メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾事務局長の森嶋です。
先日、一新塾卒塾生の峰松めぐみさんの活動している
「うらやす子ども起業塾」がNHK「ひるまえほっと」という番組で紹介されました。
これは、峰松さんが企画を持ち込み、浦安中央公民館が主催となり、夏から秋にかけて子どもたちに10回の講座を受けていただき、浦安フェスティバルで大人と肩を並べてお店を出店する起業体験をして利益を出すまでを具体的に経験する活動です。
峰松さんはこの企画を3年前に提案し、運営委員長として、仕事をしながら子どもたちのプロジェクトを支えています。
あらためて、一新塾セミナールームでお話をうかがいました。
◎森嶋:「あっという間にうらやす子ども起業塾が始まって3年が経ちましたね。一新塾入塾から4年半、地域の子どもたちの未来が変わりつつありますね。ぜひ、プロジェクト発足からの歩みをお話しいただけますか?」
◎峰松:「はい。一新塾に入った時は20代後半。私は会社と家の往復で会社一辺倒の生活の中で、自分は何をすべきかを考えもやもやしていたころです。漠然と社会をよくしたいとは思っていましたが、小さいころから引っ込み思案で人前で話すのは苦手な私は、かなりの勇気をもって一新塾に入りました。
入塾してしばらくしたころ、一新塾の先輩が『自分が変わらなければ社会は変えられない』と発信されるのを聞いて、突き動かされました。そして『自分も変わらなければ』とダメ元でチーム活動のリーダーとして手をあげてしまったのです。その時のプロジェクトは子供を応援したいという漠然とした内容でした。」
◎森嶋:「そうでしたね。勇気をもって手を挙げていただいて、すると応援してくれるメンバーの方が集まってくれましたね!
メンバーが年上のサラリーマンの男性ばかりで峰松さんがリーダーとしてやっていく上で難しさもあったかもしれませんが、いかがでしたか?」
◎峰松:「本当によく頑張れたと思います。当時のプロジェクト名は“子どもの未来創造支援プロジェクト”その内容が明確になったのは、メンバーの皆さんのおかげです。
ある時、ファミリーレストランで午前中いっぱい私の人生をまるまる聞いていただく機会があり、私がやりたいことが少し明確にわかったのです。私は子どもの頃に居場所がなくて一歩を踏み出せなかったために、人生そのものに前向きになれなかった。だから誰かに一歩踏み出して前向きになれるような活動をしたいんだという『根っこ』が見つかったのです。
そのおかげで卒塾直前になんとかプロジェクトの第一歩を行動としても踏み出せました。小さな一歩でしたが、私にとって本当に大きな一歩だったと思います。一新塾で人生を受け止めていただき、いつの間にか「人生は、人と比較しなくていいんだ。」という気持ちになっていました。そして少し明るくなっていたのです。」
◎森嶋:「卒塾式の発表もがんばりましたよね。何度もプレゼンの練習をしましたね。」
◎峰松:「本当にプレゼンテーションは毎回ドキドキして緊張して大変でした。自分でもあんなにがんばれて奇跡だと思っています。
パワーポイントも何度もなおして。なので、この流れを止めてはいけないと、もう1年一新塾卒塾生向けのOBOGコンサルティングコースで学びながら、プランを定めていけたのが、うらやす子ども起業塾につながったんです。
私はやはり、小中学校の頃の子ども時代にもっと自信をもって未来に希望をもってもらえることをやりたい。そのためには、子どもに色んな視野を広げて地域でチャレンジする場をもってもらいたいと思い、私が住む地元の浦安中央公民館にこの企画の話をもってゆきました。その案が「子ども起業塾」です。
これは、起業家を養成するというよりも、アイディアを形にする体験を通じて次の行動に目標を見つけてもらいたいということで職員の方にお話をしました。
すると、職員の方がその場で「ぜひこの企画をやりましょう」と言ってくださったのです。
公民館の講座で出会いこの企画に賛同してくださった女性も運営副委員長として関わることになり、浦安市民の力で浦安の子どもたちのためにこの活動が始まることになりました。」
◎森嶋:「『うらやす子ども起業塾』の概要を教えていただけますか?」
◎峰松:「はい、『うらやす子ども起業塾』の概要をご説明します。小学5年生から中学3年生までの10人を定員として募集。7月から10月の土日をつかって10回ほど講座を受けてもらい、『浦安のみんなを笑顔にするお店を出す起業体験』をしていただくものです。浦安市には毎年9月に「浦安フェスティバル」というお祭りがあります。そこに出店するお店をみんなで協働して企画し制作し、売り、お金を管理し、振り返って活動体験を発表するところまでやってもらうというプロジェクトです。
資本金は親から一人1000円を集めて子どもたちには企画と事業計画書をつくってもらい、大人に銀行担当をつくり、事業計画を見てお金を貸し出すかを決めるという本格的なものです。利益が出ればお金は戻ってきますが、赤字になれば、お金はもどってきません。最後の講座はその発表と子どもの活動体験でひと夏1期の体験が終わります。今年は3期目となり、先日終了しました。」
◎森嶋:「どうもありがとうございました!」
⇒次号では、3年目の取り組みを詳しく語っていただきます。
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