(もくじ)
■塾生活動レポート
『産後うつゼロの社会の実現のために』
一新塾41期・43期東京本科 行本充子
■予約スタート!「一新塾体験セミナー&説明会」
◎東 京:3月9日(土),13日(水),16日(土),20日(水)ほか
◎大 阪:3月30日(土)他1日あり
◎名古屋:3月31日(日)他1日あり
◎仙 台:5月3日(金祝)この日のみ。
◎通 信:随時、お電話で個別説明します。
■一新塾本の最新刊ご紹介
『人生と社会を変える「根っこ力」
~政策提言・社会起業・市民活動』
書籍の内容と購入
https://www.isshinjuku.com/03bosu/b_issryku_book.html
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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。
今回は、一新塾41期・43期の行本充子さんのメッセージをお届けいたします。
現在、社会問題化している「産後うつ」。
ご自身も「産後二ヶ月、毎日泣きながら」の子育てをご経験された行本さんは、2013年に一般社団法人 乳幼児子育てサポート協会を設立され、産後のママの心に寄り添って活動を展開されてきました。
産後うつゼロの社会の実現に向けて、ネクストステージに挑もうと2017年11月に一新塾41期に入塾された行本さん。一新塾の仲間とともに市川市を現場にチーム活動に奮闘され、市長にも提言されました。
行本さんの志を生きる挑戦をお伝えさせていただきます。
現在、
男女問わず約10%の方が罹患すると言われている「産後うつ」。私は産後うつゼロの社会を目指し、一般社団法人を立ち上げ代表として活動をしています。
とは言っても、私たちの団体は医療従事者ではないので産後うつを治療する事はできません。
産後うつを”未然に防ぐ”ための活動を行っています。
なぜなら、産後うつは、虐待や少子化、離婚からの貧困へつながる大きな社会問題だからです。
どのように未然に防ぐのか…発症する原因は産後のホルモンバランスの乱れと言われていますが、私自身が1300名程度の母親を対象とし行った調査や、専門家とのディスカッションでは産後の孤独が大きく関わっていることが分かっています。
また、実際に産後に大きな孤独や子育てに対する不安、社会との断絶感を感じ、精神的に不安定になったことがある母親は約84%でした。
そこで、私たちは産後の母親が孤独を感じず、子育てに自信を持って取り組めるよう…
・専門の講師を育成
・講師による母子の居場所作り
・父親も巻き込んだイベントや子育て講座の開催
を行っております。
現在、私が代表を務める一般社団法人乳幼児子育てサポート協会が認定した講師は岩手県から宮崎県まで全国に約60名おり、それぞれが地元密着で頑張ってくれています。
私は41期生として、2017年11月に一新塾に入塾いたしました。私は当時、すでに全国に50名を超える講師もおり、外から見ると順調に協会運営をしていると感じる人も多かったです。
しかし、産後うつという社会問題の解決に向かうためには、自治体との連携が必須なのにも関わらず当協会は各自治体と連携が取れていませんでした。
また受講料のみで運営しているため、協会本体の運営が常に余裕がない状態でした。
そこでまず、政策提言など何か自治体と連携できる方法を模索したい!という思いで、たまたまFacebookの広告に上がってきた一新塾の説明会に参加したのです。説明会で、卒塾生の皆さんの実績、一新塾で大切にしている「志を生きる!」ということに大きく共感し、入塾しました。
入塾後は、一新塾の仲間を得てチームプロジェクトが立ち上がりました。そして、自分のチャレンジする現場の絞り込みにおいては、まず私の現在の居住地である千葉県市川市で活動をすることに決めました。
決めました…と言いましたが、実は、チーム活動中、何度も何度も、市川市で活動をすることに「疑問」を感じ、何度も森嶋さんに相談をさせていただきました。
なぜなら私自身が市川市に住んで日が浅いこと、すでに協会の認定講師が全国にいるのでそちらで活動をしたほうが早道なのではないかと感じたからです。
しかし、この疑問は私の「初挑戦に対する恐怖心」でした。
小心者の私は何度も「絶対に失敗できないとの思い」に引っ張られましたが、そのたびに森嶋さんとの対話の中で「産後うつゼロの社会を作る!」という志の道に戻していただきました。
結果、一新塾41期の1年間のうちに、市川市長と直接面談をする機会を得て、「子育てに関する情報発信」について提言させていただくことができました。
