ご購入→https://www.amazon.co.jp/dp/4863591306
================================
メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。
今回は、豊中市議会議員として志を邁進されている三藤雅道さんのメッセージをお届けいたします。
三藤さんは、2004年11月、消防士としてご活躍の時に一新塾第15期東京本科に入塾。仲間とチーム活動に取りくまれ、卒塾後は、会津若松へ移り住み一新塾OBの旅館の事業再生に挑む深田智之さんの下での奮闘など、チャレンジを積み上げました。
現在、「現場から政治を変えていこう」との三藤さんの志を生きる挑戦をお伝えさせていただきます。
「すべての子供たちに生きる力と質の高い教育を、そして次代の日本社会を担う人づくりを人生をかけてやる」。
そんな想いを抱いて地元豊中市の市議会議員として活動させていただいています。
そして、私の志は一新塾との出会いがあってこそ磨かれました。
少年期、船長であった祖父の背中に憧れていつか海外へ出てみたい、また、画一的な日本の公教育に馴染めず自由の国アメリカに行きたいと願うようになります。そして、運よく大学で米国留学する機会を得て2年間学ぶことができたことは大きな人生の転機となりました。海外留学生たちの様々な価値観や祖国や家族への強烈な想いや誇りに触れ、自分の国や故郷、家族、そして自分自身のことすら全く知らないことに気づかされます。
また、留学中に阪神淡路大震災が起こり、何もできなかったという自責の念もあってか、自然と自分が日本人であるというアイデンティティが芽生え、日本のことや自分自身のことを知りたい、社会に貢献したいという気持ちが生まれました。
帰国後、カンボジアに学校を建設するNGO活動に参画し、貧困下にある子供たちがボロボロの校舎で無邪気な瞳と屈託のない笑顔で学ぶ姿を見て、「きっとこの子たちがこの国を創っていくんだ」と教育・人づくりこそ国造りの根本であり希望であると実感。
今の日本の青少年たちが同じ感覚を持てないのはなぜか。自分が当時そう感じたように、日本の画一的で個性や才能をダメにし、生きる力も教えてこなかった教育制度や夢や希望すら抱けない社会システムに問題があるのではないか。
そんな問題意識から、政治について学びたいと国会議員事務所に飛び込みでインターンをさせてもらったり、教育の現場を知りたいと塾講師の仕事もしました。
しかし、就職活動時、何がやりたいかがまだ見えず、悩んでいた際に911同時多発テロ事件が発生し、その光景を見て、阪神淡路大震災での悔しさを思い出し、直感的に消防士になると心に決め、運よくその願いは叶えられました。
池袋という現場で垣間見たのは、普段光の当たらないところで苦しむ人々、特に、青少年たちの苦しんでいる姿でした。公教育で生きる力を教えてこなかった結果が彼らの姿なのか。彼らを救うにはどうすればよいのか。やはり政治でしか変えられないのか。悩んでいたその時に、一新塾の門を叩いたのです。
一新塾では、仲間たちと「生きる力」を教える場としてビル街にあるお寺とコラボして寺子屋をつくるプロジェクトを進めました。結果的にうまくいかなかったのですが、そこでの経験や多くの仲間たちと出会えたことは大きな財産となります。その後、職場で昇任して現場から遠ざかることになり、それを契機に消防を退職して現場から政治を変えていこうと一念発起、地元大阪に戻ります。
しかし、人生はそんなに甘くなく、肝心の選挙は無所属で挑戦するもあえなく惨敗。
とはいえ、次回の選挙までの4年間は挑戦の時期だと考えて、ぜひ民間企業の第一線でスキルアップしたいと一新塾OBで会津若松においてハコモノ再生に取り組んでおられた深田智之さんのもとで一年間働かせていただくことになり、観光や地域活性化事業にも取り組むことができました。
三つの中小旅館を同時に再生するという前代未聞の試みの中、一つのミスが会社の命運を握るという毎日で、ぎりぎりの緊張感を持ったプロフェッショナルな仕事を要求され、自分の甘さを思い知らされましたが、そこでの経験は真剣勝負の場でしか体験できないかけがえのない学びとなりました。
ただ、帰阪後の2回目の選挙も31票差の次点で落選。それでもめげず、国会議員秘書をさせていただくも総選挙で落選、事務所も解散。そこで、政治はもう断念して友人と塾を一緒にやることに。教育でこれからの世代のために貢献できるかもしれない。そんな想いで複雑な家庭環境にある子供たちのためにと日々を過ごしていたある日。
「先生、このまま生きてていいことあるの?」
小3の女の子に言われた言葉が政治から逃げてしまった自分の胸に鋭く突き刺さりました。
