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一新塾ニュース 第73号
発行日:2002年10月31日
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変革の実現まで!
■一新塾は新しい日本を創り出すネクストリーダーを養成するため大前研一を創設者として1994年に開塾。以来8年、10代〜70代の幅広い年齢・職業の2000名が問題意識を持って入塾されましたが、“民主主義を学ぶ市民の学校”として、ビジネスマンでも、アフターファイブや土日に社会の問題解決に関わっていくための「スキル」と「機会」を提供してまいりました。
塾での学びをきっかけに、仕事の合間を縫って政策提言活動やNPO活動を始める方や、その延長線上で議員に立候補される方、社会起業家になる方が年々加速して増えてまいりました。一新塾出身の地方議員は40名、国会議員は2名ですが、現在、一新塾塾生・卒塾生から、来年4月の統一地方選挙には50名が立候補の準備を始めています。
卒塾生議員の方に塾にお越し頂くことで、塾生の政策議論を議会へ繋げる橋渡しの役割をして頂いております。それにより、塾生の目の色も変わり机上の空論でない行動に結びつく取り組みが起こってきています。
■10月1日『OB議員と選挙戦略を考える会』
台風の悪天候の中、来年の統一地方選挙立候補予定者を中心に20名近くが一新塾に結集しました。古川隆史さん(柏市議・都議養成科OB)堀部やすしさん(杉並区議・都議養成科OB)野口修さん(筑波市議・7、8期アドバンストOB)にご自身の選挙戦略をお話し頂く共に、立候補予定者へとっておきのアドバイスを頂きました。
■塾生の提言が犬山市プロジェクトに!
9月1日の石田芳弘犬山市長のご講義では、塾生が政策提言しました芸術村のまちおこしプランに市長が大変関心を持ち、犬山市の取り組みとして本格的に検討したいとのことで、10月28日にチームのメンバーと片岡勝さん(一新塾代表理事・市民バンク代表)とで犬山に行き、市長と役所の担当と地元の方々と打ち合わせと現場視察をしてまいりました。現場視察によって、地元の状況が随分把握できました。今後はそれを踏まえて、具体的なプランニング活動に入ります。
■道州制への第一歩!
10月18日に一新塾道州制ドットコムのメンバーで道州制に関してのアンケート調査とふるさと納税の提言を手分けして議員会館をまわりました。この日、一新塾アドバイザーの長妻昭衆議院議員から、道州制チームに「道州制基本法案作成を一緒にやらないか」との打診を頂きました。
■ビジネスでも続々とヒーロー誕生!
世界が注目するバイオベンチャー「アンジェスエムジー」が9月に上場しましたが、社長の山田英さんは一新塾5期生です。一新塾での講演が決まりました。
日 時:11月20日(水)19:30〜21:30 (一新塾会場)
テーマ:『大学発バイオベンチャーの挑戦!』
〜ゲノム創薬分野でも大学発としても国内初の上場を果たした
アンジェスエムジー」の可能性!そして閉塞日本へのインパクトは?〜
塾生の活動は政策面に留まらず、起業による問題解決に取り組まれる方も増えています。9月30日のOB会にもお越し頂きましたが、ハコモノ有効利用に民間参入しようと、高知県の第3セクターのリゾートホテル「グリーンピア土佐横波」の赤字経営を見かねて起業した深田知之さん(4期OB)。個人の「知」が、発揮されやすい環境を日本社会に導入することこそ、新たな知識のフロンティアを生む第一歩だと「デジタルフォレスト」を起業した猪塚武さん(1期・都議養成科)など他にもたくさんの方がいらっしゃいます。
閉塞日本を打破するためには、一人ひとりがミッションに目覚めることから始まると思います。一新塾の一つの特徴はビジネスマンの目覚めの場であることです。最大のマジョリティであるビジネスマンが動いた時、本当の変革が始まるのだと思います。