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        一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
        【第111号】 発行日:2003年10月22日
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☆皆さん、こんにちは。まずはニュースです!
本日の『夕刊フジ』に「一新塾」の名前が大前さんのコメントとともに
掲載されました。ぜひご覧になってください!

 
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  ■「個人のミッション」こそが日本再生の原動力 ■■

    
                      一新塾代表理事・事務局長
                              森嶋伸夫
●地域に軸足を!
 この一ヶ月で、福岡、大阪、高知、名古屋とぐるっと地域を回ってきた。
 新しいモデルが生み出される気配、勢いを存分に感じた。ハコモノ再生、高
 齢者介護や託児所、生ゴミ堆肥化など、地域コミュニティを豊かにする新し
 い実験が次々に始まっており、支援者の輪も広がっている。また、世代間の
 コミュニケーションがうまくいっている。年配者が地域に貢献したいという
 若い人にチャンスをどんどん与えて育てている。

 一新塾代表理事の片岡勝氏は言う。「会社に軸足を置いていた生き方から、
 地域に軸足を置くことで個人のミッションが発揮できる。」
 ところが、東京に戻ると勢いが足りない。軸足を移すコミュニティがないの
 だ。以前、私は都市開発の仕事に携わっていたが、某駅前の再開発で街の
 将来のためにどんな建物がいいのか商店街の人たちと定例会を重ねても、街
 の将来像は全くのお題目で、商店街の店主も住民も役所も地権者も事業社も、
 皆、自分の利益しか考えずエゴのぶつかり合いが繰り返されるのを目の当た
 りにした。「日本人には市民意識がないのか?コミュニティは崩壊してし
 まったのか?」と痛感した。
  東京では、コミュニティの再生からの取り組みが必要だ。

●自らのミッションを生きる道!

 「このルーティンな仕事の延長線上で自分の人生いいのだろうか?」との疑
 問を持ち入塾される方がここにきて激増している。仕事以外にも主体的市民
 の顔を持つことで元気になる。『普通の市民』から『主体的市民』へ!

 さらに、「地域の問題解決を人生賭けてやってやろう」「ミッションと重な
 る仕事で食べていきたい」と考える方も増えてきた。『主体的市民』から
 起業や立候補など『問題解決プロフェッショナル』への道だ。塾生の2割以
 上が受講期間中に自らのミッションを生きる道を発見し人生のレールを乗り
 換えている。

 20世紀型の組織は元気がない。自らのミッションを捨て、組織のミッショ
 ンを生きる。既存の枠組み。逃げられない、断れない。結果は会社の成果と
 なる。21世紀型の組織は活力に溢れている。ボランタリー精神と志で始まる。
 既成の枠から自由。自分のミッションを探求する。結果は社会変革のトリガー
 となる。
 閉塞日本の元凶は、「組織のミッション」ではもはや個人は元気になれない
 ということ。「個人のミッション」こそが日本再生の原動力である。

●問題が最先端!主体的市民がいち早く駆けつける!

 現場の問題が時代の最先端をゆく。右肩上がりの時代は消費者心理を掻き立てる新商品や新サービスが時代の先頭をひた走った。右肩下がりの時代は問題が時代の先頭を走る。少子高齢化、財政赤字、学級崩壊、環境危機、災害、テロ・・。
 問題が一番進んでいる!一番進んでいる問題にいち早く駆けつけた人間が
 問題解決の先駆者になれる。

 9月1日〜8日、カナダのノバスコシア州ハリファックス市へ、一新塾代表
 理事の青山貞一氏を団長に『一般廃棄物資源化政策の現場視察』に6名の
 一新塾生が参加した。
 主体的市民が、しがらみでがちがちで動けない国・自治体や大企業を尻目に
 いち早く現場に駆けつける。廃棄物行政の世界先端モデルを見に行く。主体
 的市民が、日本のゴミ焼却主義の問題解決にいち早く取り組んでいるのだ。

●「政策提言」「社会起業」。問題解決には2つの道がある!

 一新塾のコースには、なぜ、「政策提言コース」と「社会起業家コース」
 の2つがあるのか?
 政策からの問題解決は、提言することで議員や行政が動き、法律や予算など
 に落とし込まれ実行される。政策は根本的な構造の変革が可能だが時間がかかり、それゆえ、政策提言だけの問題解決では、時代のスピードに追いつか
 ない現実も出てきている。

 一方、社会起業からの問題解決は、ヒト・モノ・カネ・情報をマネジメント
 することで自ら実行できる。それゆえ、社会起業は機動力を発揮して最先端
 の問題にただちに切り込んでいける。

 政治・行政では機動力をもって問題解決できない領域を機動力のある社会起
 業が担っていく。社会起業によって先進モデルを示めされれば、次に、政策
 で規制をはずして、そのモデルがもっと普及するように新しい地域をデザイ
 ンしていくといった潮流の兆しが出てきている。
 一新塾では、政策と社会起業の2つの両輪をもって新しい国づくり・地域づ
 くりのデザインに取り組んでいく。

●さあ、一緒に!

 この10月で10年目に突入した。この1年は本当に日本が変わることが出
 来るのか試されるラストチャンスの年かもしれない。この年のこのタイミン
 グにどう私たちが行動するか問われると思う。



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       新しい日本を創造するネクストリーダー養成学校
         [一新塾]第13期11月1日開講! 
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 11月1日の第13期開講が迫ってまいりました。
 今期も、自らが社会の問題解決者としての力を鍛錬していこうという意欲に
 溢れる方に多数、第13期にお申込みをいただいています。
 コースによっては定員に達する可能性が出てまいりました。
 まずは皆さんの様々な思いや疑問を直接ぶつけていただきたいと思います。
 ぜひ、この機会にご参加下さい!



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