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        一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
         【第300号】 発行日:2007年9月23日
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目次
■ 300号記念 事務局長メッセージ

  『 主体的市民の物語〜地域変革の連鎖に向けて! 』
                森嶋伸夫(一新塾代表理事・事務局長)

■ 第21期説明会!『東京』 『大阪』 『名古屋』 『福岡(新拠点!)』
      → http://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html 

      ◎東 京  9月30日(日)、10月3日(水) ほか
      ◎大 阪  10月6日(土)
      ◎名古屋  10月7日(日)
      ◎福 岡  10月8日(月・祝)

■ 一般公開講座→ http://www.isshinjuku.com/04i_hassin/ev_mosikomi.html

   10/16(火) 『社会起業家への道! LOHASに導かれて』  
              講 師:大和田順子氏
             (LOHASプロデューサー・LBA共同代表・一新塾OG) 
   


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             → http://isshinjuku.com/03bosu/b1_siryo.html
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とうとう、300号となりました。一新塾の仲間と共に、未来に向けて発信させて
いただきます。

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■■■■      メールマガジン300号記念  事務局長メッセージ
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■■       『 主体的市民の物語〜地域変革の連鎖に向けて! 』

□                             一新塾代表理事・事務局長
                                        森嶋 伸夫

一新塾ニュースは、今回で、いよいよ300号を迎えます。
2000年の4月にスタートしてから、数々のドラマを紹介させていただきました。
思い返せば、第一号は、2000年3月の台湾総統選挙視察お伝えさせていただきました。
台北での民衆の熱狂とそこに至るまでの悲哀の歴史。「これが民主主義か!」と
初めて肌身で実感した瞬間でもありました。

この2000年は一新塾にとって一つの転換点でした。
この年、初めて一新塾出身の国会議員が誕生しました。また、OBが無党派知事の誕生
の一翼を担い、それをきっかけに「しなの鉄道経営改革」を起動することになりました。
また、OBが、全国に「フィルムコミッション設立」のムーブメントを起こしたのも、
この年です。

この年を境に、「地域」や「業界」の変革に、塾生が身を投じて挑戦することが加速
してきました。
そして、その一つひとつの物語を一新塾ニュースで紹介させていただきました。
それは、社会変革に挑む主体的市民の物語です。
その一つひとつの中には、どれもトリガーが引かれる決定的な瞬間がありました。
あるときは、忘れてしまっていた願いを呼び覚ます言葉によって。
あるときは、「放っておけない!」と衝動的に自らを行動に駆り立てる、現場の痛みを
抱えた人たちとの出会いによって。
そして、あるときは、これまでの自分が打ち砕かれるほどの厳しい試練によって。
社会変革は、いつも人生の転換と共にもたらされてきたのです。

ここで、一新塾の歴史を振り返ってみたいと思います。
大前研一を創設者として13年前の1994年に開塾。

 1〜10期(1994年〜2001年)の第一ステージは、『主体的市民の目覚めの連鎖!』。
生活者主権社会の実現に向けて、「主体的市民」の発掘と育成の理念の礎が築かれました。
様々な世代、様々なバックグラウンドの塾生が、主義主張を超えての徹底議論した日々が
ありました。そして、続々と生まれる市民の立場からの政策提言。その延長線で、続々と
誕生する脱サラ議員。OB議員が一新塾での草の根議論を議会に橋渡ししてくれることで、
塾生の目の色がガラッと変わってきました。

 11〜20期(2002年〜2007年)の第二ステージは、『プロジェクト誕生の連鎖!』。
批評家、傍観者に留まることなく、自らアクションしていこう、を合言葉に、走りながら
考えました。政策提言を武器に市民活動、NPO設立など、地域に続々と飛び込んでいく塾生
たち。その延長線では、議員のみならず、社会の問題解決の為に起業する、社会起業家も
続々と誕生しました。今では、毎月、塾生・OBOGの誰かがマスコミに登場するようになって
きました。自分だからこその、誰もやったことのない新しいアクションへのこだわりが理由
かもしれません。

 そして、間もなく始まる21期!
21〜30期(2007〜2012年)の第三ステージは、『地域変革の連鎖!』。
都市と地域の主体的市民によるコラボレーションで、地域社会を変革に導きます。
今、地域格差が叫ばれ、補助金・交付税の減少による経済格差の問題が
クローズアップされがちですが、突き詰めていくと人材格差にいきつくと思います。
一方、首都圏の一新塾に集う人たちは、この1年を人生の転機にということで、高層ビルでの
サラリーマンの人生から、地に足をつけたところで地域コミュニティや人とのつながりを
求め、そのフィールドを全国各地の地域に見出し、飛び込んでいく連鎖が起こっています。
そこで、地域に一新塾の拠点とネットワークを増やして、地域への人材の橋渡しの
役割の一端を担えないものかと思います。
地域では、“よそ者”に刺激を受けて、地域に眠る主体的市民に目覚めの連鎖が起こり、
地域が再生していくのです。

主体的市民の物語は、今後も一新塾ニュースで配信し続けます。

 



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