<東京・大阪・名古屋・仙台・通信>
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 一新塾ニュース ~今のニッポンを変えろ!
 【 673号 】 発行日:2018年1月30日
   http://www.isshinjuku.com/
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(もくじ)
■塾生活動レポート
『癒しと医療を繋げる薬局セラピープロジェクト』
     一新塾第39期 名古屋地域科 藤川佐智子

■予約受付中「一新塾体験セミナー&説明会」
◎東 京:3月31日(土)~主に水曜・土曜
◎大 阪:3月24日(土)、4月28日(土)
◎名古屋:3月25日(日)、4月29日(日)
◎仙 台:5月3日(木祝)
◎通 信:随時、お電話で個別説明します。

体験セミナー&説明会 お申込み

■一新塾の新刊!志の一歩を踏み出す方へ。
『人生と社会を変える「根っこ力」
   政策提言・社会起業・市民活動』

 ご購入→https://www.amazon.co.jp/dp/4863591306

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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。

今回は、2017年11月に一新塾第39期名古屋地域科を卒塾された藤川佐智子さんのメッセージをお届けいただきます。

藤川さんは、これまでセラピストとしてご活躍されてきました。
現代社会では、ストレスフルな対人関係に心の病にかかる人が増えています。そんな中、自分や家族の心に不安を覚えた時、初動の選択肢に「病院か薬」の二つだけというのは余りにも少なすぎないか?との疑問を抱かれます。そして『癒しと医療を繋げる薬局セラピープロジェクト』に挑戦されました。

藤川さんの志を生きる挑戦をお伝えさせていただきます。

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『癒しと医療を繋げる
 薬局セラピープロジェクト』
   一新塾第39期 名古屋地域科 藤川佐智子

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●心が痛んだ時の選択肢は「病院と薬だけ!?」

 21世紀は「心の時代」と言われています。物質・競争の時代から心の豊かさや共生・共創の時代に変化しています。しかし現実には、連日、心を痛めるようなニュースが流れ無い日はなく、社会では様々な環境の中で、ストレスフルな対人関係に心の病にかかる人が増え、平成26年における精神疾患の患者数は、392.4万人と400万人に迫る勢いです。

 メンタルヘルス(心を健康に保つこと)が、地域や社会の成長を考える上でも、ますます重要になってきています。

 ですが、実際には、一般の人が大切な自分や家族の心に不安を覚えた時、初動の選択肢に「病院か薬」の二つだけというのは余りにも少なすぎないか?また「心が痛む」と言うことに偏見を持つ風潮があるのではないか?と思ったのが活動を始めるきっかけです。

●「癒しと医療を繋ぐこと」で日本の心は救うことが出来る!

 そこで、私が立ち上げた「癒しと医療を繋げる薬局セラピープロジェクト」。
掲げた社会ビジョンは、「心が痛んだ時の第三の選択肢に癒し(セラピー)」を取り入れ「心が痛むということへの社会の偏見」を変えて日本の心を救うことです。

 その為にやるべきことは「癒し」と「医療」という一見矛盾する所を繋ぐことで解決するのではないか?と考えています。そしてその繋ぐ場となるのが、コンビニより多く、地域の方が気軽に専門家と出会え、相談出来て信頼もある「薬局」としたのが、この活動の大きな特徴です。

●当事者となっての気付き

 私は10年以上をカラーセラピストとして、また5年前からは「俳句をセラピー」と捉えた切り口で「俳句セラピスト」として活動をしています。

 そんな中、来年20歳を迎える娘が、4年前の高校一年の夏に学校に行けなくなりました。中学校の時から友人との関係で、自らを傷付ける行為なども行っていましたが、3年間を頑張って登校し、その頑張りが越えてしまったのかもしれません。結局、高校を中退することになりました。

 そして娘の希望もあり、心療内科に通うことになりました。心療内科の初日。私の中で衝撃的なことが起きました。病院の扉を開ける時「誰か見てないか?」と周りを気にする私がいたのです。まさに私自身が「心が痛むということに偏見を持つ人」だったことに気付きました。ショックでした。

●セラピストだったからこそ

 ショックではありましたが、別の感情として、心療内科の待合室にいる患者さんや家族の方の表情があまりにも暗く胸が痛み、セラピストの私は「何か出来ないか?」と思いながら通い続けていました。

