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一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!〜
【 第372号 】 発行日:2009年2月9日
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■ 塾生活動レポート
『 今こそ紙芝居で、より良い社会造り人創り 』
第18期生 山口 文子
■【 参加者募集 】 誰もが社会創造のプレイヤーになれる!
一新塾入門講座 『社会ビジョン探究&問題解決ワークショップ 』
講師: 森嶋伸夫 (一新塾代表理事・事務局長)
【東京】 3月15日(日)
【大阪】 3月20日(金・祝)
【福岡】 3月21日(土)
【名古屋】 3月22日(日)
※参加費(3000円)は当日受付にて承ります。
申込→ http://www.isshinjuku.com/04i_hassin/ev_mosikomi.html
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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。
インターネット新聞JanJan『 地域を元気にする道州制 』コーナーに、
我らが道州制.comのメンバーの投稿が掲載されております。
ペンネーム塔野沢皓氏として鋭く切り込んだ記事を続々と投稿されているのは
3期生の荻野睦子さんです。
また、最新の記事では、3期生で道州制.com代表の藤井秀一さんの記事も出ています。
http://www.news.janjan.jp/special/doushusei/index.php
さて、今回は紙芝居を通じて、社会変革に挑んでいる18期生の山口文子さんより
ほとばしる情熱溢れるメッセージをいただきました。
山口さんのご活躍は、新聞や雑誌でもご紹介されています。
http://www.isshinjuku.com/05jukusei/kiji_22_05_008.html
http://www.isshinjuku.com/05jukusei/kiji_22_05_007.html
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■■■■■ 塾生活動レポート
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■■■ 『 今こそ紙芝居で、より良い社会造り人創り 』
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■■■■■■□ 一新塾第18期 山口文子
昨年の後半から今年にかけて、アメリカの株価の大暴落で
“百年に一度の経済危機″という一言では、語り尽くせない、人々の先行きの見えない、
大変な時代になりました。
でも、皆さん少し変だとは思いませんか?
1929年、今から凡そ80年前に、アメリカから端を発した株価の大暴落で、
確かに日本もその大きな大打撃を受けて、失業者が日本中に溢れ、その失業者の
人々が、生きていく為に日銭を稼ぐ、飴や駄菓子を売る道具として、街頭紙芝居
が生まれたのです。紙芝居は、人々が生きて行く上で、その英智を結集した結果、
偶然に生まれた文化なのです。
私が、何故今の時代が、80年前と比べて、おかしいと想ったかと言うと、
当時の人々との価値観のずれが在るとは思いますが、現代の人々は、行政が
なんとかしてくれる。政権が交代したら、景気が回復する希望が持てる。
道路の財源を福祉や子育て支援に回してもらわないと、やっていけない。等々…
言い方がきついかも知れませんが、とにかく、自分達が団結して力を合わせる
という努力をあまりしないで、政府がなんとかするのを待つ。
そのうち、景気が回復するのを待つ。政権が交代するのを待つ。
私の目から見ると、とても歯がゆいのです。
そこで私は、他力本願的思考を払拭して、自分なりに出来る形で、人々の
気持ちを喚起したいのです。派遣切り、不当な解雇、正社員の首切り。こんな
世の中がまかり通って、どうしてみんな黙っておられるのですか?
● 紙芝居で、世の中を本気で変革したい
私は今から凡そ80年前に、失業者を救済するべきツールとして、日本で
生まれた紙芝居で、世の中を本気で変革したいと考えている、大馬鹿者です。
でも、誰かがするのを待つのなら、自分で行動に移すことで、少しでも、
人々が生き易くなってもらえるのなら、やらせて戴く価値は在ると想います。
それでは、紙芝居でどのように、今の世の中を変革していこうと考えて
いるかと申しますと、それは、一言で言えば、教育の改革に外なりません。
教育の荒廃が、現代社会の格差を産み、子供達に夢や希望が抱けない世の中に
なり、自分さえ良ければ構わないという道徳心が欠落し、心優しい人々は、
自分自身を信じることを諦め、毎年、年間3万人以上の自殺者が後を絶たず、
親は子を殺し子は親を殺め、テレビゲームやバソコン等の擬似体験のみでしか、
思考をすることが出来ず、現実と仮想の世界の区別が出来ず、人は死んだら、
また生き返ると、本気で信じる。従って、命の尊さと生きる喜びを実感
出来ず、人間同士が生で触れ合う機会がなくなって来て、コミュニケーション
を上手く図れなくなり、孤立化してしまう。
私は、紙芝居を普及させて戴くことで、これら、現代社会が抱えている
問題を、少しでもなくすことが出来れば、こんな嬉しいことはないと想って
おります。
生身の人間が、肉声で語る、優れた紙芝居を、顔を知らない人同士が
観ても、全く自然体で作品世界を通じて、共感出来る。紙芝居には、
何時でも、誰でも、何処でも、簡単にそんな素晴らしい居場所造りと、
共感を味わい、想像力を養い、物事の善悪を、みんなで観ることで培う、
素晴らしい魅力を持っていると、私は想います。
●「青空みかん」として奮闘中!
私のこれからの活動の予定は、どうか「青空みかん」(私の紙芝居の芸名)
で、検索下さいませ。主な予定を挙げますと。
3月 1日(日)徳島県、徳島市で、紙芝居ボランティア「おしゃべりくまさん」
の紙の実演講座
3月14日(土)大阪市立住吉人権文化センター館祭り
5月 9日(土)紙芝居の一日公開講座 大阪市立難波市民学習センター
講師 童心社会長 酒井京子氏
5月31日(日)共生共走マラソン会場 大阪市立鶴見緑地公園
その他、地域の活動と致しまして、私の住いする、大阪市東住吉区の街造り
グループ「東住吉アクションプラン」独自の創作紙芝居の製作のお手伝いを
させて戴いております。
また、大阪市の生涯学習インストラクターの人材バンク登録者として、
要請が在れば、紙芝居の実演や講座を務めさせて戴いております。また、
紙芝居を文化として広げて戴ける仲間つくりとして「紙芝居大好きの会」を
二年前に発足致しました。
青空みかんの紙芝居教室も、紙芝居を文化として確立させていく為に、
自宅近くに昨年、開校致しました。今年の3月からは、より多くの実演者が
増えればと考え、大阪市立難波市民学習センターにて、基本的に第三日曜日
の午後に開講させて戴くこととなりました。
いずれにしろ、私の主体的市民としての活動は、誰かがやってくれたり、
政権が交代するのを待つのではなく、紙芝居という、今一番古くて新しい
メディアを遣って、理論と実践を駆使して、人々の心に喚起を呼び起こし
たいと想っております。何故なら、紙芝居は全ての問題をオールクリア
出来る、素晴らしい特性と可能性を秘めているツールであると、私は疑い
のない、信念を持っているからです。
しかしながら、何ごとも地道な積み重ねを積んでいくことで、大願を成就
出来ると言うことを肝に命じ、これからも、あせらず、慌てず、諦めず、
そしてくさらず、自分の使命を果たして参りたいと想っております。
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