<東京・大阪・名古屋・仙台・通信>
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 一新塾ニュース ~今のニッポンを変えろ!
 【 638号 】 発行日:2016年11月1日
   http://www.isshinjuku.com/
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■塾生活動レポート
『うらやす子ども起業塾』インタビュー(後半)
 一新塾第30期・32期 東京本科 峰松めぐみ

■一新塾11月6日第39期開講
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http://www.isshinjuku.com/03bosu/b1_siryo.html

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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾事務局長の森嶋です。


OGの峰松めぐみさんの『うらやす子ども起業塾』インタビューの後半です。10/20配信の第637号に続いて、峰松さんの挑戦をお届けさせていただきます。

★前半のインタビューはこちら
http://isshinjuku.com/mailmagazine/news/kn_161020.html

一新塾卒塾生の峰松めぐみさんがNHKに

一新塾卒塾生活動紹介 うらやす子ども起業塾 第30期 峰松めぐみ

◎森嶋:「それでは、『うらやす子ども起業塾』の3年目にあたる今年の取り組みは、どんなチャレンジだったのでしょうか?」

一新塾卒塾生

◎峰松:「3年目は、5年生から中学3年生までの10人を定員として募集しました。
7月から10月の土日をつかって10回ほど10時から16時まで講座を受けてもらい『浦安のみんなを笑顔にするお店を出す起業体験』をしていただきました。

今回の課題は、予想を超えて定員10名のところ16名が志願してくれて、全員受け入れたため、16人の大所帯となり、アイディアをまとめるのにすごく時間がかかってしまったことです。

今回志願した子どもがなぜ増えたかというと、1年目と2年目の実績があったので、その時に関わってくれた子どもや、兄弟が来てくれた上に、学校で配られるチラシを見てきてくれた子どもがいて、急増したようです。
支えてくれるボランティアの大人も10名集まり、毎月集まって起業塾の講座の内容を詰めて準備をしました。」

◎森嶋:「16人いると、いろいろありますよね。他に峰松さんが気になった子はいたんですか?みんなスムーズに学びに参加できたのでしょうか?」

◎峰松:「実は子どもがアイディアを発表する時に、緊張して泣き出してしまった子がいました。びっくりしましたが、私もこういう性格なので気持ちはわかります。
その時は、私はその子に寄り添って関わりました。次の講座から来ないかなと思いましたが来てくれました。

最後の振り返りの活動発表もその子は躊躇していました。きっとまた緊張すると思ったのかもしれません。
話をしたところ、その子が以前、学校で発表する原稿を覚えていてスラスラ言えたので『すごいね。できるんだね。』と伝えたところ、振り返りの発表も堂々とプレゼンテーションすることができたのです。
やはり、ちょっとつまづくことがあっても、誰かが少しだけ寄り添ってあげることが大切なんだと思いました。」

◎森嶋:「人前で話す苦手を克服した峰松さんだからこそのサポートですね。うらやす子ども起業塾のミッション・ビジョンを言葉にすると?」

◎峰松:「うらやす子ども起業塾のミッションは、『子どもたちが自分で考えて、いろんな意見を出して、次の目標に向かって行動できるようにみんなで子どもたちのチャレンジを応援する』ということ。お金は扱うけれど、黒字を出すか赤字を出すかにとらわれ過ぎずに、それを通してチャレンジする楽しさや大変さも経験して、次の目標を見つけてほしいというのがビジョンなのです。そこではスタッフ一同、心が一つになっています。」

◎森嶋:「子どもたちの”主体性”はどんな風に育まれたのでしょうか?」

◎峰松:「今回は、結果的に本番では赤字になったけど、その後、赤字を取り返すためにどうすればいいかと考える子供たちに驚きました。赤字になったことがリアリティを生んだのです。

残った材料をどう使うかを考え、結果的にレモネードで使ったサイダーが余っていたので、振り返り発表会の場で売ったりして、赤字を解消しました。お金という明確な結果によって自分たちが甘かったことを実感できたのです。このことは大切な経験になると思います。」

◎森嶋:「成功より失敗したからこそ学ぶことが多いのですね!それで、今回の子どもたちは、どんな時に、最も生き生きしていましたか?」

◎峰松:「子どもたちが個性発揮して輝いていたのは、やはり、本番の場面です。お店を出して売っているときです。お客さんに積極的にチラシを配ってお客様を呼び込んだり、商品を説明して売ったり、『その表情がイイネ』と言われると嬉しそうにしていたり、説明しているときも生き生きしていました。」

◎森嶋:「1年目は私も見に行きましたけど、今回も是非行きたかったです!さて、活動を通じて、峰松さんにとっては、どんなことが学びになっていますか?」

◎峰松:「3年間の活動を通して、子どもには、『失敗を恐れないでチャレンジしなさい』と、ずっと言っていましたが、実は、『失敗を恐れているのは私だったなあ』というのが実感です。(笑)。最後に『失敗を恐れずにできた?』と子どもに聞いたら、子どもは『恐れなさ過ぎて反省しています。』と言われました。
子どもから学ばないといけないなあという感じです。」

◎森嶋:「子どもたち、頼もしいですね。それでは、今後に向けてのテーマをお聞かせください。」

◎峰松:「運営委員会で出ている今後のテーマは、子どもが『答えを早く知りたがる』傾向があるということです。現在は『答えがない時代』です。ですが、この時代を生きていかなければならない子どもたちの『答えがないのに答えを知りたがる』傾向がより強くなっているように感じます。

例えば、すぐに大人に『どうすればいいの?』とすぐ聞いてきたりします。私たちは、『自分で考えなさい』と答えるようにしていたのですが、その傾向は止まりませんでした。
なので、次回は『答えのないところに答えを自分なりに考える』という力を身に着けられるように知恵を使ってもっと皆さんで工夫をしたいと思っています。」

◎森嶋:「そうですね。本当に答えがない時代ですから、それが大切ですね。それでは、峰松さんが働きながら続けてられている『根っこ力』について教えてください。」

◎峰松:「私自身小さいころから、引っ込み思案で、なかなか話をしたり人前に出るのが今でもそんなに得意でないし、子供の頃もそれでつらい経験もしたので、今でもこの活動をすることによってそういう自分を変えている途中であると思っています。
たぶん『この活動を辞めるとまた元の自分にもどってしまう。』
そんな風にも思うのです。だから、いろいろ大変でも、苦手なことばかりでも、子どもたちと一緒に成長したいと思っています。

『子どもたちが未来に向けて希望をもって生きていってほしい。』そういう目的でやっている活動ですが、『自分自身も未来に希望をもって生きていきたい』ということなのだと思います。こんな気持ちにさせてくれる子どもたちに本当に感謝しています。子どもたちのおかげで私も変わってゆけるという実感があります。」

◎森嶋:「ありがとうございました。今後のチャレンジも楽しみにしています。」


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   ~“根っこ力”が社会を変える!~
  一新塾第39期 2016年11月開講

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先日22周年を迎えた一新塾は、いよいよ、
第39期が2016年11月6日に東京から開講いたします。

◎「東京」本科     11月6日開講式
◎「大阪」地域科    11月中旬開講式
◎「名古屋」地域科   11月中旬開講式
◎「仙台」地域科    11月下旬開講式
※通信科で学ぶこともできます。

ご質問や入塾についてのお問い合わせは、
下記までお願いいたします。

電話:03-5765-2223
メール:iss@isshinjuku.com

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【一新塾のプログラム】
東京本科:
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