一新塾ニュース 2001年4月3日号(第20号) 「次期塾生へのメッセージ」 衆議院議員 加藤公一(一新塾OB) 今でこそ皆様のおかげで衆議院の議席をお預かりしている私、加藤公一でありますが、実はほんの6年前まで、同僚と飲みに行っては「このままの日本じゃダメだ」と自己満足の熱弁を振るう、いかにも新橋界隈にいそうなごく普通のサラリーマンでした。 そんな私の人生の転機となったのが、ある日突然届いた一新塾からのダイレクトメールだったのです。 それは、都議養成コースの案内でありました。 つまり、政治家になりませんかというお誘いだったのです。確かにそれまでも政治家や官僚の汚職には怒っていたし、税金の無駄遣いに腹も立てていました。しかし、だからといって私に「政治家をめざそう」などと言われても困るでしょう、というのが素直な気持ちでした。 しかし開けた封筒の内容は、意外にも真剣そのもの。新しいタイプの政治家を本気で創ろうという意志が感じられました。 それまで政治家は二世や官僚や資産家がなるもので、金も組織も知名度もない一般庶民は特定の団体の幹部にでもならない限り挑戦すらできない、と私は考えていました。 その壁に挑むのか。いい根性をしている。そこまで言うならちょっと覗いてみるか。別に入塾したからといって政治家にならならなきゃいかんというわけでもあるまい。こんな軽さで、思わず応募書類を書いてしまった私でありました。 結局今になってみれば、こうして一新塾に応募したことが、私が衆議院議員を目指す活動のスタート、きっかけだったわけです。 そして、この塾で得た同志や知識、経験、人脈をフルに活用して、様々な行動をおこしてきたことが大きな試算となって今に繋がっているのです。 ^一新塾は、広く一般の方のために開講されているので、それぞれの個人の要望を100%満足させることは難しいかも知れません。 しかし、いろいろなオーダーを出してより良い講座になるよう変革を求めてゆく行動も必要でしょうし、一新塾で学んだことを知的な武器として活用することもまた、たいへん意義深いことだと思います。 そして、単に損得や実現可能性だけを考えて議論に終始するのではなく、とにかく行動に出ること、それを継続することだけが国のかたちを変える力となると認識していただきたいと思います。 信念に基づいた行動ほど強い力を持つものはないのです。 私ごときでお役に立てるのであれば、皆様の行動のバックアップ、きっかけ作りなど、何でもお手伝いしたいと思っております。 一緒に、日本を変えていきましょう。 |
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