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一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
【第281号】 発行日:2007年4月21日
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目次
■ 塾生活動レポート
『八尾市初の公開討論会を開催!』 一新塾第14・16期 坂倉幸枝 氏
■ 第20期 説明会『 この1年で人生を変える!社会を変える! 』
東京(5/2,6,9,12,16)・大阪(5/3)・名古屋(5/4)
→ http://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html
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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。事務局の森嶋です。
さて、統一地方選挙の後半戦もいよいよ明日が投票日ですね。
今回は、「市長選公開討論会を実現する八尾市民の会」の代表として、
大阪府八尾市では初となる公開討論会を主催した第14・16期生の坂倉幸枝さんに
体験記をいただきました。
公開討論会の代表をつとめるいきさつと動機、運営のエピソード、未来に向けての
課題などが、坂倉さんのエキサイティングな心の動きとともに伝わってまいります!
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■■■■ 塾生活動レポート
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■■ 『 八尾市初の公開討論会を開催! 』
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■ 一新塾第14・16期 坂倉 幸枝
去る4月10日、かねてからの念願であった市長選公開討論会を地元
八尾市で実現することができた。入塾前は政治や選挙にまったく興味が
なかった私。しかし「世の中を自分たちの手でよくしよう!」と活動している
塾生の熱い思いに触れ、「こんな私にも何かできるかも?」と思うようになった。
● 始まりは一本の電話から
その機会は突然やってきた。始まりは一本の電話から。
「今度、市長選公開討論会すんねんけど、代表でやってくれへんかなぁ〜?」。
降って沸いた突然の依頼に面食らったが、同時に自分の願いを叶えるまたとない
チャンスに思え、引き受けることにした。電話の主は、地元で古くから数々の
地域活動に取り組んでおられる、八尾の市民活動コミュニティーで知らぬ人は
いない有名人。かねてから親交はあったものの一緒に活動した経験はなく、
いわば“使い物になるかどうか分からない人間”を、信じて頼ってきてくれた
のだ。期待に応えねば、という思いが沸いてきた。
とはいえ、その時点で既にスタッフの人選やリンカーンフォーラムへの届出、
開催日設定等、お膳立てはできていたので、私は実作業からのスタートだった。
● 公開討論会を開催!
一番緊張したのは、候補予定者への参加要請だった。
果たして快くOKしてもらえるのか?不安を抱きつつ各事務所を1件1件訪問し、
結局現職以外の4名に参加表明をいただいた。現職は「公務のため欠席」との
ことで非常に残念だったが、とにかく討論会を開催できる運びとなり安堵した。
討論会のスタイルとしては、5つの質問を予め候補予定者に告知し、当日
制限時間内で答えてもらう、というもの。具体的には、1.最重要施策
2.財政問題 3.同和問題 4.福祉政策 5.市内の地域間格差について。
「八尾の現在の関心事は何か?」という視点から私たち主催者側が考えたものだが、
時間があれば広く市民にもアンケートを取ればよかったかもしれない。
加えて、その場で出す質問に○×で答えてもらうコーナー。
「お酒を飲みすぎて酔いつぶれたことはあるか?」「自分にファッションセンスが
あると思うか?」等、ざっくばらんな質問で、会場が和やかな雰囲気になった。
そして締めのフリースピーチ。思いのたけを語っていただいた。
全体的に非常にスムーズに進行し、心配された野次などの妨害行為も一切無かった。
またカンパも費やした経費(約5万円)程度集まり、非常にありがたかった。
● 火種は一新塾!
反省点としては、まず開催日の決め方。公平を期すためこちらが一方的に決めた
が、やはり強引さは否めない。その点で不快に思われた候補者がいたのも事実。
何より全員参加だったら盛り上がり方も違っていただろうし、欠席者が出たことに
よるデメリットは非常に大きいと感じた。
それと、討論会のスタイル。会場との質疑応答が無く、予め用意した原稿を読む
だけでは討論会とは言えない!という声もあり、この点は改善の余地があると思う。
自分自身の気付きとしては、“メンバーの人選がカギ”だということ。
特に今回のように短期間(準備期間約1ヶ月!)でやろうと思うと、信頼できて
自主性に委ねられる人が集まらないと難しいと思う。日ごろから顔の見えるお付き
合いがあるからこそ、という場面が多々あり、「八尾の人々は素晴らしい!」と
素直に感動した。
それとマスコミの利用。今回私たちの活動が関西テレビのニュース特番で放送
された。また当日はインターネット新聞の取材が入り、動画を含め討論会の様子
がHP上にUPされている http://www.janjan.jp/election/0704/0704113539/1.php
マスコミに取り上げられると、ある意味候補者へのプレッシャーにもなるし、
説得力も増す。
何より一番の気付きは、達成した後のお酒はすこぶるおいしいこと!!
何はともあれ、「八尾市で初めての公開討論会」は意義があったと思うし、
それに関われたことは非常にうれしい。
そして、元を辿ればその“火種”は一新塾にあった。
同じ喜びを分かち合える仲間が更に増えることを心より願っている。
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