2011/8/9 【一新塾ニュース】第455号
塾生活動レポート 『睡眠の改善により、うつ円満社会へ 』
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一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!〜
【 第455号 】 発行日:2011年8月9日
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■ 塾生活動レポート
『 睡眠の改善により、うつ円満社会へ 』
一新塾第21期・第23期本科 澤登和夫
■【参加者募集】「第29期説明会&体験ワークショップ」
(参加予約)→ http://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html
●東 京:8月31日(水)19:30〜21:40
9月 3日(土)15:00〜17:30
9月 7日(水)19:30〜21:40
9月10日(土)15:00〜17:30
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●大 阪:8月27日(土)13:30〜16:00
10月1日(土)13:30〜16:00
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●名古屋:8月28日(日)13:30〜16:00
10月2日(日)13:30〜16:00
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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。
株式会社ありがトンを起業し、「うつ蔓延社会をうつ円満社会に!」を
ミッションに奮闘されている澤登和夫さん。
一新塾の新刊『根っこ力が社会を変える』でも、澤登さんの起業の原点で
ある"人生を変えた「ありがとう」"のエピソードご紹介させていただき
ました。
起業してから約3年半、今現在の率直な思いを、澤登さんが語ってくださ
いました。
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■■■■ 塾生活動レポート
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■■ 『 睡眠の改善により、うつ円満社会へ 』
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■■■ 一新塾第21期・第23期本科
■■■■ 株式会社ありがトン代表
■■■■■□ 澤登和夫
●起業、法人設立、出版
一新塾21期・23期の澤登和夫です。私の一生涯の使命は、「うつ蔓延社会」
を「うつ円満社会」にすることです。「うつ円満社会」とは、うつゼロ社会
というよりは、うつで悩んでいる人をみんなで支え合って、こころの壁が無い
社会、そして、うつで悩んでいる人が元気になって、今度は同じようにうつで
悩んでいる人の力になれる社会です。このミッションは、起業する前後に一新
塾で学んでいる時に、一新塾独自のフレームワーク「6つの箱」を同士と共に
何度もまわしたことで、確固たるものになりました。
現代社会でうつ病が蔓延している根本原因として下記の3つが挙げられます。
1.ライフスタイルが変化し物質的に満たされ、当たり前のことに感謝できない
現代人。
2.偏差値、学歴など画一的な価値尺度で多様性を受け入れられない社会。
3.本人や家族、社会が、うつ病という、一見マイナスと見受けられがちな
病気を「受け入れる」ことができない、ということです。
このような根本原因を解決するために、自ら5年半うつ病で悩んだ自分自身
の経験を生かし「過去の自分と同じように、辛い思いをしている人の力になり
たい!」と、カウンセラーの資格を取得、2008年3月にうつ専門カウンセラー
として、独立起業しました。
起業してから約3年半がたちますが、色々な方とのご縁のおかげさまで、多く
のことにチャレンジすることができ、形にすることができました。例えば、
「いきいき!フォーラム」というイベントを毎月主催し、総計1000人以上の方
に、明日からのいきいきのきっかけを持ち帰っていただきました。2009年2月
には株式会社ありがトンを設立、企業のメンタルサポート事業も行いました。
同年6月には、コミックエッセイ「ありがトン」を出版、メディアでも度々活
動を紹介して頂き、講演活動で全国をまわることも増えました。そして、今年
2月には、「自殺者3万人を救え!〜"命"みんなで守る社会戦略」という共著
が出版されました。7月には、カウンセリングルームを千葉県市川市のシェア
ハウスに移転し、つながりを感じられる「居場所」作りを始めました。
●根っこの"純粋な志"に立ち返る
それぞれの活動でそれなりの結果は出せましたし、お客さんにも評価して頂
き、今も継続して行っていますが、どうも中途半端な自分が常にいました。
常に忙しいしそれなりに頑張っているつもりでしたが、会社の業績自体も決し
てトントン拍子とはいかず、方向性を模索し続けました。
そんな中、今後の方向性を考える中で、一新塾に入塾した時の、起業する数
ヶ月前の強くて純粋な志とイメージを思い返しました。その時に思い描いてい
た数年後の自分の姿は、カウンセラーとして、日々、クライアントさんの声に
耳を傾けている姿です。イメージしていたのは、朝から晩までクライアントさん
と向き合い、クライアントさんが日々元気になっていく姿であり、その時に私
が講演や出版をしている姿は、ほとんど思い浮かびませんでした。色々な人の
ご縁によって、自分のやりたいことが色々と表れて形になったのはいいことだ
と思いますが、そのかわり、自分が根本に思っていたことを忘れていたような
気がします。カウンセラーとしての自分を高め続けるという、一番大事な部分
が欠けていたことに気づきました。どんな活動をするにしても、うつ「専門」
カウンセラーである以上、うつの専門家として、うつのことなら何でもわかる、
どんな相談にも適切に対処できるカウンセラーになる、ということが一番の
根っこであることを思い返しました。うつ専門カウンセラーとして、自分とい
う商品をもっともっと磨いていこうと、起業して3年半がたち、改めて原点に
立ち返りました。
●睡眠の改善により、うつ円満社会へ
今後、うつ専門カウンセラーとしての自分を磨く中で、特に力を入れていこ
うと決めた分野は「睡眠」です。うつで悩んでいる人の約9割は、何らかの睡
眠障害があります。寝付けない、途中で眼が覚めてしまうという悩みを、クラ
イアントさんから数え切れないほどお聞きしてきました。私自身も、重度のう
つで悩んでいた当時、眠れないことがものすごく辛く、ひどい時には睡眠薬を
飲んでも、1、2時間しか眠れない時もありました。
過去の自分のような不眠の悩みを解消するにはどうしたらいいか。逆に言え
ば、睡眠を改善すればうつから回復できる人が増えるかもしれない。そう思い、
先日、日本で数少ない睡眠学講座を受講しに、滋賀県の大学に行きました。
そして学ぶ中でわかっってきたことは、睡眠の質を高めるには、寝ている時や
寝る直前の準備だけが大事ではなく、むしろ日中の生活リズムやライフスタイ
ルのほうが大事だということです。生活リズムやライフスタイルを改善し、そ
れによって睡眠の質が良くなり、うつからも解放されていく、そんなクライア
ントさんを増やしたい。そのために私自身も、うつのこと、睡眠のこと、ライ
フスタイルのことを学びながら、人間としても日々成長し続けることを改めて
決意しました。
成功してうまくいっている時も、なかなかうまくいかない時も「6つの箱」を
まわし続け、自分と向き合うこと、自分の根っこに立ち返ることの大切さを改
めて感じています。今後も手段はいろいろと変わるかもしれませんが、迷った
時には原点に立ち戻りながら、うつ円満社会を創っていくために活動を続けて
いきます。
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