☆〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓☆
 一新塾ニュース ~今のニッポンを変えろ!
 【 号外 】 発行日:2013年3月8日
☆〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓☆

 メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。

 本日3月8日朝刊『中日新聞』社会面「コラム虹」に、
一新塾名古屋地域科の現役生の板倉祥文さんが取り組まれている
「折り紙紙芝居読み聞かせの会」の活動が紹介されています。
心あたたまる記事です。ぜひ、ご覧ください。

****************************************
3013年3月8日 『中日新聞』朝刊・社会面「コラム虹」

■驚き喜ぶ折り紙の童話

 少し曲がった腰を丸め、両手に持った折り紙をゆっくりたたむ。机の上に作品が一つ、また一つ。

 愛知県田原市の自宅を離れ、同県豊橋市南大清水町の老人ホームで暮らす板倉しづ子さん(八六)の趣味は、折り紙作り。「一枚の紙でいろいろなものが作れるのが面白い」と2006年から始め、専門誌も購読して折れる種類を増やしていった。これまでに折った作品は三千点に上る。

同じ老人ホームで暮らす折り紙仲間にも協力してもらい、折り紙を使った紙芝居作りも始めた。白雪姫、一寸法師、浦島太郎といった童話の登場人物や場面背景をスケッチブックに貼った作品は十話を数える。「話を思い出し、一人で想像力を働かせるのが好き」と話す。

 そんな母親の姿を老人ホームでたびたび見た板倉さんの長男、祥文さん(六一)=同県稲沢市=は「折り紙で子どもたちとの接点をつくれないか」と思いたった。

 昨年九月、田原市に住む友人を誘い、ボランティアグループ「折り紙紙芝居読み聞かせの会」をつくり、田原、豊橋両市の児童養護施設に声を掛け、十月と十二月にそれぞれ施設で読み聞かせの会を実現させた。

 しづ子さんらが作った紙芝居を見た子どもたちから
「全部折り紙で作ったの?」「すごい」と驚きの声が上がった。

 会は今後も二~三ヵ月に一回のペースで活動を続ける。
「まずは東三河。それから西三河、名古屋に活動の場を広げたい」と祥文さん。読み手は、図書館や公民館などで活動する“本職”のボランティアに頼むことにした。

 しづ子さんは十月の読み聞かせの会に姿を見せ、笑顔で見守った。子どもの反応に刺激を受け、新しい紙芝居作りへの意欲が湧いてきた。「私の趣味が喜んでもらえるんで、もっと頑張らにゃ。まだ死ねない」。そんな思いを胸に、きょうも折り紙を手にする。
(田原通信部・那須政治)

一新塾塾生の活動記事「中日新聞コラム」

*********************************


※一新塾32期は2013年5月に開講いたします。
3月より「一新塾体験ワークショップ&説明会」を開始。
ミッションを発見し社会を変えたい方、ぜひご参加ください。
東京・大阪・名古屋・仙台で行います。
http://www.isshinjuku.com


一新塾ニュース「今のニッポンを変えろ」のページに戻る