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一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
【第314号】 発行日:2007年11月23日
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目次
■ 事務局長メッセージ
「沖縄市&泡瀬干潟視察」に行ってまいりました!
一新塾代表理事・事務局長 森嶋 伸夫
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メルマガ読者の皆さま
こんにちは、事務局の森嶋です。
一新塾メンバー総勢14名で、11月16日〜18日、「沖縄市&泡瀬干潟視察」に
行ってまいりました。(地元沖縄5名と東京・名古屋・大阪の9名)
現場に訪れ、自分の目で見、肌で感じ、地元の方の生の声に触れ、
腹を割って意見交換することで、私たちの既成概念が砕かれる機会でも
ありました。
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■■■■ 事務局長メッセージ
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■■ 「沖縄市&泡瀬干潟視察」
■■ 〜開発か?環境か?沖縄市の地域復興のビジョン
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■ 一新塾代表理事・事務局長 森嶋 伸夫
■「沖縄市&泡瀬干潟視察」のねらい
○現場主義の実践
地域主権を標榜する中で、地域の現場を訪問することはなにより重要なことです。
そこで、自分の目で見、肌で感じ、地元の方の生の声に触れ、腹を割って議論す
ることで、化学反応を起こすことを目指しました。
○「地元の知恵」と「よそ者の知恵」のコラボレーション
地元の知恵」と「よそ者の知恵」が、一緒になって、切実感を共有し、
学びあい、地域の問題解決へ向けて協働の道を見出すことができるか、
トライしてみました。
■今回のテーマ:『沖縄市の地域復興のビジョンを考える』
今回のテーマは、『沖縄市の地域復興のビジョンを考える』です。
環境問題、経済問題、基地問題、そして、民主主義の問題が、
複雑に絡み合い、とても奥深いものでした。
沖縄市は、旧コザ市と旧美里村が合併してできた人口13万人の都市です。
嘉手納基地など米軍基地を多く抱え、国際色が豊かで、独自の文化、独特
の雰囲気を持っています。芸能も盛んで、多くの音楽家を輩出している
都市です。
しかし最近は、北谷町やうるま市に大型商業施設建設が相次ぐなどで、
コザ十字路近くの商業施設がかつてのような賑わいがなくなってきている
のが課題となっています。
また、東部の埋立地である特別自由貿易地域での企業誘致も苦戦して
います。
そして、現在の、沖縄市の振興における、現在の一番の話題は、
“泡瀬干潟の埋め立て”です。
「開発か?」「環境か?」。
20年以上前から、沖縄市では、「泡瀬干潟」めぐって、議論が
ずっと続いておりました。そして、今、埋立が始まっています。
泡瀬干潟は、琉球列島最大(290ha)の干潟です。市街地に隣接して
いるにも関わらず、自然環境が保たれ、豊富な生物が残されています。
2006年4月に誕生した東門美津子沖縄市長は、
「東部海浜(泡瀬干潟埋立て)の是非については、すぐに判断は出せない。市民
の負担、環境問題など中身の問題が明らかにされていない中で、きちんと精査する
必要がある。精査して駄目だと判断すれば、事業を止める勇気もある」
と公約し当選しました。
東門市長は、「市民の意見を聞いて判断する。」とのことで、12月の議会前には、
その意思表示をするものとみられます。
そのさなかに、泡瀬干潟開発推進派の「泡瀬復興期成会」「プライド泡瀬」
と反対派「泡瀬干潟を守る連絡会」の双方の市民団体と議論してまいりました。
また、東部海浜開発事業検討会議の副座長とも議論いたしました。
こちらの立場はあくまでも、中立の立場です。
さらに、一般の地域住民の方にインタビューもトライしてきました。
地元の方々の生の声をじっくりヒアリングをさせていただき、それを受けて、
私たちの見解もじっくり議論し、整理して、考えをまとめてみました。
これから、視察参加メンバー有志にて、中立の立場で、自分たちの考えたことを
沖縄市長や国会議員に提言する予定です。
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■スケジュール
16日金 16:20 那覇到着
西海岸経由(アメリカンビレッジ)で沖縄市へ
20:00 デイゴホテルで打合せ
17日土 朝
7:00 朝食
8:30 デイゴホテル出発
農連市場で聞き取り調査1
勝連城跡より埋立フリーゾーン地区泡瀬地区外観
人工干潟・・フリーゾーン地区現場視察
12:30 昼食
13:30 泡瀬干潟の現場をカヌーで視察
15:00 休憩
16:00 聞き取り調査2
【プライド泡瀬・泡瀬復興期成会】
プライド泡瀬会長、泡瀬復興期成会事務局長
【泡瀬干潟を守る連絡会】
泡瀬干潟を守る連絡会事務局長
21:00 会食:
【東部海浜開発事業検討会議】
東部海浜開発事業検討会議副座長
23:30 沖縄市市街地視察
24:00〜デイゴホテル
調査まとめ続き〜
18日日 9:00 デイゴホテル・チェックアウト
9:30 沖縄市中央公民館
10:00 調査まとめ続き
13:00 昼食
13:30 プレゼンテーション・意見交換
16:30 中央公民館出発・・・那覇空港へ
19:30 那覇から東京へ
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