2009/03/19 【一新塾ニュース】号外
22期ホームステイ受け入れプロジェクト、「魚沼よみうり」に掲載!
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一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!〜
【 号外 】 発行日:2009年3月19日
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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。
「ホームステイ受け入れを通じてニッポンの人と地域を元気にする」との
ビジョンを掲げ活動中の第22期のホームステイ受け入れプロジェクトの
野田香里さんと5名のメンバー皆さん。2月21日に新潟県南魚沼市の塩沢
を舞台に実施したプロジェクト実践が、地元の「魚沼よみうり」にて紹介を
されました。ぜひ、ご覧ください!
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【魚沼よみうり 2009年3月5日(木)】
留学生がホームステイ 地歌舞伎や雪国の伝統文化を体感
野田香里監督が橋渡し
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第25回しおざわ雪譜まつりにあわせて先月22日、「塩沢子ども歌舞伎公演」
が南魚沼市の塩沢勤労者体育センターで行われ、今回の公演には同市塩沢の
牧師通りの中島成夫さん(65)宅にホームステイをした韓国とインドネシア
の留学生も「日本の伝統文化」を学ぼうと同公演を堪能した。
留学生は、東京芸術大学院で写真を学ぶ韓国人の金昭延(キム・ソヨン)さん(29)
と、観光マネジメントを学ぶために現在、オーストラリアの大学院に留学中の
インドネシア人、アンディ・ムティアラ・ウェテンリサウアンディさん(22)の2人。
ホームステイは、ドキュメンタリー映画「こんにちは歌舞伎〜竹本清太夫みなかみへ行く」
の監督、野田香里さんが約10年前に旧塩沢町の大沢歌舞伎(現在は合併して
塩沢町歌舞伎保存会)を鑑賞に訪れてからの交流がきっかけで、同保存会が
紹介した中島さん宅へのホームステイが実現した。
2人の留学生はホームステイ期間中、歌舞伎を鑑賞したほか雪譜まつりや
保存会との交流会に参加したり、中島さんの妻真知子さん(60)から、
きものを着付けてもらい牧之通りの散策や22日まで開催中の「三国街道塩沢宿
ひな雪見かざり」の見学、塩沢つむぎ記念館で機織りも体験した。
【野田香里(のだかおり)】-------------------------------------
「こんにちは歌舞伎〜竹本清太夫みなかみへ行く」監督。
東京生まれ。学習院大学卒業。米国サンダーバード大学院卒業。
著書「ニューヨークからの採用通知」「平成恋愛事情」他、英仏翻訳者
として訳書「パパのおくりもの」他。
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10年前、大沢の卯年祭りをきっかけに、これまで何度も雪譜まつりに
来ています。東京生まれ、東京育ちの私にとって、いつも温かく迎えて
くれる塩沢歌舞伎保存会の皆さんとの再会が、何よりもの喜びです。
今年の子ども歌舞伎は、最高の出来ですばらしかった・・・。
6年前、9歳の時の舞台を見させてもらった女の子が、今年は高校2年生。
主役でがんばっている姿を見て胸がいっぱいになりました。私は映画撮影
のためカメラを回していたのですが上演中、会場内からすすり泣きの声が
聞こえ、思わず客席にカメラを向けてしまいました。今年は、歌舞伎保存会
の皆さんのおかげで、私の夢がかなった年でもありました。それは、
外国人に雪譜まつりに来てもらって、日本の地方の暮らしや文化を体験
してもらうこと。歌舞伎保存会のご尽力で、すばらしいホームステイ
受け入れ先も見つかり、「外国人の目から見た塩沢の文化、今でも村に
受け継がれている歌舞伎の魅力」を“こんにちは歌舞伎”のホームページ上
で海外の人々に向けてこれから発信していきます。東京の塩沢ファン、
あるいは世界の塩沢ファンが、これからもどんどん増えていくように、
映画作りやホームステイ受け入れプロジェクトを通じて、今後も続けて
いきたいと思っています。(野田香里)
今回の塩沢でのホームステイの体験記や外国人の目から見た地方歌舞伎の感想は
「こんにちは歌舞伎」公式サイト(http://www.kabukifilm.com/)に掲載予定。
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