具体的には、市川市では、せっかく子育て支援が充実しているにもかかわらず、それが利用者に届いていない、 利用者が本当に知りたい情報が、自治体から発信されていないという現状を伝え、具体的にどういった内容をどのように発信すると利用者へ伝わりやすいかを、母親の声の代弁者として、市長へお伝えいたしました。
こうした機会を得た背景には、一新塾卒塾生で同じ地域に住む方にご協力をいただけたことがとても大きかったです。
一新塾41期として在籍中に、
・上毛新聞 10月31日 『子育て学び夫婦円満』
・岩手日報 2018年10月25日『目指せ産後うつゼロ』
・下野新聞 2018年9月30日『気持ちに余裕を』
・山形新聞 2018年9月4日『産後うつゼロへ 頑張るママに寄り添う』
・ケーブルメディア四国 子育て応援番組 イクコミ! 2018年8月『親子で防災に取り組もう』
・NHK鳥取放送局 いろ・どり 2018年7月30日『ママに寄り添う夜泣き保険』
・朝日新聞デジタル 2018年4月27日『産後うつ、どう防ぐ、先輩ママ「頑張りすぎないで」』
・朝日新聞朝刊 山形版 2018年4月23日『産後うつ 先輩ママがアドバイス』
など、多数のメディアで当協会の活動を紹介いただきました。
例えば、昨年7月の「NHK鳥取放送局 いろ・どり」では、当協会が実施したアンケート結果をもとに、子育ての現状、夜泣き保険の紹介をしていただきました。
私は様々な挫折があっても「今の仕事が天命だ!!!」と言い切れます。なぜ、何度もエゴに引っ張られても、挫折を経験しても志の人生に戻ってこれるのか…。
ここで少しだけ、私の今までの人生について書かせてください。
私は今、シングルマザーとして小学校二年生の息子と生活をしています。幼少期から思春期、私は常に家族の目を意識し、また家族の中で1人だけ価値観が違うことに非常に苦しんでいました。
超優秀で理系の両親と姉でしたが、私は大学中退をしアパレル関係で働きました。
なにか一つのことに熱中することもない
とりあえず、その場が上手く収まればいい
困ったことがあっても、誰にも相談しない
主体性を持って行動することはない
そんな人間だった私が、出産を期に大きく変わります。
元夫の仕事の関係で、初めて住む土地で、友人知人は誰もいない、
夫は仕事でほぼ家にいない…そんな超孤独な状態で子育てが始まりました。
産後二ヶ月ころ毎日泣きながら子育てをし「このままだと、私虐待するな…」と感じました。このままではまずい!と感じた私は、必死に子供と出かけられる場所を探し始めました。
そして、とあるイベントを見つけ参加したところ、一生の付き合いになるであろうママ友と子育ての専門家の方と出会うことができたのです。そこから私の子育てはどんどん楽しくなり、行動範囲も広がっていきます。
少し落ち着いてきた生後7ヶ月ころ
「私も、私が救われたようにママたちの居場所を作りたい!」
と強く感じ、自宅の一室でベビーマッサージ教室を始めました。
そこから、少しずつ活動が大きくなり一般社団法人乳幼児子育てサポート協会を立ち上げ、現在に至ります。
正直いうと、ラクな人生ではなかったです。
でも出産を期に、母子支援を始めてからは、本当に人生が楽しく過去の経験がすべて今の活動の役に立っている…パパっとすべてのパズルのピースがハマった感覚です。
この感覚に気がつけたのは一新塾に入って、6つの箱のワークを何度もし、過去の棚卸しをしたからです。
ですので、どんなことがあっても今の仕事…産後うつゼロの社会を作ることは私の天命だ!といい切ることができます。
現在は、
◎市川市での自治体や専門家を巻き込んだシンポジウムの開催
◎協会の経営基盤を盤石なものにするために、企業との連携
◎産前からの継続した支援とのための産婦人科との連携
に向けて動いています。
シンポジウムに関しては市川市での実績ができたら、協会の認定講師のいる自治体での横展開をしてゆきたいと思っています。
一新塾で出会った同期のメンバーの活躍を見たり、実際にサポートしてもらったり、情報交換をしたり…。本当にありがた素敵な刺激をいただきながら、前に進んでいます。
一新塾に出会ってから、弱い自分を心から受け止め、その上で前に進む強さを身につけることができました。
これからも志をしっかりと見つめ、産後うつゼロの社会の実現のために突っ走ります!
一新塾第44期は、2019年5月開講です。
「一新塾 体験セミナー&説明会」は2019年3月より始まります。
今、時代が求めるのは、「根っこでつながる力」。
志を軸に、仲間と真の協働を果たすことができるか。
「社会起業」「市民活動」「政策提言」で未来創造に挑んでみませんか?そのヒントが一新塾体験セミナー&説明会で学べます。
ぜひ、ご参加ください。
●なぜ一新塾で学ぶと人生と社会が変わるのか?
