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        一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
         【第284号】 発行日:2007年5月2日
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目次
■ 事務局長メッセージ
  「『社会起業家』って?」 森嶋伸夫(一新塾代表理事・事務局長)

第20期 説明会のご案内

春の公開講座&問題解決ミニワークショップ
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皆さま、こんにちは。事務局の森嶋です。

明日からゴールデンウィーク後半戦ですね。
一新塾では、3日大阪、4日名古屋、そして6日東京と『講座&第20期説明会』
を開催します。ゴールデンウイークのひと時を、皆様と共有することができました
ら、とても嬉しいです。

なお、3日・4日については、出張のため東京の事務局は閉局となります。
誠に恐縮ですが、ご質問などございましたらメールか、留守電話にメッセージ
をお願いします。5日にこちらから折り返し、ご返事させていただきます。

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■■■■    事務局長メッセージ
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■■              『社会起業家』って?

□                    一新塾代表理事・事務局長  森嶋 伸夫

「社会起業家」ってどういうものですか?

最近こうした質問をよく受けるようになりました。
「社会起業家」が広く社会に受け入れられつつあるという証かもしれません。

「社会起業家」とは、お金ではなく、社会変革を第一のミッションに掲げて
事業を起こす方のことを言います。

ゆえに、社会起業家はミッションのもとに、柔軟かつフラットな、創造的で
オープンな組織を創り上げ、起業家精神を発揮して、ユーザー・パートナー・
資金提供者との間に、 オープンでダイナミックな関係を築いていきます。
また、これらの活動を通して、さらに優れたアイデアや人材、資金を獲得し、
活動範囲を拡大していきます。
常にチャレンジを続け成長し続ける存在です。

日本では、社会起業家は増えてきておりますが、まだ社会変革装置の本領を
発揮するのはこれからです。

その鍵を握るのが、世代間を越える繋がりではないかと、私は思います。
エンジェル不在の日本。これまで、経験豊富なシニアが若くて可能性がある
若者に投資し、起業家を育成するという風土が気迫でした。
しかし、団塊世代が、業界から地域に舞台を転換する潮流の中で、団塊世代と
若者のコラボレーションから新しい創造が続々と生まれるのではないかという
予感もしています。

このたび、そのお一人、会津若松市の東山温泉の3つの老舗旅館(「不動滝」
「新滝」「千代滝」)の再生に挑んでいる、一新塾OBの深田智之さん
(くつろぎ宿社長)が『朝日新聞』で紹介されました。
深田さんのミッションは、「地域再生」です。

深田さんは、東山温泉に関わる前には、運営赤字が毎年7000万円あった
「グリーンピア土佐横浪」を再生を果されました。そこには、彼のパートナーを
務めた清水さん(ホテルマンとして定年まで30年以上の経験を持つ)の存在が
大きかったのだと思います。
当時36歳だった深田さんと清水さんの世代間を越えたコラボレーションが見事に
発揮されたのではないでしょうか。

●【新聞記事】2007年04月25日の朝日新聞 福島地方版 企画連載「仕事場から」
 〜「3旅館 個性出し統合」東山温泉・くつろぎ宿〜
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000150704250001

再生は順調に進んでいます。
ちょうど、今年の3月には、社会起業を目指す一新塾メンバー16名で視察に行きました。
再生現場を訪ねることで深田さんの知恵を学ばせていただきました。
また、東山温泉再生のための解決策を深田さんに提案し、徹夜で議論をしました。

「新滝」の一部をコミュニティーハウスとして再利用し、
首都圏からまちづくりの核となる人材を集める新しい挑戦も目が離せません。

さて、現在、一新塾には、社会起業家を目指す方が続々と集まってきています。
これまで輩出した社会起業家は60名。
http://www.isshinjuku.com/#6666

あなたも社会起業家にチャレンジしてみませんか?




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