一新塾ニュース  第26号
発行日:2001年6月8日

自分が変わる、世界が変わる
近藤 威志:一新塾第8期生

「言う」→自分が変わる
「やる」→世界が変わる

私の発した一言が全てを変えた。
それまで私は周りに対する不満ばかりを言っていた。自分は何もしないで。 「やれ」 そう言われた私は、なぜか「わかりました」と答えていた。みんなの前でやると 宣言してしまった。もう後には引き返せない。今までの何もしなかった自分を捨 てるしかなかった。

何が問題かを認識し、それをどうしたいのかという想いがあれば、その解決策を 見つけるのは意外と簡単なものだ。

一人よりも仲間がいれば尚良い。一人で考えて解決策だと思っていたことが、実 は全然問題の本質とは違っていたということを防ぐためだ。自分があたり前と思っ ていたことが、実は皆にとってあたり前ではなかったりするからだ。 このように多様な価値観を持つ仲間が議論することから生まれる解決策は、非常 にモノゴトの本質を捉えていることが多い。

私は、今の学生の多くが就職活動のやり方を間違えていると言い続けてきた。そ して、同じ思いを持つ仲間が集まった。 就職活動はどうあるべきか、自分のやりたいことは何か。外に向け発信し続ける ことで、嬉しいことに少しずつ反響も高まってきている。

「やる」とは行動するということだ。自分が行動しその中に身を投じることで、 周りの反応をダイレクトに感じることができる。確実に周りにインパクトを与え ていける自分がそこにいるはずだ。
私は「世界が変わる」と言った。何も大したことを言っているわけではない。自 分の身の周りに、生活の範囲でもいいではないか。

私自身、「やる」ようになったことで世界が変わった。 一新塾7期『ベンチャー支援プロジェクト』にFRIメンバーとして関わり、そ の中で“環境ブランド”を生み出したことで、現在所属する会社からお声がかか り、自分のやりたいことを一生涯追求していける仕事に就くことができた。
恥ずかしながら、生まれて初めて女性にも告白した。

「言う」ことで自分の意識を変える。仲間を集める。そして「やる」ことで世界 が変わる。実はこんなにシンプルなことでよかったのだ。

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近藤威志
MAIL :takeany@hotmail.com
takeany@palette.plala.or.jp
FRI Home Page: http://www.iris.dti.ne.jp/~kawait/

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■編集室より

日頃、第8期を若い力でひっぱっている近藤さん。今日は近藤さんの素直な想い に触れられたような気がします。 近藤さんが仲間とともに活動されているFRIでは、定期的にディスカッション 会を開催しています。興味のある方は是非FRIのホームページをご覧になってみてください!!
(FRI Home Page: http://www.iris.dti.ne.jp/~kawait/


一新塾ニュース編集担当 近藤芳樹


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