瀬滋 「地域と学校をつなぐ、コミュニティ・スクール」
一新塾理事・山梨県立大学名誉教授
前澤哲爾 「日本にフィルム・コミッションをつくる」
★一新塾の講師のすべての皆様に感謝を込めて(1994年~2017年)
グッドモーニング仙川!プロジェクト代表
児島秀樹 『誰もが自分の街のキャスト(出演者)になれるまち』
「渋谷のラジオ」ファウンダー・チーフプロデューサー・「渋谷みつばちプロジェクト」代表
佐藤 勝 『市民・企業・行政が本音で協働できる情報プラットホーム「渋谷のラジオ」』
ペットシッター・ペットホテル「ニャンワンクラブ」代表
菊池信恵
『「るーぷる仙台」に手を振ろう~受容する街をめざして』
「旅宿 コットンクラブ」ペンション経営
早野慎哉
『地元、阿蘇の「阿蘇らしさ」を後世に残すために』
NPO法人atamista 代表理事・株式会社machimori 代表取締役
市来広一郎
『100年後も豊かな暮らしができる熱海をつくる』
合同会社VALN代表社員・NPO 法人ワップフィルム事務局長
菊地真紀子
『商店街を舞台にした、多様な人が集う居場所づくり』
株式会社たびえもん代表取締役
木舟周作
『旅育を提唱する「たびえもん」の挑戦
(株)くつろぎ宿代表取締役社長・(株)せせらぎ宿代表取締役社長
深田智之
『事業を再生させ、地域を再生させる!~会津東山温泉の三旅館の同時再生』
NPO法人マザーリンク・ジャパン代表
寝占理絵
『災地支援で知った「母子家庭の貧困」や「子どもの貧困」』
NPO法人大阪子どもの貧困アクショングループ(CPAD)代表
徳丸ゆき子
『子どもの貧困を解決するシングルマザー100人調査を起点に』
NPO法人病児保育を作る会代表理事
賀川祐二
『安心して預けられる病児保育を当たり前のサービスへ』
株式会社Culture Generation Japan 代表取締役
堀田卓哉
『日本文化の継承と世界への発信』
映画監督・執筆業
野田香里
『異なる価値観や違った文化が触れ合うことで、人は元気になる、社会は進化する』
(株)みやじ豚 代表・NPO法人農家のこせがれネットワーク代表理事
宮治勇輔
『一次産業を「かっこよくて、感動があって、稼げる」3K産業に』
株式会社MITU代表
佐藤好宣
『ソーシャル・ファームバレーせんだいプロジェクト』
一般社団法人happy choice 代表理事
白根邦子
『すべての人間の価値がお互いに認められる社会へ~障害者の施設製品を社会へ』
NPO法人両育わーるどファウンダー・feese運営責任者
重光喬之
『知的・発達障害児と関わる人がともに学び合う、「両育」のある社会へ』
オムソーリ・プロジェクト代表
齋藤 哲
『認知症から家族を守る、分かち合い社会の実現』
株式会社スタイリッシュハウス代表取締役
佐藤秀雄
『絶対やりたくないと思っていたことが生きるテーマに』
NPO法人 生き活き元気塾 代表理事・塾長
本多慶吉
『介護予防体操で、高齢社会に挑む』
生きがい訪問診療所 院長
木暮 裕
『自分で居場所や治療方針を選択できる医療』
株式会社ペイシェントフッド代表取締役
宿野部武志
『腎臓病・透析に関わるすべての人の幸せのために』
医療法人社団鉄祐会理事長
武藤真祐 『在宅医療の現場から高齢先進国モデルをつくる』
株式会社レアジョブ創設者
加藤智久
『世界中の人々が国境や言語の壁を越えて活躍できる社会』
NPO法人未来をつかむスタディーズ代表理事
河内智之
『誰もが自分らしく生きられる世の中へ』
うらやす子ども起業塾 運営委員長
峰松めぐみ
『うらやす子ども起業塾~失敗を恐れず Let's challenge』
谷町キッズポップフィルハーモニー楽団設立・応援団長
北原さとみ
『「谷町キッズポップフィルハーモニー楽団」立ち上げ』
La CLo 代表・NPO法人親育ネットワーク代表理事
黒田忠晃
『総合共育で夢や目標を持てる人を育みたい~仮説から確信へ』
千葉市長
熊谷俊人 「日本変革に向けて地方分権のモデルを千葉で創る」
宇部市長
久保田后子
「暮らして良し!働いて良し!わがまち創生チャレンジ!
山口県内で、初の女性市長」
上峰町長
武広勇平 「オンリーワンのモデルを目指す」
金沢市長
山野之義 「自立した市民が新しい金沢を拓く」
柏市長
秋山浩保 「主体的市民の輪を広げよう」
豊明市長
小浮正典 「壁のない豊明市を市民一丸で実現する」
枚方市長
伏見 隆 「未来への投資~ 20年後の枚方のために」
1 一新塾の根っこ力を育むプログラム
2 誰もが志を生きるマネジメント
3 一新塾を支えてくれる、志を生きる同志からのメッセージ
あとがき
プロフィール NPO法人一新塾 森嶋伸夫
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【一新塾のプログラム「政策提言」「社会起業」「市民活動」】
東京本科:
https://www.isshinjuku.com/curriculum/tokyo.html
大阪地域科: https://www.isshinjuku.com/curriculum/osaka_nagoya.html
名古屋地域科 : https://www.isshinjuku.com/curriculum/osaka_nagoya.html
仙台地域科: https://www.isshinjuku.com/curriculum/sendai.html
通信科:
https://www.isshinjuku.com/curriculum/content.html
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