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 一新塾ニュース ~今のニッポンを変えろ!
 【 515号 】 発行日:2013年1月7日

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■事務局長メッセージ

   『2013年の幕が開けました!』

         一新塾代表理事・事務局長 森嶋伸夫

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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。

新年おめでとうございます!
2013年を迎え皆さまはどのようなビジョン、目標を抱かれましたでしょうか?

95歳の最期まで現役を貫いた
"マネジメントの父"ピーター・ドラッカー。
その人生を決定づけた出来事が大学生時代にありました。

ドラッカーの大学時代の楽しみは、週に一度ハンブルクのオペラ座に行くこと。
大学生には売れ残りの席を無料で聴ける特権があったからです。
あるとき、ヴェルディが最後に書いた「ファルスタッフ」を聴いて、これまでとは全く異なるオペラに心底圧倒されました。

続いて「なぜ80歳の年齢で既に名声もある人物が新機軸のオペラを作ろうとしたのか?」
との疑問が湧き上がってきました。
そして、ヴェルディの遺した言葉に辿り着きます。

「音楽家としての全人生において、私は常に完全を求めてきた。
 私には、もう一度挑戦する責任があった」

その言葉がドラッカーの胸に刺さりました。
「いかに年をとろうとも、けっして諦めずに、
 目標とビジョンをもって自分の道を歩き続けよう、
 そしてその間、失敗し続けるにちがいなくとも、
 完全を求めていこう」
とドラッカーは決心し、自らの人生で実践しました。

一人の人間の志を生きる人生に触れると、その生き様は連鎖するのだと思います。

さて、高齢化が加速する日本は2013年中に、全人口に占める65歳以上の割合が25%を超え4人に1人がシニアになります。
ドイツは25年、韓国は33年、中国は49年に、4人に1人がシニアになると予測されています。

このように寿命が延び高齢化が進む状況と激しい競争にさらされる知識労働者の数が大幅に増える状況を踏まえ、ドラッカーは"第二の人生"を問うことの重要性を説きます。

激動の時代、私たちは、時代を拓くフロントランナーである講師の方々が志を生きる人生に触れさせていただき、私たち自身の目標やビジョンの設定とその実践に挑んでまいりたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

   一新塾の講義風景

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