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一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
【第306号】 発行日:2007年10月5日
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目次
■ 塾生活動レポート 『 政治無関心から議員になるまで 』
一新塾第13・20期 冨田 潤 氏
■ 第21期説明会!〜市民として、もう一つの顔を持とう!〜
◎東 京 10月10日(水) 10月13日(土)ほか
◎大 阪 10月6日(土)
◎名古屋 10月7日(日)
◎福 岡 10月8日(月・祝)
◎沖 縄 10月27日(土)
→ http://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html
■ 秋の一般公開講座
10月16日(火)『 社会起業家への道!〜LOHASに導かれて 』
講師:大和田順子氏(LOHASプロデューサー・LBA共同代表・一新塾OG)
→ http://www.isshinjuku.com/04i_hassin/ev_mosikomi.html
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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。事務局の森嶋です。
サラリーマンとして一新塾の第13期に入塾された冨田潤さん。
三鷹市立第四小学校を現場に『オリジナルペイント自転車』プロジェクト
を展開。自分の好みのデザインに自分でペイントして、世界に一つの
オリジナル自転車をつくるこの取り組みは、盗難防止、親子のふれあい、
感性教育、そして、リユースで環境問題に貢献など様々な側面を持ち、
新聞やテレビで取り上げられ話題になりました。
2007年4月、冨田さんは地元の愛知県豊川市で市議会議員選挙に
チャレンジ。 30歳の若さで当選を果たされました。
脱サラし政治への道を志した熱い胸の内を語っていただきました!
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■■■■ 塾生活動レポート
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■■ 『 政治無関心から議員になるまで 』
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一新塾第13・20期
豊川市議会議員 とみた潤
●サラリーマン生活で感じた政治への憤り
私は学生時代を通して全く勉強をしてきませんでした。サラリーマン生活
をする中で、漠然と年金はもらえない、政治家は皆悪いことばかりして国の
借金が増えている、と考えていました。そして選挙に行きませんでした。
投票率が低いことが政治に対してのメッセージであり、それによって不信任
だということを政治家に解ってほしいと考えていました。
そしてある日、国の借金が700兆を超えたとの報道がありました。
投票率を低くすることによって政治に対して不信任を叩きつけていると思い
込んでいた私は、相変わらず借金を重ねていくことにただただ憤りを感じて
いました。
その時ふと
「私の周りの同世代の人間は体を壊しながら深夜まで働き、上司からは
21時まで仕事しろと言われ、家に着くのはいつも深夜でありながら、
会社では売上をあげていた。私よりももっと過酷な会社員生活を送っている人
もいた。少なくともそれぞれの会社は利益をあげて成り立っている。
私たちはここまでして売り上げをあげているのに、国はなぜこんなに毎年毎年
借金を重ねていくのだろうか。一体何が原因なのだろうか。」
と思うようになりました。
● 一新塾の門を叩く
そこで、これまで勉強してこなかった自分を反省して、大学院に行って勉強
しなおそうと考えたのです。しかし、20代のサラリーマンには一人暮らしを
しながら学費を払うにはかなり厳しいものがありました。
そして、大学院を諦めた後、たまたまHPを見た一新塾の門を叩くことになりました。
入塾後にいろんな議員の方に接することができました。そこには今まで自分が
描いていた議員象とは遠くかけ離れた人ばかりだったのです。
一生懸命勉強して自分の街の役に立ちたい、お金はないけど頑張っている議員が
多くいたのです。
そして、地道に活動をしている政治家が沢山存在することを多くの人に知って
もらわなければいけないと感じるようになったのです。
● 政治家を身近な存在に!
私は投票率アップの運動もやってきましたが、やはり根本は皆が自発的に
投票に行くことが理想だと考えます。それには良い活動をしている多くの議員を
一人でも多くの人に知ってもらうことが必要です。
とりわけ若い世代には“議員”と話す機会は皆無であり、良い政治家の存在を
知ってもらうにはハードルが高いのです。
一般に政治家のイメージというのは60代から70代ですから気軽に話を聞く
こともできません。仮に同世代の人間が議員をやっていたとしてもどこかの
二世だったり三世だったりで、自分とはかけ離れた人間という感覚に陥って
しまい親近感が持てないのです。
それではどうすればいいか。
学生時代に特に優秀でもなければ、金持ちでもない、そして家系に政治家
なんて存在しない「自分がやってみたらどうなるだろうか」と考えたのです。
選挙に出て当選して、しっかり仕事していることを同世代の人間に見せる
ことができれば政治家を身近な存在に感じてくれるのではないか。
若者が政治を身近に感じて投票に行くようになれば、必ず政治も若者の方を
向きます。
●「腹を括ったかどうか」
若者にとって選挙に立候補することは、会社を辞めるなど多くのリスクがあり
ます。しかし、議員というものは決して特別な人しかできないものでは
ありません。
私は今年の4月の市議会議員選挙で当選させていただきました。
地盤も看板もカバンも何も無くても当選させていただいたのです。
その後も感じるのですが、議員と一新塾にいるみなさんとの違いはただ一つ。
「腹を括ったかどうか」
だけだと感じます。
会社を辞め、選挙に出る決意をしたかどうか。これだけだと感じます。
これを読んでいただいた方、腹を括って自分の街のために働いてみませんか?
議員は勉強することも仕事として認められます。
会社を終えて一新塾に行き、休みの日には視察に出かける。
会社以外の時間を使っていた活動が本職として堂々と行うことができるのです。
ですから私は日々勉強ですが、毎日が一新塾のような感じです。
充実した日々を過ごしながら研鑽を積ませていただいています。
今迷っている方がいましたら、是非私と一緒に活動していきましょう!
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