●志を生きるロールモデルの30人の講師
●ゼロベースでビジョンを描くには?
●仲間と協働し、現場主義を生きる方法
●20世紀リーダーと21世紀リーダーの違い
●「社会起業」「政策提言」「市民活動」で社会を変える方法論
●志のコミュニティから生まれたOBOGのプロジェクト紹介!
講 師:森嶋伸夫(一新塾代表理事・事務局長)
テーマ:「人生と社会を変える“根っこ力”!」
参加費:無料
「一新塾体験セミナー&説明会」日程
◎東 京:3月9日(土),13日(水),16日(土),20日(水)ほか
◎大 阪:3月30日(土)他1日あり
◎名古屋:3月31日(日)他1日あり
◎仙 台:5月3日(金祝)この日のみ。
◎通 信:随時、お電話で個別説明します。
また、一新塾Facebookページ・twitterでも、日々、メッセージを発信しておりますのでご覧いただければ嬉しいです。
Facebook: http://www.facebook.com/isshinjuku
twitter : https://twitter.com/npo_isshinjuku
一新塾の知恵を書籍として出版いたしました。
「誰もが志を生きるガイドブック」です。
本書では、新しい時代を拓く鍵である『根っこ力』に迫ります。
自らの「根っこ」に根差して、社会創造に挑んでいったときに、何が起こるのか。
社会変革者の先駆者の実践が、次に続く方にどのように伝承され、人生にどのような化学変化が起こり、どのような社会変革の行動が生まれてきたのか。
あらゆるバックグラウンドの一人ひとりが、市民として志を生きるチャレンジに挑んだ実践例を通じて、その計り知れない可能性を感じていただきたいと思います 。
時代の転換点、これまでの敷かれたレールは崩れ、社会のあり方も人間の生き方も問われ直すこのタイミングで、この本によって、あなたも志を生きる挑戦に一歩踏み出していただきたいと思います。
こちらからご購入いただけます。
(1)アマゾン
https://www.amazon.co.jp/dp/4863591306/
(2)一藝社
http://www.ichigeisha.co.jp/
(3)一新塾
http://www.isshinjuku.com/03bosu/b_issryku_book.html
【目次】
はじめに
1 伝承される市民の知恵
2 志を育む場はこうして生まれた!
3 すべての人が志を生きるための道
元三重県知事・早稲田大学マニフェスト研究所顧問
北川正恭 「生活者起点で一点突破、全面展開」
(株)日本総合研究所 調査部 主席研究員
藻谷浩介 「里山資本主義で描く日本の未来」
NPO法人アサザ基金代表理事
飯島 博
「霞ヶ浦再生に向けて28万人の市民が参加したアサザ・プロジェクト」
非電化工房主宰・日本大学工学部教授
藤村靖之 「地方でいいことで愉しく稼ぐローカルアントレプレナー」
評論家・JET日本語学校 名誉理事長
金 美齢 「日本と台湾の懸け橋でありたい」
社会活動家・法政大学現代福祉学部教授
湯浅 誠 「貧困の現場から見える日本社会」
NPO法人自殺対策支援センターライフリンク代表
清水康之「誰も自殺に追い込まれることのない社会」
元三鷹市立第四小学校長・元三鷹市教育長・東京家政大学特任教授
貝ノ瀬滋 「地域と学校をつなぐ、コミュニティ・スクール」
一新塾理事・山梨県立大学名誉教授
前澤哲爾 「日本にフィルム・コミッションをつくる」
★一新塾の講師のすべての皆様に感謝を込めて(1994年~2017年)
グッドモーニング仙川!プロジェクト代表
児島秀樹 『誰もが自分の街のキャスト(出演者)になれるまち』
「渋谷のラジオ」ファウンダー・チーフプロデューサー・「渋谷みつばちプロジェクト」代表
佐藤 勝 『市民・企業・行政が本音で協働できる情報プラットホーム「渋谷のラジオ」』
ペットシッター・ペットホテル「ニャンワンクラブ」代表
菊池信恵
『「るーぷる仙台」に手を振ろう~受容する街をめざして』
「旅宿 コットンクラブ」ペンション経営
早野慎哉
『地元、阿蘇の「阿蘇らしさ」を後世に残すために』
NPO法人atamista 代表理事・株式会社machimori 代表取締役
市来広一郎
『100年後も豊かな暮らしができる熱海をつくる』
合同会社VALN代表社員・NPO 法人ワップフィルム事務局長
菊地真紀子
『商店街を舞台にした、多様な人が集う居場所づくり』
株式会社たびえもん代表取締役
木舟周作
