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        一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
        【第108号】 発行日:2003年10月16日
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【目次】
 ●草の根からの生活者維新レポート
        「会社を辞めて いざ商店街へ!」
                     真保 俊治氏(第11期生)
 ●市民からの行動のヒントをお伝えします!
   ・申込締切迫る!〜第13期説明会開催中(10月18日、ほか)
   ・「衆院選とマニフェスト」(10月17日)
   ・「カナダ・ノバスコシア州廃棄物資源化戦略現場視察報告会」
                          (10月18日)
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皆さま、こんにちは。事務局の森嶋です。

 さて、メルマガ第100号・102号にてお伝えしてきました「グリーンピア土佐
 横浪」のその後ですが、深田さんから連絡が来ました。須崎市議会では、全
 会一致で購入を前提に継続審議となったとのことです。次回の議会は12月4日
 からの予定です。今後も目が離せません。

 今回は、コミュニティビジネスの立上げにチャレンジされている11期通信科
 生の真保俊治さんのメッセージをご紹介いたします。真保さんは一新塾名古屋
 勉強会でも中心メンバーとしてご活躍をいただいています。真保さんの人生の
 転機、未来に立脚した視点、そして、一人の志が周囲に計り知れない可能性を
 発揮するのだという勇気を与えていただける文章です。
     

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  ■■  会社を辞めて いざ商店街へ! ■■
           
                             第11期生
                             真保 俊治
 
■志を持った! 価値観の変貌! 即行動へ!

  約2年前にガンになったのを1つのチャンスととらえ、自分の現在の心
 の内を探ってみた。つまり今生まれ変わったとしたら同じ事をやっているだ
 ろうか? 自分は何をすべきなのだろうか? と素直に考えた。
 世間がいう有形或いは無形の成功、すなわちお金持ちになる、会社で出世す
 るという、言ってみれば他人が決めた価値観を自分自身の価値として目標を
 定めていた自分に気付いた。
 本当の自分は何だ。言い換えれば何の為に社会に存在するのかを自分自身に
 問いかけていった。

 時間はかかった。自分自身の掘り起こし、能力の棚卸しを実施。
 地域を元気にするという志を持った。何が何でも地域を元気にする。
 今までの価値観から変貌!  自らの内から引き出した志。
 すなわち使命観を達成すること。 これが自分の生きがい、夢と実感。
 これが会社を辞める引きがねになった。
 金銭的な面で一瞬、家族ともども飯を食べて行けるか、ふと思った事もあっ
 たが 元気になる未来の明るい姿を想像すると 今に留まる理由はなくなり、
 ひたすら未来に向けて進むべしと、強い思いが湧いた
(勿論、家族は絶対に
 捨てない)。
 今の延長に自分の目標がない事がわかった。
 従って、まずは、行動すべし!行動のないところに人生の達成はない。

■会社を辞めて いざ商店街へ!

  この(2003年)4月に19年間お世話になった会社を辞めた。勿論具体的
 なビジネスを考えていたわけではない。ここがスタートであった。
 会社生活時代は家との往復だけ。まずはまちを知る為にも商店街に入り込ん
 だ。確固たる理由があったわけではない。まちを良くするには昔からまちと
 ともに歩んできた商店街が一番良いと直感したからである。

■自分の理念を確立! そしてビジネスを起し広げていく!

  まずは、商店街の行事・会議或いは頼まれごとなど何でも出来る事をやり、
 誰とでも会話し、まちを知っていった。その過程で自分の理念を確立し、さ
 らに自分の事業目的『共生社会を創る』を考え、現在一つの事業計画を作成
 中である。さらには共生社会の展開計画を一新塾 加部理事及び一新塾名古
 屋チーム中心に構想中である。
 小さな地域からスタートするが 元気が維持できるしくみを創り、これをグ
 ローバルに広げて行く気持ちで進めている(一灯照隅 万灯照国)。

■市民の力を発揮すべし!

  一方では まちづくりのメンバーにも加わり活動しているが、市民の意識と
 まちを司る機関の間にギャップがある。言い換えると市民が自らの意志でまち
 を良くしようとする行動力が足りない(勿論全員ではないが)。
 市民自らの手でまちをよくする行動を取る流れをつくって行きたい。

■主役は自分自身。小さいが周囲に響くよう行動を続ける!
  常に新しい変化を求め、常に新しい事を起し、日々進化して行く姿勢で取り
 組んで行く。 1人の力は知れている。 しかし強い志を持てば周囲は響いて
 くれる事を実感している。今後も主体的市民を実践し、社会を明るくして行く
 一端を担って生きたい。  

 



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