 娘の心療内科での受診が半年を過ぎた頃、医師のカウンセリングを受けている娘の背中を見て「そろそろセラピーの出番じゃないか?」と思ったのです。私はセラピスト業界にいたので、幾つかの対処法に明るかったのと、知り合いにもセラピストがいたので、そう思ったのだと思います。

 悶々とした数か月を過ごしていたところへ「薬を減らす活動をしている薬剤師」の友人と話をする機会が訪れ、相談していくうちに「癒しと医療を繋ぐNPO」を立ち上げることになりました。そしてそのNPOでの活動を骨のあるものにしたい!と思っていた時に一新塾に出逢いました。

●一新塾での学び…

 一新塾での学びは、NPOを骨太にしたい私にとって「楽しくて仕方がない場」でした。

 最初の半年は自分の中では「振り返り時間」としていました。
NPOの立ち上げは割とスムーズに行き、仲間との関係は良好。でもそれがなぜ上手く行ったのか?
その答え合わせが一新塾の学びの中にあり、自信を確信に出来たお陰で「癒しと医療を繋げる活動」を本格的に動かす力を得ました。

 また「癒しと医療を繋ぐ、しかも薬局で」と言う、ある種、突拍子もない活動を「いかに理解して頂くか?」と言うプレゼンの場に一新塾の仲間のフィードバックはありがたかったです。
おかげで入塾して半年後に「薬局セラピー」をスタートすることが出来ました。

●「薬局セラピー」「薬局新聞」、そして、今後の展開

 「薬局セラピー」を関東の1つの薬局でスタートして半年が過ぎ、今後の展開として、考えているのは「薬局セラピー」の場を増やすことプラス「薬局新聞」です。

 セラピストが薬局にお邪魔して「施術」や「心と身体の講座」「薬剤師と地域の方を繋ぐ」というスタイルはそのまま継続しつつ、あまりスペースの取れない薬局や、いきなりセラピーは敷居が高いと感じている地域の方に向けて、心の健康情報をお伝えする「新聞」を薬局で掲示して頂く。また、薬剤師さんに癒しの情報をお届けする「ニュースレター的」な感じでの「薬局新聞」に力を入れたいと思っています。

 薬剤師さんが薬局でお薬を渡す時、食事のことに触れるように、暮らしに「色を取り入れる(カラーセラピー)のことや香り(アロマセラピー)を取り入れることなどをお伝え出来れば、薬局を利用される方に「薬以外の選択肢」をお届けすることが出来ると考えています。

 実際、昨年末にこの提案に賛同頂いた企業様が営む系列の薬局様に「薬局新聞」第一弾として「暮らしの癒学(いがく)」をお届けすることが出来ました。

「薬局セラピー」「薬局新聞」のほかに、

◎一般の方向けの「医師や薬剤師とセラピスト」でのコラボイベントやシンポジウムの規模や回数の増加
◎執筆による情報発信
(コミュニティーペーパー、小冊子では発信中)
◎薬局だけじゃなく病院などの医療機関での癒しのサロンイベント
◎心と身体の専門家で作成した小冊子
「はじめてのセラピーハンドブック」を産婦人科に届ける活動

など、全国展開を視野に入れて活動をしていきたいと思います。

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「一新塾 体験セミナー&説明会」開催予定。
◎東 京:3月31日(土)~主に水曜・土曜
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◎仙 台:5月3日(木祝)
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 一新塾本の新刊
 『人生と社会を変える「根っこ力」
    政策提言・社会起業・市民活動』

  45人の志を生きる人生と社会変革事例
メルマガメルマガ

このたび、新しい一新塾本を出版いたしました。
「誰もが志を生きるガイドブック」です。

本書では、新しい時代を拓く鍵である『根っこ力』に迫ります。
自らの「根っこ」に根差して、社会創造に挑んでいったときに、何が起こるのか。

社会変革者の先駆者の実践が、次に続く方にどのように伝承され、人生にどのような化学変化が起こり、どのような社会変革の行動が生まれてきたのか。

あらゆるバックグラウンドの一人ひとりが、市民として志を生きるチャレンジに挑んだ実践例を通じて、その計り知れない可能性を感じていただきたいと思います 。

時代の転換点、これまでの敷かれたレールは崩れ、社会のあり方も人間の生き方も問われ直すこのタイミングで、この本によって、あなたも志を生きる挑戦に一歩踏み出していただきたいと思います。