なぜかカンボジアの子供たちのあの笑顔を思い出され、豊かな社会であっても子供たちがこんなに苦しんでいる社会はおかしい。その子の言葉が背中を押してくれたのか、もう一度だけ挑戦してみようと再起を誓い三度目の正直で何とか当選を果たすことができました。
そこからは本当に水を得た魚、まさに一新塾OBの本領発揮です。まだまだ志を遂げる第一歩ですが、昨年は無料塾を起ち上げ、今年は神社で念願の寺子屋事業を試行予定。さらに、積極的に大学生インターンプログラムを推進し、党派や地域を超えて仲間たちと次世代リーダーの育成にも努めています。また、一新塾をはじめこれまで培ってきた経験が、地域活性化、観光まちづくり、広域連携などの政策実現に向けても存分に活かされてきました。
あきらめずによかった。志は自分を裏切らない。今では本当にそう思います。
一新塾では、社会を変えたい!という想いの下、切磋琢磨していく過程でその人にしか経験できない学びと気づきがあります。本気だからこそ学びは価値あるものとなります。私の場合は、いつか教育から社会を変えたいという漠然とした想いがあり、そこに向かってアクションを起こし現場に飛び込んできたからこそ今すべてが繋がっているのだと思います。
皆さんもぜひ勇気をもって一歩前に進んでみませんか。
---------------------------------------------
「一新塾 体験セミナー&説明会」開催予定。
◎東 京:3月31日(土)~主に水曜・土曜
◎大 阪:3月24日(土)、4月28日(土)
◎名古屋:3月25日(日)、4月29日(土)
◎仙 台:5月3日(木祝)
◎通 信:随時、お電話で個別説明します。
このたび、新しい一新塾本を出版いたしました。
「誰もが志を生きるガイドブック」です。
本書では、新しい時代を拓く鍵である『根っこ力』に迫ります。
自らの「根っこ」に根差して、社会創造に挑んでいったときに、何が起こるのか。
社会変革者の先駆者の実践が、次に続く方にどのように伝承され、人生にどのような化学変化が起こり、どのような社会変革の行動が生まれてきたのか。
あらゆるバックグラウンドの一人ひとりが、市民として志を生きるチャレンジに挑んだ実践例を通じて、その計り知れない可能性を感じていただきたいと思います 。
時代の転換点、これまでの敷かれたレールは崩れ、社会のあり方も人間の生き方も問われ直すこのタイミングで、この本によって、あなたも志を生きる挑戦に一歩踏み出していただきたいと思います。
こちらからご購入いただけます。
(1)アマゾン
https://www.amazon.co.jp/dp/4863591306/
(2)一藝社
http://www.ichigeisha.co.jp/
(3)一新塾
http://www.isshinjuku.com/03bosu/b_issryku_book.html
【目次】
はじめに
1 伝承される市民の知恵
2 志を育む場はこうして生まれた!
3 すべての人が志を生きるための道
元三重県知事・早稲田大学マニフェスト研究所顧問
北川正恭 「生活者起点で一点突破、全面展開」
(株)日本総合研究所 調査部 主席研究員
藻谷浩介 「里山資本主義で描く日本の未来」
NPO法人アサザ基金代表理事
飯島 博
「霞ヶ浦再生に向けて28万人の市民が参加したアサザ・プロジェクト」
非電化工房主宰・日本大学工学部教授
藤村靖之 「地方でいいことで愉しく稼ぐローカルアントレプレナー」
評論家・JET日本語学校 名誉理事長
金 美齢 「日本と台湾の懸け橋でありたい」
社会活動家・法政大学現代福祉学部教授
湯浅 誠 「貧困の現場から見える日本社会」
NPO法人自殺対策支援センターライフリンク代表
清水康之「誰も自殺に追い込まれることのない社会」
元三鷹市立第四小学校長・元三鷹市教育長・東京家政大学特任教授
貝ノ瀬滋 「地域と学校をつなぐ、コミュニティ・スクール」
一新塾理事・山梨県立大学名誉教授
前澤哲爾 「日本にフィルム・コミッションをつくる」
★一新塾の講師のすべての皆様に感謝を込めて(1994年~2017年)
グッドモーニング仙川!プロジェクト代表
児島秀樹 『誰もが自分の街のキャスト(出演者)になれるまち』
「渋谷のラジオ」ファウンダー・チーフプロデューサー・「渋谷みつばちプロジェクト」代表
佐藤 勝 『市民・企業・行政が本音で協働できる情報プラットホーム「渋谷のラジオ」』
ペットシッター・ペットホテル「ニャンワンクラブ」代表
菊池信恵
『「るーぷる仙台」に手を振ろう~受容する街をめざして』
「旅宿 コットンクラブ」ペンション経営
早野慎哉
『地元、阿蘇の「阿蘇らしさ」を後世に残すために』
NPO法人atamista 代表理事・株式会社machimori 代表取締役
市来広一郎
『100年後も豊かな暮らしができる熱海をつくる』
合同会社VALN代表社員・NPO 法人ワップフィルム事務局長
