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        一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
        【第102号】 発行日:2003年9月18日
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【目次】
 ●草の根からの生活者維新レポート
        「速報!グリーンピア現場視察報告」
                           森嶋伸夫
 ●第13期 塾生募集 11月1日開講
   ・一般公開講座「政治家『田中康夫』研究」(9月20日)
   ・映画上映会「チョムスキー9・11」(9月21日)
   ・映画上映会「 home 」(9月28日)
   ・一新塾「行動実践型教育」説明会(9月19日,21日,28日ほか)

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 一新塾メールマガジン読者の皆様、こんにちは。事務局の森嶋です。
 9月12日〜15日には地方遠征で名古屋、高知、大阪をぐるっと
 一回りしてまいりました。それぞれの地域から新しいモデルが生み
 出される気配、勢いを存分に感じさせていただきました。本日は福岡
 に行ってまいります。
 さて、第100号にてご紹介をさせていただきましたが、高知では、ハコ
 モノの有効利用のベンチャー起業を立上げた一新塾OBの深田智之さん
 が運営を受託し奮闘中の「グリーンピア土佐横浪」を訪れ、地元の人た
 ち、大学生、そして、全国から駆けつけた一新塾生13名でこの施設のあ
 り方を議論するシンポジウム&ワークショップを開催しました。
 【第100号バックナンバーはコチラ ↓ 】
  http://www.isshinjuku.com/04i_hassin/merumaga/kn_030901.html
 今回はその様子をご紹介いたします!

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           速報!グリーンピア現場視察報
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 13、14日とグリーンピア土佐横浪に現場視察に行ってまいりました。
 12日名古屋での説明会を終え23時の深夜バスで高知県へ。8時30分
 に到着。出迎えてくれたのは高知出身で現在は東京の大学に通う一新塾生。
 今回のツアーに合わせて一足先に帰省をしていた彼の案内で、竜馬ゆかり
 の地を訪ねてまわり、いざ須崎市の「グリーンピア土佐横浪」へ。
 高知県の中心部から車で1時間弱。浦の内湾、豊かな緑、のどかな風景に
 囲まれた素晴らしい立地。さらに、驚いたのは、341haもの広大な敷地
 です。

 シンポジウムには総勢50名。一新塾からの参加は東京、大阪、山口、四
 国内などから総勢13名が参加しました。
 シンポジウムでの深田さんの講演では、年金保養施設のこれまでの運営の
 問題点や人生を賭けて起業しようといういきさつ、これまでとは違った地
 元の農漁業関係者と連携した体験メニューなど新しい仕組みづくりへの果
 敢なチャレンジをお聞きしました。

 また、地元の漁協組合、果物の出荷組合、地元NPOの代表からもお話を
 いただき、後半の90分で地元の人たち、高知大学のゼミ、一新塾とが、
 入り混じって6チームを編成しワークショップをしました。
 須崎市がどんな発展をしてもらいたいかの地域ビジョン、現状の問題、そ
 の原因、そして、地域振興に寄与するためのグリーンピア活用方法の提案
 をチーム内で議論して頂き、最後にプレゼンテーションしました。

 「文化交流基地にする」「海上屋形船の運営」「未活用の土地をレンタル
 農園にする」「地域づくりの拠点としNPOを設立して事務局を置く」な
 どのアイデアが出ました。
 このワークショップの様子は翌日の高知新聞に写真つきで紹介されました!

 連泊の4名の一新塾メンバーは翌日の夜、深田さんと一緒にワークショッ
 プの意見を踏まえ、市長への提言まとめの作業をしました。議論の時間は
 午後8時から夜中の2時までに至り、それを最終的に深田さんが提言書に落
 とし込み16日に須崎市長に届けました。
                           森嶋 伸夫
                      (一新塾代表理事・事務局長)



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