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一新塾ニュース  第68号 
       
発行日:2002年10月10日

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一新塾・誌上ライブ!
白井智子氏『教育改革は現場から!』
(2002年10月6日)

■冒頭:挨拶

(白井講師)
 3年前政府の許認可なしの学校「ドリームプラネット」が沖縄につくられ、校長として6歳から20歳までの130人の子供たちを預かった。そして、今は、大阪で「スマイルファクトリー」を立ち上げ、勉強嫌い、学校嫌いのはじかれていった子供たちのサポートに取り組んでいる。

〜白井講師は松下政経塾時代学校現場を100以上見学。ある学校では小学 校3年生として少し大きな小学生として2ヶ月間生徒として通った。〜

■中盤:塾生との意見交換

(塾生)
 私は産婦人科の開業医をしているが、生まれる赤ちゃんの1/3は出来ちゃった結婚。親になる気持ちはあとから生まれる。1/3が中絶、1/3が喜んで生まれ、1/3がしかたなく生まれる。親が子供をほしくない、育てなきゃいけない、これが現状。子供が笑わないのは親が笑わないから。親がキレルから子供もキレル。教育の荒廃は親の問題!

(白井講師)
不登校というのは、家庭の対応で99%解決できる。親御さんと接していると子供より親の意識を変えなければいけないという場合の方が全然多い。どんなに学校が荒れても、親が真剣に子どもに対していればすくすくと育つというのが実感。

■後半:まとめ

 教育には様々な選択肢が必要!根本的な理由は“自己責任”。私がやっていた学校で最初はぐちゃぐちゃだったのに、なぜ、皆が自分の行動を変えていったか?それは、自分が選んだ学校だから。自分で来たいと思った学校だから、学校が潰れないように守っていく。そのために自分の人格を良くしていく。

 今の学校みたいに、いやでも引きずって学校につれてくる中で、どうやって真剣に子供たちと対峙するのか?

 いい教育も悪い教育もない。一番大切なのは、“自分で選んできた道を人のせいにしない”こと!!

 自分で選んだ道は自分で責任をとる。だから、選択肢が必要で、自分で自分の人生を選びとっていける世の中になっていくお手伝いをしていきたいと思っている!

(記:森嶋伸夫)