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一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
【第216号】 発行日:2005年11月1日
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目次 : 一新塾事務局よりメッセージ「地域を拓くシニア世代」
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●「2007年問題」
戦後のベビーブーマーとして生まれ、受験戦争を生き抜き、ビートルズ
やグループサウンズに熱中し、日本の高度成長を第一線で引っ張ってきた
約700万人に上る、いわゆる「団塊の世代」が07年以降次々と60歳
を迎えます。
こうした時代背景もあってか、一新塾に、50代の方が第二の人生設計
にお越しになる方も増えてきました。今から定年までの時間を助走期間
として、第二の人生設計にじっくり取り組もうといった方々。
あるいは、早期退職されて、第二の人生に挑もうという方です。
05年10月8日に一新塾で『シニア世代の第ニの人生設計〜
“会社貢献”から“社会貢献”へ』のシンポジウムを開催し、4名の団塊
世代を含む50代の塾生にパネラーを引き受けて戴き自らの体験を語って
いただきました。
「会社員としての人生は規定演技。
これからは自由演技。伸び伸びと演技を!」
「“事に仕えて”きた企業戦士から、
自尊心を持って現場に飛び込む社会戦士へ!」
舞台を「組織」から「地域」に乗り換え、新しい生き方へ向う実験が始まっています。
組織の論理ではなく、今度は自分自身のミッションを生きたいと、地域社会
を舞台に、一新塾でのチームプロジェクトに注力する。20代、30代、40代と世代も
バックグラウンドも超えて、価値観の違うもの同士、コミュニケーションや合意形成
で試行錯誤することがありますが、それで身につけた力が、組織から地域に舞台
を移したときに底力を発揮します。
多様な価値観が交じり合い、個々の異質の個性が発揮されると、計り知れない
創造性やエネルギーが生まれるからです。
2007年より地域デビューする団塊世代は、高度成長のときには経済大国をつくり、
今度は地域をつくり変えるかもしれません。団塊世代が地域再生の起爆剤になる
可能性を実感したシンポジウムでした。
*さて、このシンポジウムの模様が
『リタイアメント・ビジネス・ジャーナル』誌に掲載されました!
→ http://www.isshinjuku.com/01issin/t_kiji_051031.html
一新塾事務局 森嶋伸夫
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