2011/4/20 【一新塾ニュース】第449号
塾生活動レポート『京都をより面白くするために行動する人を増やす! 』
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一新塾ニュース 〜今のニッポンを変えろ!〜
【 第449号 】 発行日:2011年4月20日
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■ 塾生活動レポート
『京都をより面白くするために行動する人を増やす!』
〜クールジャパン・プロジェクト〜
一新塾第26期「大阪」地域科 石部大史
■【参加者募集】「第28期説明会」2011年5月29日(日)開講
(参加予約)→ http://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html
●東 京:4月27日(水)19:30〜21:40
5月 7日(土)15:00〜17:30
5月11日(水)19:30〜21:40
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●大 阪:4月23日(土)13:30〜16:00
●名古屋:4月24日(日)13:30〜16:00
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●沖 縄:4月23日(土)19:00〜21:00
※東日本大震災義援金として第28期の入塾金の10%を寄付させていただきます。
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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。
今回は「大阪」地域科の現役生、石部大史さんのメッセージをお届けします。
石部さんはクールジャパン・プロジェクトとして、京都を舞台に、異文化
コミュニケーションの場と機会づくりに取り組んでいます。
現在の事業のメインは「京都文化・英語塾まちえいご」。まちの知られざる
財産を発掘し、英語で発信することで英語力の向上と地域活性化の両面から
地域に貢献することを目指して邁進中です。
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■■■■ 塾生活動レポート
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■■ 『 京都をより面白くするために行動する人を増やす! 』
■■ 〜クールジャパン・プロジェクト〜
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■■■■ 一新塾第26期「大阪」地域科
■■■■■□ 石部大史
●起業のきっかけ
皆様こんにちは。
私は京都でクールジャパン・プロジェクトという京都の伝統文化、伝統産業
の情報発信、教育関係の事業をしております石部大史と申します。
活動の詳細は弊会公式ウェブサイトもご参照下さい。
http://cooljp-kyoto.com/
私の起業のきっかけは、大学時代のサークルの活動まで遡ります。
「日本文化を海外に伝えられるような活動をしたい!」
そう思って大学に入学した後、私は和太鼓や郷土芸能等の活動に没頭しました。
いずれも非常にやりがいを感じる活動であった反面、問題意識も少なからず感
じました。それは大学で夢を生き生きと語っていた友人達が就活になったとたん
にやりたいことからあっさり足を洗って、画一的な道を歩んでしまっていた事
でした。
どんなにやりがいがあって、地域の人たちにも必要とされることでも、それを
仕事にできなければ続けられず、みんなそこから足を洗ってしまう。
続けたくてもボランティアなどの限られた方法しか思いつかない。
そんな問題意識こそがまさに起業の原点ですが、当時はその問題をどう解決すべき
かわからないまま大学卒業を迎えました。
●人生のターニングポイント
周りの友人達と同じような就職に納得のいかなかった私は、大学院進学後に
ようやくロールモデルとなる生き方に出会えました。
それは継続的な事業の形で社会問題解決に挑む社会起業家との出会いでした。
「地域活性化を阻む最大の要因は、地域に若者が生き生きと働けるような仕事が
ないからだ。だからこそ自ら仕事を作る事が重要になる。」
そんな言葉を聞いたことで、自分が持つ問題意識の根本原因が見えてきました。
彼らの言葉に勇気づけられつつも、自分が経験を積むために何をすべきか
考えた末に、大阪の事業型NPOでの修行に取り組みました。
その頃は仕事と育児の両立やワークライフバランスなどの分野こそ最重要の
課題と考えて飛び込んだのですが、そこで学んだのは「現場の大切さ」でした。
社会問題の解決のためには、「頭で考えたこと」ではなく、「自分が心から
感じたこと」に全力を注いで、現場の声に徹底的に耳を傾けることが必須です。
「頭で考えたこと」である仕事と育児の両立の問題は既に有名な先駆者がいる
ものの、自分がやるべき事かと思うと甚だ疑問を感じる。その一方で自分が
心からやりたい、心から解決を望む問題には、まだ有効な手だてが見つから
ない。
そんな中、社会を変える仲間が欲しくて、自らの原点を見つめ直したかった
私は一新塾の門を叩いたのでした。
●人生で感じた事が一つにつながる
一新塾で特に印象的な事は、「できない理由を探す」のではなく、「どうすれば
できるようになるか」ということを真剣に考え、行動に移す同志の多さです。
一つのテーマをとことん突き詰め、熱心な議論を繰り返しながら軸を固め、
現場に寄り添いながら実践する。そんな方々の背中を見ながら事業の立ち上げ
に取り組めた事は本当に良かったと思います。
大学時代からの問題意識や今までの人生で感じた事などが一つにつながったとき、
「あのときの経験は無駄にならなかった」と思う事が多々ありました。
「志の棚卸しと具現化」のプロの方々には本当に頭が下がります。
●京都文化・英語塾まちえいご
現在メインで行っている活動は、京都文化・英語塾まちえいごの運営です。
ここでは京都の歴史や伝統文化を題材にした独自の英語教材を使い、英語に
よる京都の歴史、文化の発信を行っています。
このまちえいごのミッションは、「京都をより面白くするために行動する人を
増やす」ことです。京都の伝統文化や伝統産業の衰退に歯止めをかけるべく、
海外への文化発信力強化を目指して、時には能動的に京都を語り、時には聞き役
として京都の魅力を訪ね、京都を発信する「プレーヤー」として活躍していただ
きたいと思います。そんなプレーヤーを増やす事で、日本人ひとりひとりが母国
やふるさとの歴史、伝統文化を世界に発信して、国内外にファンを増やしていけ
るような社会実現を目指しています。
●若者に日本の伝統文化を!
今後の最大の課題は、いかに若者に日本の伝統文化を身近に感じてもらうかと
いうことです。
大学院時代に京都の伝統産業の現状と課題について研究していたときに気づいた
根本原因は、「現代の日本人、特に若者と日本の伝統文化の距離が離れすぎて
いる」ということでした。私自身留学や国際交流の活動を通じてそうした分野
の知識や経験の重要性を肌で感じていたのですが、それでも何となく敷居の高さ
は感じていました。そうした敷居を下げて、現代のファッションとして和の文化
を発展させることで日本の伝統文化や伝統産業の衰退を食い止めて、次の発展に
つなげていきたいです。
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