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      一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
     【第196号】 発行日:2005年6月24日

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目次
■『私のPlan Do See 〜 一新塾での1年を振り返って』
                 岡村義久氏(第14・16期生)
一新塾入門問題解決力養成ワークショップのお知らせ(8月7日)

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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。森嶋です。

さる5月末に卒塾を迎えた第14期生の岡村義久さんより一新塾での
1年を 振り返りメッセージをいただきました。 Plan Do See を回して
いるうちに 次々と新しいチャレンジの舞台がひらかれていく様子が
いきいきと伝わって まいります。
なお岡村さんは第16期でも継続受講され、地元富士市での 更なる
活動の飛躍を目指しています。


一新塾生の活動レポート■□■□■ ■■■□□■□■ ■■■□□
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  『私のPlan Do See 〜 一新塾での1年を振り返って』
  

■■■□□■□■ ■■■□□■□■■   岡村義久(第14・16期生)


この1年は、今までと全く違った角度から社会を見ることが出来ました。
生活者主権という切り口、問題意識の啓蒙、新しい人との出会い、
そして 体験。

●選挙とのかかわり


前半は、選挙とのかかわりでした。
市長選にチャレンジする仲間との出会いに始まり4ヶ月間、政治を外野
で語っていたところから、主体的にかかわっ ていくことの体験。

今思い起こすと様々な思いが錯綜します。純粋に政治を目指したいと思って
も、いろいろな人の思い、駆け引きがあり、ぐるぐると翻弄されるような、
そして、どろどろとしたものを感じました。

ゆえに、 政治家になって「何 をやりたいのか」ということが重要である
ことを感じます。 漠然と政治家になりたいと思っていましたが、その程度
の思いで市民の代表になることはおこがましいと感じました。

それまでの間に、「社会のために何をやってきたか」ということが最終的
に問われる、そんな気がします。 そして、選挙を通し熱い連中に出会い
ました。日本も捨てたものではない。 それも現場に飛び込んだから出会え
たのだと思います。結果は残念でしたが、そんな出会いの場を与えてくれた
仲間に感謝しています。

●外国人・多文化共生チームへの参加


さて、自分はどの角度から社会を見ていくのか、ということが重要だと
感じたのは8月のチーム編成の頃からでした。そんな中で、「外国人・
多文化共生チーム」にコミットしました。

清水聖義市長の講義、群馬県太田市での取り組みに感動し、太田市を視察
する機会に恵まれました。その向かう道中で郷里の街が群馬県太田市のよう
に外国人問題に取り組んでいることを知りました。

視察から戻ると、そこに はいきなり郷里である静岡県富士市の市長に
メールをしている自分がいました。 市長から返事が来ました。そんなことを
したのは生まれて初めてでした。
政治・行政が身近に感じてきました。

●郷里富士市の街づくり、そして環境問題


次に興味を持ったのは、「街づくり」でした。政策投資銀行の藻谷講師に
郷里富士市の街づくりを批判されたからです。確かに商店街はシャッター
通りでした。痛いところをつかれたと思いました。市民として漠然と感じて
いたことを痛烈に批判して頂きました。

またしても市長にメールしてしまいました。 審議会でいろいろ考えて
いることを知りました。行政の仕組みが少しずつ わかって来ました。
今は、審議会の答申待ちです。

更に興味を持ったのは「環境問題」でした。特に「ゴミ」問題でした。
青山代表理事の講義で語られる利権の構図。郷里富士市ではごみ焼却施設の
新設問題が持ち上がっていました。調べました。

青山理事のおっしゃるとおり 利権の構図がありそうでした。富士市は
焼却主義を脱却できていませんでした。 必要以上の施設を造ろうとして
いました。心ある市民が立ち上がっていました。

「富士市のごみを考える会」というNPOでした。その代表に会いました。
いっしょに活動してほしいと頼まれました。コミットすることにしました。
ゴミ分別の教育をいっしょにしていきたいと思っています。

●講義の司会に挑戦


「環境問題」といえば、3月に原科幸彦教授の講義の司会に挑戦しました。
「環境政策と道州制」というテーマでした。

講義の準備のために2ヶ月くらい 環境関係の本が手放せませんでした。
おかげさまで、環境問題の概略を知る ことが出来ました。ひとえに環境問題
と言っても大気から、水から、公害から、いろいろな切り口があることを知り
そのどれもがみな深刻であることを知 りました。

司会は、大変緊張しましたが、いい経験をさせていただきました。
それから、2月に韓国に行ったこと。おりしも韓流ブームの真っ只中、文化
交流が出来、人生のこの時期に韓国の息吹を感じることが出来たのは貴重な
体験でした。

政治的に考え方が日本より進んでいるところや、思い切りのよさ、 学ぶべき
ことはいろいろありました。その訪韓メンバーに加わっていたことが
今でも信じられません。早く心から近くて近い国になるように祈る限りです。

●PTA会長になる

この4月、息子・娘の通う小学校のPTA会長のお鉢が廻って来ました。
一新塾に籍を置く以上地域にコミットしていかねば、と思い引き受けました。

「コミュニティスクール」構想に感動している自分がいましたから、
学校から 地域を元気にして行こうと思いました。子供たちのためになる、
そして大人 たちのためになる、そんな企画をPTAを通じて発信していこう
と思います。

5月には早速第一弾の企画をはじめたところです。校長先生や、他のPTA
役員と話し合いながら進めているところです。企画の最終的な夢は、
東大宇宙 研究所所長であり、あのノーベル賞を受賞された小柴教授の
第一弟子であり 次期ノーベル賞候補とも言われ、富士市の名誉市民である
「戸塚洋二先生」 の講演を企画したいと考えています。

こんな思いになったのも、「一新一縁 企画」で多少なりともイベントの
企画に携わったことがいい経験でした。 また、PTA活動は、その上位団体に
富士市PTA連合会というものがあり ます。市内小中学校の各PTA会長
および校長先生が自動的に所属になります が、その組織の中でも副会長
という役を引き受けてしまいました。

これは ちょっと冒険でしたが、一新塾での学びが風化しないうちに新しいこと
に飛び 込まなければならないと思いチャレンジを決意しました。
一新塾での学びがなければ断っていたと思います。

●おわりに〜つなぎ屋

5月の講義で、一新塾の先輩である、愛知県刈谷市ご出身の真保さんの講演
で「つなぎ屋」というフレーズに出会いました。 とても共鳴するものを感じ
ました。

私も富士市のつなぎ屋になろうと思います。 いずれにしましても、思いは
郷里富士市を良くしたいというところからです。 新しい活動のベースを郷里
に徐々に広げていきたいと思っています。

そんな 思いを持てたのも一新塾に出会えたからだと思っています。



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 一新塾入門 問題解決力養成ワークショップ
   2005年8月7日(日)→★詳細、お申し込みページ        
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