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『人生と社会を変える「根っこ力」
政策提言・社会起業・市民活動』 (一藝社)

       NPO法人一新塾/森嶋伸夫 (編著)
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こちらからご購入いただけます。

(1)アマゾン 
https://www.amazon.co.jp/dp/4863591306/

(2)一藝社 
http://www.ichigeisha.co.jp/

(3)一新塾 
http://www.isshinjuku.com/03bosu/b_issryku_book.html

【目次】

はじめに

■第1章 志を生きる方程式
 一新塾代表理事・事務局長 森嶋伸夫

1 伝承される市民の知恵  
2 志を育む場はこうして生まれた!  
3 すべての人が志を生きるための道  

■第2章 志を生きるロールモデル 講師陣

一新塾代表理事・環境総合研究所顧問・東京都市大学名誉教授
青山貞一  
「ミッション、パッション、アクション、『闘うシンクタンク』」  

元三重県知事・早稲田大学マニフェスト研究所顧問
北川正恭 「生活者起点で一点突破、全面展開」  

(株)日本総合研究所 調査部 主席研究員
藻谷浩介 「里山資本主義で描く日本の未来」  

NPO法人アサザ基金代表理事
飯島 博
「霞ヶ浦再生に向けて28万人の市民が参加したアサザ・プロジェクト」

非電化工房主宰・日本大学工学部教授 
藤村靖之 「地方でいいことで愉しく稼ぐローカルアントレプレナー」

評論家・JET日本語学校 名誉理事長
金 美齢 「日本と台湾の懸け橋でありたい」

社会活動家・法政大学現代福祉学部教授
湯浅 誠 「貧困の現場から見える日本社会」  

NPO法人自殺対策支援センターライフリンク代表
清水康之「誰も自殺に追い込まれることのない社会」 

元三鷹市立第四小学校長・元三鷹市教育長・東京家政大学特任教授
貝ノ瀬滋 「地域と学校をつなぐ、コミュニティ・スクール」  

一新塾理事・山梨県立大学名誉教授
前澤哲爾 「日本にフィルム・コミッションをつくる」  

★一新塾の講師のすべての皆様に感謝を込めて(1994年~2017年) 

■第3章
すべての人は志を生きられる 一新塾卒業生  

1 まちづくり ............................

グッドモーニング仙川!プロジェクト代表
児島秀樹 『誰もが自分の街のキャスト(出演者)になれるまち』 

「渋谷のラジオ」ファウンダー・チーフプロデューサー・「渋谷みつばちプロジェクト」代表
佐藤 勝 『市民・企業・行政が本音で協働できる情報プラットホーム「渋谷のラジオ」』 

ペットシッター・ペットホテル「ニャンワンクラブ」代表
菊池信恵
『「るーぷる仙台」に手を振ろう~受容する街をめざして』  

「旅宿 コットンクラブ」ペンション経営
早野慎哉
『地元、阿蘇の「阿蘇らしさ」を後世に残すために』  

2 商店街 ...................................

NPO法人atamista 代表理事・株式会社machimori 代表取締役
市来広一郎
『100年後も豊かな暮らしができる熱海をつくる』  

合同会社VALN代表社員・NPO 法人ワップフィルム事務局長
菊地真紀子
『商店街を舞台にした、多様な人が集う居場所づくり』  

3 観光・旅館 ..............................

株式会社たびえもん代表取締役
木舟周作
『旅育を提唱する「たびえもん」の挑戦  

(株)くつろぎ宿代表取締役社長・(株)せせらぎ宿代表取締役社長
深田智之
『事業を再生させ、地域を再生させる!~会津東山温泉の三旅館の同時再生』

4 子育て・女性 ..............................

NPO法人マザーリンク・ジャパン代表
寝占理絵
『災地支援で知った「母子家庭の貧困」や「子どもの貧困」』 

NPO法人大阪子どもの貧困アクショングループ(CPAD)代表
徳丸ゆき子
『子どもの貧困を解決するシングルマザー100人調査を起点に』 

NPO法人病児保育を作る会代表理事
賀川祐二
『安心して預けられる病児保育を当たり前のサービスへ』  

5 文化 ................................................. 

