一新塾ニュース
2001年3月14日号(第18号)

みなさんこんにちは。先日読者の方より「一新塾の理念・方向についてホームページよりもわかりやすく説明してほしい」といったご意見をいただきました。というわけで、今回は一新塾の森嶋伸夫より「一新塾の目指す道!」をお送りいたします。

【第18回テーマ】 「一新塾の目指す道!」
森嶋伸夫(一新塾マネージャー)

一新塾設立から7年。これまで、「主体的市民の輩出」を目指し、10代から70代まで、議員、官僚、ビジネスマン、経営者、研究者、ジャーナリスト、学生、主婦など、異なるバックグラウンドを持つ塾生と講師が"主義主張を超えての議論"を通じて切磋琢磨してきました。

毎週の講義が終わっても終電まで議論を続けたり、休日集まって現場を見学に行ったり、そうした積み重ねが最終的にチームの政策や活動計画に纏められました。

そんな積み重ねの中で、主体的市民として行動が少しずつ芽生え始めています。国会議員、地方議員になった者、長野で無党派知事の誕生の一翼を担った者、起業する者、NPO活動を始める者たち、一新塾学んだ哲学を今携っている仕事で活かしている方が様々なフィールドで動き始めました。

そして、8期より「生活者主権」の実現へのアクションを起すべく、「主体的市民の輩出」から「主体的市民の協働」へと軸足を移します。


現在、行政・企業は過度に肥大化し一個人としての声は消されがちですが、私たちはネットワークすることで、夫々が強みを持ちよることで大きな力になることを知っています。今期よりその方法を具体的に詰めていこうというのがねらいです。

ビジョンコースでは、国政に影響力のある議員に実際に一新塾にお越しいただき、私たちの考えた政策を提言する機会を提供します。既存政党がこれだけぐらついている今こそ、私たち生活者の意見をぶつける絶好のチャンスです!議員に「ハッ」と気付きを与え、意識改革を迫ります。

アドバンストコースは自らテーマと提言先を選んでいただき政策提言に取組んでいただきます。政策提言は、必ずしも議員立法だけでなく、主体的市民としての活動でも結構です。私たちの声を社会に反映させていくことが目的で、一新塾ならではの「市民参加の新しいモデル」構築したいと思います。

ぜひとも、志ある方々のご参加頂きたいと思っています。変革の引き金を引くために、ぜひ、一新塾の舞台を活用ください。



■編集室より

前号でお知らせいたしました「横田一『所沢ダイオキシン報道――叩かれた番組 封印された汚染』出版記念パーティー」は、みまさまのおかげで約60名もの方々にお集まりいただきました。

議員をはじめ、新聞・雑誌・テレビ各ニュースメディアの環境汚染問題担当記者、科学者、ライター、一新塾OB、諫早湾干拓問題関係者、この「一新塾ニュース」読者などなど、さまざまな立場の方々が参加してくださいました。

また、何人ものかたが祝い酒やつまみ、各地の名産などを差し入れてくださいました。ごちそうさまでした。

ゲストとしていらした中村敦夫参院議員(8期講師)は率先して2次会会場となる居酒屋に移動され、20名ほどで熱い議論を闘わせておりました。

一新塾の魅力と言えば、講義終了後に居酒屋で行なわれる「二新塾」も大きいと思います。

講師の方が必ずいらっしゃるということはございませんが、講義中に聞けなかったことを聞く、普段考えていることを直接講師にぶつける、塾生同士でコミュニケーションを図る、などなど様々な使い方ができます。

中には講義よりも「二新塾に来るのが俺の目的だ」とおっしゃる方もいらっしゃるくらいです。

8期入塾を決めている方々、ぜひ二新塾も講義同様ご活用ください。

 


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