『旅育を提唱する「たびえもん」の挑戦
(株)くつろぎ宿代表取締役社長・(株)せせらぎ宿代表取締役社長
深田智之
『事業を再生させ、地域を再生させる!~会津東山温泉の三旅館の同時再生』
NPO法人マザーリンク・ジャパン代表
寝占理絵
『災地支援で知った「母子家庭の貧困」や「子どもの貧困」』
NPO法人大阪子どもの貧困アクショングループ(CPAD)代表
徳丸ゆき子
『子どもの貧困を解決するシングルマザー100人調査を起点に』
NPO法人病児保育を作る会代表理事
賀川祐二
『安心して預けられる病児保育を当たり前のサービスへ』
株式会社Culture Generation Japan 代表取締役
堀田卓哉
『日本文化の継承と世界への発信』
映画監督・執筆業
野田香里
『異なる価値観や違った文化が触れ合うことで、人は元気になる、社会は進化する』
(株)みやじ豚 代表・NPO法人農家のこせがれネットワーク代表理事
宮治勇輔
『一次産業を「かっこよくて、感動があって、稼げる」3K産業に』
株式会社MITU代表
佐藤好宣
『ソーシャル・ファームバレーせんだいプロジェクト』
一般社団法人happy choice 代表理事
白根邦子
『すべての人間の価値がお互いに認められる社会へ~障害者の施設製品を社会へ』
NPO法人両育わーるどファウンダー・feese運営責任者
重光喬之
『知的・発達障害児と関わる人がともに学び合う、「両育」のある社会へ』
オムソーリ・プロジェクト代表
齋藤 哲
『認知症から家族を守る、分かち合い社会の実現』
株式会社スタイリッシュハウス代表取締役
佐藤秀雄
『絶対やりたくないと思っていたことが生きるテーマに』
NPO法人 生き活き元気塾 代表理事・塾長
本多慶吉
『介護予防体操で、高齢社会に挑む』
生きがい訪問診療所 院長
木暮 裕
『自分で居場所や治療方針を選択できる医療』
株式会社ペイシェントフッド代表取締役
宿野部武志
『腎臓病・透析に関わるすべての人の幸せのために』
医療法人社団鉄祐会理事長
武藤真祐 『在宅医療の現場から高齢先進国モデルをつくる』
株式会社レアジョブ創設者
加藤智久
『世界中の人々が国境や言語の壁を越えて活躍できる社会』
NPO法人未来をつかむスタディーズ代表理事
河内智之
『誰もが自分らしく生きられる世の中へ』
うらやす子ども起業塾 運営委員長
峰松めぐみ
『うらやす子ども起業塾~失敗を恐れず Let's challenge』
谷町キッズポップフィルハーモニー楽団設立・応援団長
北原さとみ
『「谷町キッズポップフィルハーモニー楽団」立ち上げ』
La CLo 代表・NPO法人親育ネットワーク代表理事
黒田忠晃
『総合共育で夢や目標を持てる人を育みたい~仮説から確信へ』
千葉市長
熊谷俊人 「日本変革に向けて地方分権のモデルを千葉で創る」
宇部市長
久保田后子
「暮らして良し!働いて良し!わがまち創生チャレンジ!
山口県内で、初の女性市長」
上峰町長
武広勇平 「オンリーワンのモデルを目指す」
金沢市長
山野之義 「自立した市民が新しい金沢を拓く」
柏市長
秋山浩保 「主体的市民の輪を広げよう」
豊明市長
小浮正典 「壁のない豊明市を市民一丸で実現する」
枚方市長
伏見 隆 「未来への投資~ 20年後の枚方のために」
1 一新塾の根っこ力を育むプログラム
2 誰もが志を生きるマネジメント
3 一新塾を支えてくれる、志を生きる同志からのメッセージ
あとがき
プロフィール NPO法人一新塾 森嶋伸夫
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【一新塾のプログラム「政策提言」「社会起業」「市民活動」】
東京本科:
https://www.isshinjuku.com/curriculum/tokyo.html
大阪地域科: https://www.isshinjuku.com/curriculum/osaka_nagoya.html
名古屋地域科 : https://www.isshinjuku.com/curriculum/osaka_nagoya.html
仙台地域科: https://www.isshinjuku.com/curriculum/sendai.html
通信科:
https://www.isshinjuku.com/curriculum/content.html
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