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一新塾ニュース 〜今のニッポンを変えろ!〜
【第95号】 発行日:2003年 7月 4日
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■■草の根からの生活者維新レポート
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「一新塾でミッション探究中です」
長谷美奈氏(12期生)
●迷い、模索の中で
「人に存在感がある」
先日、あるフランス映画を見たときに友人と一致した感想でした。
一新塾で様々な人にであって感じたのはまさにそれです。一人一人の方が
エネルギーを放っていて、存在感がある。
私は一新塾に入塾する頃、大学卒業後、就職活動をしつつも進学への思い
を断ち切れず、迷いながら模索していました。
何がやりたいのか?何ができるのか?将来のビジョンは?面接で半ば機械
的に問われるこれらの質問には当然うまく答えられず、ウェブサイトの
“面接連勝者”によるアドバイスは効かず・・。
●一新塾との出会い
ゼロに立ち返ろうと、関心のある活動をしている人たちの輪にとびこみま
した。偶然が重なりおとずれたコミュニティーカフェ、登戸のカフェスロー
で様々なNPO活動のひろがりを知り、フェアトレードやオーガニック農
法などを実践している方々に会いました。
そのとき感じたのも圧倒的な個人の存在感でした。
多文化社会の政策や開発について勉強してきたけれど、こんなふうに行動
している人もいる。それを間近に見ると、自分自身の関心を研ぎ澄ませて
社会でActionをおこしたい、という強い思いが湧き出てきました。それは
何か、そのために必要なネットワークや能力は何か、ということを知りた
かった。
一新塾のパンフレットはそのような中、手にしました。説明会での明瞭で
丁寧かつ熱のこもった言葉、過去の経験に基づいたプログラムとネットワー
ク、そして何よりも説明会で会った方々の熱さに、ここだと確信して入塾
しました。
●そして今、ぴりりとした緊張感はしるライブの学び
そして今、私は12期社会起業家(NPO)コースにて、様々な経験をもち
活動されている一新塾生の方々と講義などからたくさんのことを学んでい
ます。職業も年もすべてが多様、熱い思いと思いやり、エネルギーをたく
わえた方々との会話は、私にとってぴりりとした緊張感はしるライブの学
びです。
12期という歴史がありながら、事務局も塾生のかたも新しい提案に柔軟で
よい反応が返ってくるのでおどろきました。知的創造力を高める教室環境
プロジェクト、講義の司会提案、各地方での一新塾、塾生によるプロジェ
クト紹介とリクルートメント、合宿の内容創造、チーム活動のプラン作り
など、塾生の声から始まったことも多くあります。
ここまでたった一ヶ月。塾生と事務局とOBのコラボレーションは凄いと
思います。
私は今年国外の大学院へ進学をし、しばらくは通信科生となる予定です。
自分のミッションを探すアンテナを張り、もっているアイデアをそこで活
動に移したいと思います。日本、海外、また国境を越えて活躍する一新塾
生とのこれからの協働が楽しみです。
最後に、最近こころに響いたイギリスの哲学者、ジェームス=アレンの著
作『「原因」と[結果]の法則』より。
『人生の漂流者であることをやめ、目標の達成に思いを集中し始めるには、
失敗を成功にいたる通過点だと信じる人たち、あらゆる状況を自分のた
めに機能させる人たち、力強く考え、果敢に挑み、価値ある物事をみご
とに達成する人たちの仲間に加わること』
(ジェームス=アレン著 坂本貢一訳 「原因」と「結果」の法則
2003年 サンマーク出版)
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海外で通信科生になっている方はアフリカや香港にもいらっしゃいます。
また、本科生に韓国の方も参加されています。
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