2009/05/09 【一新塾ニュース】第387号:『 根っこ理論 』
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一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!〜
【 第387号 】 発行日:2009年5月9日
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■ 事務局長メッセージ
『 根っこ理論 』
一新塾代表理事・事務局長 森嶋伸夫
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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。
一新塾は社会変革の実験場です。あらゆる分野で、毎年30を超える実験を
積み上げてきましたが、実験の数だけ知恵も生まれています。
今回はその一つ『根っこ理論』のご紹介です。
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■■ 事務局長メッセージ
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■ 『 根っこ理論 』
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■■■■ 一新塾代表理事・事務局長 森嶋 伸夫
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一新塾のプロジェクトは木に例えることができます。
志が「根っこ」なら、しくみは「幹」です。
新しいことをやるには志である「根っこ」が大切。
そして「根っこ」から地上に「幹」を伸ばしていくには、一人では限界が
あります。仲間が必要です。
しかし、一人の作業から、仲間との協働の作業となると、いきなり大きな罠
が待っています。
仲間とミーティングすると「最先端のマーケティング手法ではこうしたほうが
いい!」とか、「お年寄りをターゲットとするよりは、子どもをターゲットに
すべきだ!」とか、いろんなことを言ってきます。
そうなると、私たちは外部評価に呑まれやすく、自分の「根っこ」とは違う
ところに「幹」を伸ばしてしまうことがあります。
しかし、どんなに「幹」が伸び太くなっても、必ずどこかで破綻します。
当然です。「根っこ」が繋がっていないのですから。
では、どうすればいいでしょうか?
「根っこ」と繋がっていないところに「幹」を伸ばそうとしていたら、
仲間に大きなNGを出してください。
「自分の「根っこ」のど真ん中に「幹」を伸ばしてくれ!」と、
ここだけは絶対に妥協してはならないのです。
そして、「幹」を伸ばそうとすると、すぐに壁にぶつかるでしょう。
その壁を乗り越えるには、「根っこ」に立ち戻るしかありません。
「根っこ」で自らを掘り下げて、勢いつけて「幹」を伸ばす。
そうすると、現実の壁を越えられます。
しかし、すかさず、次のさらに高い壁がやってきます。
そしたら、また、「根っこ」に立ち戻るのです。
行ったり来たり。
次のステージに向かうには、「根っこ」に立ち戻るしかないのです。
「根っこ」にこそ、知恵とエネルギーの源泉があるからです。
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