株式会社Culture Generation Japan 代表取締役
堀田卓哉
『日本文化の継承と世界への発信』  

映画監督・執筆業
野田香里
『異なる価値観や違った文化が触れ合うことで、人は元気になる、社会は進化する』

6 農業 .................................................

(株)みやじ豚 代表・NPO法人農家のこせがれネットワーク代表理事
宮治勇輔
『一次産業を「かっこよくて、感動があって、稼げる」3K産業に』 

株式会社MITU代表
佐藤好宣
『ソーシャル・ファームバレーせんだいプロジェクト』  

7 福祉 .................................................

一般社団法人happy choice 代表理事
白根邦子
『すべての人間の価値がお互いに認められる社会へ~障害者の施設製品を社会へ』

NPO法人両育わーるどファウンダー・feese運営責任者
重光喬之
『知的・発達障害児と関わる人がともに学び合う、「両育」のある社会へ』

8 介護 .................................................

オムソーリ・プロジェクト代表
齋藤 哲
『認知症から家族を守る、分かち合い社会の実現』 

株式会社スタイリッシュハウス代表取締役
佐藤秀雄
『絶対やりたくないと思っていたことが生きるテーマに』  

NPO法人 生き活き元気塾 代表理事・塾長
本多慶吉
『介護予防体操で、高齢社会に挑む』  

9 医療 .................................................

生きがい訪問診療所 院長
木暮 裕
『自分で居場所や治療方針を選択できる医療』 

株式会社ペイシェントフッド代表取締役
宿野部武志
『腎臓病・透析に関わるすべての人の幸せのために』

医療法人社団鉄祐会理事長
武藤真祐 『在宅医療の現場から高齢先進国モデルをつくる』 

10 グローバル .................................................

株式会社レアジョブ創設者 
加藤智久
『世界中の人々が国境や言語の壁を越えて活躍できる社会』  

NPO法人未来をつかむスタディーズ代表理事
河内智之
『誰もが自分らしく生きられる世の中へ』  

11 教育 .................................................

うらやす子ども起業塾 運営委員長
峰松めぐみ
『うらやす子ども起業塾~失敗を恐れず Let's challenge』  

谷町キッズポップフィルハーモニー楽団設立・応援団長
北原さとみ
『「谷町キッズポップフィルハーモニー楽団」立ち上げ』  

La CLo 代表・NPO法人親育ネットワーク代表理事
黒田忠晃
『総合共育で夢や目標を持てる人を育みたい~仮説から確信へ』

12 政治 .................................................

千葉市長
熊谷俊人 「日本変革に向けて地方分権のモデルを千葉で創る」 

宇部市長
久保田后子
 「暮らして良し!働いて良し!わがまち創生チャレンジ!
  山口県内で、初の女性市長」

上峰町長
武広勇平  「オンリーワンのモデルを目指す」  

金沢市長
山野之義 「自立した市民が新しい金沢を拓く」 

柏市長
秋山浩保  「主体的市民の輪を広げよう」  

豊明市長
小浮正典 「壁のない豊明市を市民一丸で実現する」  

枚方市長
伏見 隆  「未来への投資~ 20年後の枚方のために」  

■第4章 「根っこ力」の育み方 
 一新塾代表理事・事務局長 森嶋伸夫

1 一新塾の根っこ力を育むプログラム  
2 誰もが志を生きるマネジメント  
3 一新塾を支えてくれる、志を生きる同志からのメッセージ 

あとがき  

プロフィール   NPO法人一新塾  森嶋伸夫  

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【一新塾のプログラム「政策提言」「社会起業」「市民活動」】
東京本科:
http://www.isshinjuku.com/curriculum/tokyo.html
大阪地域科: http://www.isshinjuku.com/curriculum/osaka_nagoya.html
名古屋地域科 : http://www.isshinjuku.com/curriculum/osaka_nagoya.html
仙台地域科: http://www.isshinjuku.com/curriculum/sendai.html
通信科:
http://www.isshinjuku.com/curriculum/content.html

一新塾Facebookページ・twitterでも、日々、メッセージを発信しています。是非ごらんください。

●一新塾Facebook:http://www.facebook.com/isshinjuku
●一新塾twitter  : https://twitter.com/npo_isshinjuku

 

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