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一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
【第161号】 発行日:2004年10月26日
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▼目次
■ 「創設者が示す主体的市民の姿勢」
森嶋伸夫(一新塾代表理事・事務局長)
■ イベントのお知らせ
http://www.isshinjuku.com/04i_hassin/ev_mosikomi.html
(1)10月30日:10周年記念講演会 大前研一氏(一新塾創設者)
「これからの10年!世界は、そして日本は?」
(2)11月 8日:塾生企画シンポジウム
「ハコモノ再生で元気なまちづくり!」
15期説明会 申込みは下記をクリック!
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http://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html
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『創設者が示す主体的市民の姿勢』
一新塾には、主義主張を越えて伸び伸びと議論する「風土」があります。
それは、理想を存分に語り、忌憚なく行動に移してきた創設者大前研一氏の
行動哲学が生み出したものです。そして、一人の志が他の志を目覚めさせ連鎖
していくのも既に一新塾の伝統となっています。
氏はマッキンゼー時代、まず、日本の非効率性と官僚支配のため生活者が犠牲
になっていることを書物の形で世の中に明らかにすることで変えようとしました。
「世界が見える・日本が見える」「新・国富論」「平成維新」「世界の見方・考
え方」の著書はそれぞれ30万部以上売れましたが、結果的には書いても書いても
日本はまったく変わりませんでした。
そこで執筆活動だけでは駄目だと結論し、92年には、政策提言型の市民運動
「平成維新の会」を発足しました。生活者主権、新しい地方自治・道州制への
移行を促しました。93年の総選挙では82名を会の推薦議員として国会に送り
出し、「平成維新のための法案デッサン(83法案)」の議員立法実現へ向けて
の活動を展開。しかし、法案は一本も通りませんでした。
多くの政治家は結局支持母体に拘束されて信念が貫けなくなっているのを見て、
今度は、自らが立候補することを決意。既成政党の力を借りずに東京都知事選、
続いて参院選に挑戦しますが双方落選。
言ってだめ、人を送り出してだめ、自分で飛び込んでもだめ。
失敗から導き出された答えは “急がば回れ”でした。
「今の政治では自力でその混迷から抜け出すことは出来ない。その時に大きく
舵取りのできる強い組織を作っておく、受け皿をつくっておくことが必要なので
ある」と健全な市民運動育成に目を向けました。
94年、ゼロベースからの改革は主体的な市民の目覚めによってこそ可能と考え、
人材の『植林事業』として、一新塾は創設されました。 十数年前、経済人として
頂点に立った氏が、日本の未来に疑問を持ち、“一市民”に立ち戻って日本のため
に何が出来るかを考え、身を投じて「自分が出来ること」を実践していく途上で
生み出された、この主体的市民としての姿勢。
その歩みは、誰もが今の条件から“主体的市民”を生きることができるというこ
とを先頭に立って示してくれたと思います。
どんな壁が立ちはだかろうと、理想に向ってまっすぐに、純粋に道を求め続け
たその行動姿勢が、この10年、一人ひとりに引き継がれ連鎖していきました。
一新塾10周年記念 創設者大前研一講演会がいよいよ週末の10月30日(土)
に開催されます。主体的市民を生きる姿勢をお伝えさせてください。
その行動姿勢が、参加者一人ひとりに連鎖していくことを願っております。
NPO法人 一新塾
森嶋 伸夫
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