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 一新塾ニュース~今のニッポンを変えろ!

     【 第458号 】 発行日:2011年9月7日

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■ 塾生活動レポート

『セルフドクターの種を育むプロジェクト』
    ~じぶんデザイン研究所~

       一新塾第7期・21期「名古屋」地域科 鈴木崇司

■【塾生募集】「第29期説明会&体験ワークショップ」
       ~"根っこ力"が社会を変える!~
(参加予約) http://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html
●東 京: 9月21日(水)19:30~21:40
      9月25日(日)15:00~17:30
      9月28日(水)19:30~21:40
      10月 5日(水)19:30~21:40
      10月 8日(土)15:00~17:30
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●大 阪:10月1日(土)13:30~16:00
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●名古屋:10月2日(日)13:30~16:00
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 メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。

昨日、一新塾ワークショップ in 仙台を開催いたしました。 仮設住宅の被災者の支援に関わる方、日帰りボランティアバスの運行を始め た方、地元で被災地の物産展を開催する方、復興支援団体の後方支援をされて いる方など、被災地のみなさまのためにご尽力されている方々と、じっくり 「社会の現実」と向き合い、根っこを掘り下げ、志を鮮明に、志がつながりあう 機会となりました。

 今回は一新塾「名古屋」地域科卒塾生の鈴木崇司さんからのメッセージを お届けします。鈴木さんは2000年、第7期に在籍時に、現在の名古屋地域科の 礎となるコミュニティを立ち上げていただきました。
現在、ビジネスマンとして活躍される一方、「じぶん軸」をもってこころと からだに向き合ってケアしていける人="セルフドクター"を世の中にいっぱ いにするための市民プロジェクトに邁進されています。 鈴木さんのメッセージ、ぜひとも、じっくりご覧ください。

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■■■■ 塾生活動レポート
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■■ 『セルフドクターの種を育むプロジェクト』
■          ~じぶんデザイン研究所~
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■■■     一新塾第7期・21期「名古屋」地域科   鈴木崇司
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●この身ひとつが何より大切な財産

  言葉だけではなく本当に「明日が見えない時代」がはじまっています。 "戦後"から"震災後"という時代の変化のただ中に生かされていることに感 謝しつつ、これから先頼りになるのは、じぶんのこころとからだしかないという覚悟をきめる時なのでしょう。

この身一つが何より大切な財産。それで家族・ 仲間・地域を支えていくしかないのです。私はそのことを、津波に襲われた妻 の実家(岩手・大槌町)の瓦礫の上に立ち、強くこころに感じました。幸い1人 暮しの義母は震災の一週間前に名古屋に来ており、命は助かりました。しかし、 毎年夏に家族で訪れていた町は完全に消えてしまいました。

 私は2000年に一新塾の門を叩き、名古屋のコミュニティ立ち上げに関わりました。その後2008年、自分のプロジェクトをブラッシュアップさせるために再入塾しました。それから仲間達と一緒に、「じぶん軸」をもってこころと からだに向き合ってケアしていける人="セルフドクター"を世の中にいっぱ いにするための活動を一歩一歩続け現在にいたります。 今年に入り「じぶんデザイン研究所」と名称を変え新たな決意のもと動き出し ています。
活動についてはHPをご参照下さい。http://jibundesign.jimdo.com/

●じぶんのこころとからだに真剣に向き合う勇気

  活動を始めたキッカケは、医療業界で働いていているなかで私が見た、医者 任せ、他人の任せの患者や家族の姿でした。私自身も家族の病気の治療・療養 の経験から、じぶんのこころとからだに真剣に向き合う勇気の必要性に深く気付き、反省する機会を得ました。現状を把握し未来をデザインしていくことは 難しく、できない自分を不甲斐なく感じました。

その原因のひとつが客観的に 考えるための知識・経験が不足していることだと分かりました。それは私だけ ではなく、多くの人々が抱える問題でもあるとも気付いたのです。

 知識は勇気を補完するものです。幅広く医療・療法の情報を集約してくれる プラットフォームが必要だと考え、医師、看護師、技師などの医療従事者、 代替療法の療法家、セラピストのネットワーク作りに奔走し協力体制を築いて きました。これからもっと充実させていきたいと思っております。

●答えはすべてじぶんの中にある、でも人との関係の中にしかじぶんのカタチはない

  初めて講師料をもらったDENSOの社内勉強会を皮切りに、"現場"を求めて 活動していきました。大きな地元イベント愛フェス2009へ出展、療法を体験できるセラピーマーケットin椿館の企画運営、東海東京証券の社内セミナー、 ソーシャルビジネストライアルの東海北陸リーグへの挑戦や名張高校での出張 講座などを手がけました。現在は、雇用支援の教室で社会人講師もさせていた だいております。

 活動の中で最も大切なものは、知識や情報を得ることではなく「じぶん軸」 を基準として情報を選択・活用していくことだと気付きました。そうして生まれたのが「じぶんデザイン講座」です。体感することに主眼をおいた様々な 療法の講座と合わせて、参加者同士の対話と「じぶん軸」作りのためのワーク ショップの時間をたっぷりとっていくスタイルを作りました。人との関わりの 中で、お互いを磨いていくことが元気と行動力の源になっていると感じています。

 講座も回をかさね、リピートしてくれる方々も増えてきました。現在は、お寺の本堂と境内にある施設をお借りして毎月行なっています。お寺のゆったりと した雰囲気の中で、自分のこころとからだに向き合ってどんどん変わっていく 参加者の"笑顔"が、私の一番のモチベーションになっています。

●じぶんをデザインしていく楽しさ・大切さを共有する

 「健康というパーソナルな問題を、他のだれかと知識や経験を共有しながら 考えることで、より良いじぶんをデザインしていくための力が得られる。」 このことを参加者との関わりの中で学びました。もっと気軽に参加でき楽しみ ながら学べる仕組をつくり、切磋琢磨できる"つながり"と"笑顔の連鎖"を どんどん広げていくことが私の使命だと感じています。

そしてだれもが自分の体をいたわり心を充実させ、"あるべき姿"に向かって いける世の中にするお手伝いをしていきたいのです。『知る・感じる・つながる』 のコンセプトのもと、今後も楽しく「じぶんデザイン研究所」の活動を続けて いきたいと考えています。

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