2009/08/24 【一新塾ニュース】第391号:
事務局長メッセージ 「志を鮮明にする『削ぎ落とす学び』」
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一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!〜
【 第391号 】 発行日:2009年8月24日
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■ 事務局長メッセージ
「志を鮮明にする『削ぎ落とす学び』」
一新塾代表理事・事務局長 森嶋伸夫
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15年をかけて、3100名を超える塾生が共に議論し、切磋琢磨し、行動して
きました。塾生一人ひとりが、「社会の現実」に「自分の人生」を投げ入れて、
葛藤の中から知恵を生み出し、志を果たさんと道を拓いてきた歩みがありました。
その歩みの底流をずっと変わらずに貫いてきたもの。
それは“市民性”ではないでしょうか。
一人ひとりの志を何より尊重し、志を支援しあう、“市民性”を育む場が、
この一新塾コミュニティです。
“市民性”を育むとは、志を鮮明にしていくことだと思います。
そして、志を鮮明にするためには、『削ぎ落とす学び』が必要となります。
私たちがこれまで慣れ親しんできた学びは、外からの情報や知識をどんどん
インプットしていくものでした。しかし、こうした学びを続けるだけでは、
志を埋もれさせてしまう可能性があるのです。
いらないものを徹底的に削ぎ落とす。
それによって、本当に大切なものにアクセスすることができます。
さらに、その本当に大切なものに全力を注ぎ込むことができるようになるのです。
プロジェクトにおいても同じです。
具体的に誰に応えたいのか、徹底的に絞込み、一人の人間に定めていきます。
そして、その方に会いに行き、話を聞かせていただき、その方に徹底的にアクセス
していくことで、問題の根源もビジョン(願う未来の現実)も浮き彫りになって
いきます。
具体的に一人の人間に応えるために、自らの志を鮮明にして完全燃焼する。
その熱が激しければ激しいほど、続々と他の方へと連鎖を起こしていきます。
社会が変わるとは、そういうことだと思います。
いま、新しい時代が拓かれようとしているこの時に、
私たちは、自らの志を鮮明に、“市民性”をもって、新しい国づくり・地域づくりへ
向けて社会実験に挑んでまいります。
ぜひ、あなたもご一緒に!
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