菊地真紀子
『商店街を舞台にした、多様な人が集う居場所づくり』
株式会社たびえもん代表取締役
木舟周作
『旅育を提唱する「たびえもん」の挑戦
(株)くつろぎ宿代表取締役社長・(株)せせらぎ宿代表取締役社長
深田智之
『事業を再生させ、地域を再生させる!~会津東山温泉の三旅館の同時再生』
NPO法人マザーリンク・ジャパン代表
寝占理絵
『災地支援で知った「母子家庭の貧困」や「子どもの貧困」』
NPO法人大阪子どもの貧困アクショングループ(CPAD)代表
徳丸ゆき子
『子どもの貧困を解決するシングルマザー100人調査を起点に』
NPO法人病児保育を作る会代表理事
賀川祐二
『安心して預けられる病児保育を当たり前のサービスへ』
株式会社Culture Generation Japan 代表取締役
堀田卓哉
『日本文化の継承と世界への発信』
映画監督・執筆業
野田香里
『異なる価値観や違った文化が触れ合うことで、人は元気になる、社会は進化する』
(株)みやじ豚 代表・NPO法人農家のこせがれネットワーク代表理事
宮治勇輔
『一次産業を「かっこよくて、感動があって、稼げる」3K産業に』
株式会社MITU代表
佐藤好宣
『ソーシャル・ファームバレーせんだいプロジェクト』
一般社団法人happy choice 代表理事
白根邦子
『すべての人間の価値がお互いに認められる社会へ~障害者の施設製品を社会へ』
NPO法人両育わーるどファウンダー・feese運営責任者
重光喬之
『知的・発達障害児と関わる人がともに学び合う、「両育」のある社会へ』
オムソーリ・プロジェクト代表
齋藤 哲
『認知症から家族を守る、分かち合い社会の実現』
株式会社スタイリッシュハウス代表取締役
佐藤秀雄
『絶対やりたくないと思っていたことが生きるテーマに』
NPO法人 生き活き元気塾 代表理事・塾長
本多慶吉
『介護予防体操で、高齢社会に挑む』
生きがい訪問診療所 院長
木暮 裕
『自分で居場所や治療方針を選択できる医療』
株式会社ペイシェントフッド代表取締役
宿野部武志
『腎臓病・透析に関わるすべての人の幸せのために』
医療法人社団鉄祐会理事長
武藤真祐 『在宅医療の現場から高齢先進国モデルをつくる』
株式会社レアジョブ創設者
加藤智久
『世界中の人々が国境や言語の壁を越えて活躍できる社会』
NPO法人未来をつかむスタディーズ代表理事
河内智之
『誰もが自分らしく生きられる世の中へ』
うらやす子ども起業塾 運営委員長
峰松めぐみ
『うらやす子ども起業塾~失敗を恐れず Let's challenge』
谷町キッズポップフィルハーモニー楽団設立・応援団長
北原さとみ
『「谷町キッズポップフィルハーモニー楽団」立ち上げ』
La CLo 代表・NPO法人親育ネットワーク代表理事
黒田忠晃
『総合共育で夢や目標を持てる人を育みたい~仮説から確信へ』
千葉市長
熊谷俊人 「日本変革に向けて地方分権のモデルを千葉で創る」
宇部市長
久保田后子
「暮らして良し!働いて良し!わがまち創生チャレンジ!
山口県内で、初の女性市長」
上峰町長
武広勇平 「オンリーワンのモデルを目指す」
金沢市長
山野之義 「自立した市民が新しい金沢を拓く」
柏市長
秋山浩保 「主体的市民の輪を広げよう」
豊明市長
小浮正典 「壁のない豊明市を市民一丸で実現する」
枚方市長
伏見 隆 「未来への投資~ 20年後の枚方のために」
1 一新塾の根っこ力を育むプログラム
2 誰もが志を生きるマネジメント
3 一新塾を支えてくれる、志を生きる同志からのメッセージ
あとがき
プロフィール NPO法人一新塾 森嶋伸夫
***********************************************
【一新塾のプログラム「政策提言」「社会起業」「市民活動」】
東京本科:
http://www.isshinjuku.com/curriculum/tokyo.html
大阪地域科: http://www.isshinjuku.com/curriculum/osaka_nagoya.html
名古屋地域科 : http://www.isshinjuku.com/curriculum/osaka_nagoya.html
仙台地域科: http://www.isshinjuku.com/curriculum/sendai.html
通信科:
http://www.isshinjuku.com/curriculum/content.html
一新塾Facebookページ・twitterでも、日々、メッセージを発信しています。是非ごらんください。
●一新塾Facebook:http://www.facebook.com/isshinjuku
●一新塾twitter : https://twitter.com/npo_isshinjuku