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 一新塾ニュース ~今のニッポンを変えろ!
 【 613号 】 発行日:2015年12月15日
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■ 塾生活動レポート

  『子どもの未来創造支援プロジェクト』

        一新塾第30期・32期 東京本科 峰松めぐみ

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 メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。
今回は、2012年5月から2年間一新塾で学ばれた峰松めぐみさんに卒塾後の活動報告をいただきました。

一新塾卒塾生 2012年8月、一新塾で「子どもの未来創造支援プロジェクト」を立ち上げた峰松さん。忙しい仕事と両立させながら浦安を現場に奮闘。
プロジェクトで描いた企画を、浦安市中央公民館に持ち込み、2014年8月「うらやす子ども起業塾」をスタートされました。

 浦安の子ども達と共に歩んだ2年間の「うらやす子ども起業塾」のご経験をもって、ますます志を前進されている峰松さんの挑戦をお届けさせていただきます。

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『子どもの未来創造支援プロジェクト』

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●「自分だって、やればできるんだ!!」

 私が目指す社会は、子どもたちが将来への夢を語って実現に向けて行動できる社会です。

「自分だって、やればできるんだ!!」
「一歩を踏み出せば願いは実現するんだ!!」
「将来こんなことをやってみたい!!」

と目を輝かせて笑顔になる子どもたちが増えれば、笑顔と希望にあふれた社会が創られていくと私は確信しています。

 私が現場としているのは、縁あって4年前から住んでいる千葉県浦安市です。浦安の子どもたちが地域のために行動し、自分たちの考えたことを実現していくことにより、浦安市民たちが笑顔になります。
そして、チャレンジすることの楽しさを知った子どもたちが大人になった時、夢と希望のバトンはその子どもたちに受け継がれて浦安に主体的行動の連鎖が広がっています。

●将来のためにどのように行動して良いかわからない

 しかし現状としては、子どもたちは計り知れない潜在能力を持っているはずなのに主体的な行動を起こすことができていません。

「将来やりたいことがない」
「将来のためにどのように行動してよいかわからない」

このような言葉を発する子どもたちが多くいます。

 私が現場とする浦安市は東京ディズニーリゾートをはじめ埋め立て事業によって、近年急激に人口が増えた町です。朝夕の通勤ラッシュ時には駅周辺に多くの人が集まっていますが、主体的に地域での活動に参加している人はごく少数です。

 子どもたちの行動範囲も「家庭、学校、習い事」の域を出ず、視野が広がりません。
高学歴の両親をもつ家庭で育ち、さまざまな習い事に通い詰める新浦安に住む小学5年生の女の子は、「親戚の子たちは楽器のコンクールで賞をとったりしているけど自分は賞を取ったことがない。」と「コンクールで賞をとったことがない=自分は出来の悪い子」という思い込みを抱えていました。また「水泳を習っているので水泳の選手になりたいなあと考えたりしているけど、他にもなりたいものがいくつかあって迷っている。」とも言っていて将来のために具体的にどのように行動して良いかわからないで、もがいている様子でした。

●大人が子どもの意志を否定する

 さまざまな原因が考えられますが、現状の根本原因のひとつに「子どもたちが主体的に行動できるような場が少ない」ことが挙げられます。

 現場の子どもたちを見ていつも驚かされますが、子どもたちは大変好奇心旺盛で、大人が場を用意してさまざまな経験をさせてあげればどんどん吸収していきます。ですので、現状として子どもたちが積極的に行動できていないのは決して子どもたちに行動できる能力がないからではなく、能力を活かすことのできる環境がないからです。

 そして、もうひとつ大きな原因は「大人が子どもの意志を否定する」ことです。
これに気付いたのは現場でとある女の子が発した「どうせ、私が何言っても大人はダメって言うんでしょ?」という言葉でした。
確かに現実を考えなければならないときもある。でも、最初から否定していては子どもの可能性は伸ばせません。まずは子どもたちを信じてあげることが必要なのです。

●これまでの人生

「なんで私はこんなバカなんだ
 なんで私はこんなに無能なのだ
 なんでこんな人間なんだ」

 これは、私が中学3年生の時に学校や習い事で評価されなかった日に書いた日記です。

当時、漠然と報道記者になりたいという夢はあったものの引っ込み思案で人前で話すことが苦手だった私。
周囲と自分を比較しては「自分は何でこんなダメな人間なのだ」と心の底でいつも苦しんでいました。

●転換のきっかけ

 私の努力を決して認めてはくれないと思っていた母親から、大学3年生の時に興味のあった新聞社でのインターンシップ先を自ら開拓した時に「あなたの頑張りには感心します」というメールが届いたことや、メディアサークルの幹部として千人規模のイベント運営を成功させた体験により、自分の可能性を少しずつ信じることができるようになっていきました。

そして、自分の殻に閉じこもらずに一歩を踏み出せば、夢は夢で終わらずに形になるのだということを知りました。

●新しい自分

 周囲の人と自分を比較せず、ありのままの自分で生きていきます。
私は決して物事を器用にこなせる人間ではありません。
しかし、もともと才能に満ち溢れていて完璧に物事をこなせる人間などほとんどいないと思います。

不器用でも、あきらめなければ夢は叶うのだということを自らの生き様を持って伝えていきたいと思います。

●うらやす子ども起業塾

 ビジョン達成の手段として「地域社会全体で子どものチャレンジを応援する場を創る」と在塾中2年間に渡りプレゼンで言い続けていましたが、仕事と両立しながら子どもを集める方策がわからず実現への道は困難を極めました。

 しかし、私が在住する千葉県浦安市の職員の方や私のビジョンに共感してくれた仲間たちの協力を得られたことにより、昨年2014年8月に浦安中央公民館にて第1回目の「うらやす子ども起業塾~失敗を恐れずLet’ challenge~」を開催することができました。
この起業塾では、小学5年生~中学生を対象に「浦安の人たちを笑顔にする」をミッションに自分たちで会社を作り事業を行ってもらいます。

 第1回目はかき氷の中にアイスを入れてトッピングしたアイデア商品を売る「Japan Smile Cool」と駄菓子とクイズを組み合わせた「なつかし屋」が設立されました。

好評を得て、今年の夏休みに第2回目を開催しました。
1回目の時は、講座時間が間延びしてしまったため時間を短縮して実施しましたが、時間内に納めようと大人が介入しすぎてしまい子どもたちが納得のできないまま進んでしまってモチベーションが下がってしまった子が出てしまったことは大きな反省でした。

まだまだ試行錯誤の最中ですが、昨年参加した子どもたちが夏の講座が終わった後も地域でのお祭りなどでの出店を重ねるうちに、

「浦安で起業したい」
「起業塾のような講座を運営してみたい」

と少しずつ将来の夢を語ってくれるようになったことは大きな一歩です。

一新塾卒塾生の活動


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   一新塾 第38期(2016年5月開講)のお知らせ

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次回一新塾第38期は2016年5月に開講予定です。
「一新塾体験セミナー&説明会」は2016年3月よりスタートします。
年末よりご予約をホームページで受付させていただく予定です。
http://www.isshinjuku.com/

日程が決まりましたら「一新塾ニュース」にてご連絡させていただきますので、ぜひとも、ご参加ください。

「一新塾ニュース」では、一新塾生が社会変革に向けて志を生きる姿勢を引き続きご紹介させていただきますので、今後も、ぜひ、ご期待ください!

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