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一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!〜
【 第353号 】 発行日:2008年10月13日
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目次
■ 塾生活動レポート
『地域を誇り高く元気にする仕事がしたい!』
〜 佐渡島プロジェクト 〜 第22期生 後藤一安
■ 第23期講座&説明会(無料)の予定〜東京・沖縄で開催!
→ http://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html
■ ドキュメンタリー映画上映会
上映作品:『おいしいコーヒーの真実』
日 時:2008年10月18日(土)13:00〜14:40
会 場:NPO法人一新塾教室(東京都港区芝3-28-2カスターニ芝ビル2F)
→ http://www.isshinjuku.com/04i_hassin/ev_mosikomi.html#1018
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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。
「佐渡市野浦集落から新しい産業を創出し、やがて世界を変える!」と
Think Globally,Act Locally で ふるさとである佐渡島の活性化に
チャレンジ中の塾生がいます。22期生の後藤一安さんです。
11月には東京の一新塾生と佐渡島への現場視察を予定されています。
後藤さんの熱きメッセージ、ぜひ、ご一読ください!
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■■■■■ 塾生活動レポート
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■■■ 『 地域を誇り高く元気にする仕事がしたい! 』
■■■■ 〜 佐渡島プロジェクト 〜
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■■■■■■□ 一新塾第22期 後藤 一安
4月から単身赴任で東京に出てきている地方公務員である。
食を中心に首都圏向けに情報を発信するのが仕事だ。赴任早々、購読して
いるメルマガでこの塾を知った。激動する社会情勢の中にあって、何があって
も奪われない、失いようのない財産は「知識」だと、その「知識」を得るのに
うってつけの場がここ一新塾だというのだ。迷わずに入塾した。東京での1年や
2年はあっという間に過ぎるだろう。ならば、地方にいては得難い体験をして
いこうと思った。
民間企業(商社)で8年ほど営業をやってからの中途採用での公務員で、職場は
上も下も横も世間にさらされていない人間が多くて刺激がないなという印象を正直
持っていた。しかし、今や公務員生活も十数年が経ち、今度は自分が世間知らず
になってしまった。その危機感からも入塾した。役所の中だけの発想で地方が
良くなるとはとっても思えない。様々な立場の人間と渡り合って、ときにコラボ
していい解決策が生み出せ、実行できる。
役所にいても、内部の研修制度や業務上の事業の中で新しい経営手法や産業創造策
を研究することができる。あたらしい県のあり方としての道州制の研究や競争を
無意味にするブルーオーシャン戦略、今後の厳しい大局情勢に対応した新産業創造構想
などの研究に主体的に関係した。これらの経験を全国レベルのメンバーが集う塾で
紹介し試してみたかったという気持ちもある。
●地域を誇り高く元気にする仕事がしたい!
要するに地域を誇り高く元気にする仕事がしたい、そのためのスキルをこの塾で
磨きたいと思ったわけだ。入ってみてまずはテレビでしか見たことのない有名な講師と
こうまで近い関係で講義が受けられることに感動した。一番前の席にすわり、質問
はいつも一番にすることを心がけた。「葉っぱビジネス」で有名な徳島県上勝町
の笠原町長の講演では希望が叶って司会も務めた。なかなか濃い内容の講演の連続だ。
ほとんどの講師は本を出されており、それを毎週事前に読むのも大変だ。行事
も多く合宿やワークショップ、プレゼンテーションも次から次とやってくる。
主体的に参加すればするほど血となり肉となる。
岩手県の葛巻町の現場視察は本当に感動した。すべて業務の役に立つことばかりだ。
せっかく知り合った講師とはできるだけ関係を深めるようにした。何か地域に
役立つビジネスが起こりそうだとなれば関係者といっしょに訪問して、しっかり
仕事でも生かせている。
●「佐渡島プロジェクト」を立ち上げ!
チーム活動としては、「佐渡島プロジェクト」をリーダーとして立ち上げ、
メンバー4人でがんばっている。世界の縮図が日本、日本の縮図が佐渡島である
とすると私の生まれた野浦集落から佐渡島が変わることにより日本を、世界を
変えることができないかと考えた。誰かがどこかで最初の一歩=思いを起こさ
なければ夢は実現しない。
この原稿を書いているこの日の新聞やTVではアメリカ発世界金融危機の話を
さかんにやっている。世界で何が起きようと盤石な自立した地域経済を構築した
いと夢を抱いている。しかし、国頼み、大企業の投資頼みが現実だ。自ら生み出
した新しい知識による地域資源活用型のビジネスをどんどん起こして、世の中に
役立ち支持される企業であふれる地域にしたいと考える。
そのためには行政職員がスキルを上げ、良き行政を行うのも重要だが、主体的
な市民がどんどん公共を担っていくことも必要だ。塾では学生、企業人、官僚、
自由人、その他多種多様な人財が集っていて、刺激し合いながら学んでいる。
世の中、様々な問題はあるが、上勝町の笠原町長が看破したように日本の最大
の問題は将来を見据えた長期的な国家ビジョンがないことであろう。ビジョンが
示されない限り、その戦略や方策が最善なのか、妥当であるのかの判断がつかない。
その意味で、同期中山チームの2030年ビジョン策定チームに大いに期待しているし、
間接的に大いに関わりたいと考えている。
いずれにせよ、塾に入って良かったと思っている。志さえあればここでの経験
をすべて活かすことができる。塾の事務局の方々の献身的なサポートには本当に
頭が下がる。また、そうそうたるメンバーで構成される運営スタッフのヘルプも
頼もしい。それらが活かせるかどうかはまさに、自己変革の全人的決意にかかっ
ている。それを肝に銘じこれから行動してゆきたいと思っている。
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