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 一新塾ニュース ~今のニッポンを変えろ!
 【 号外 】 発行日:2013年12月17日
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 メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。

 一新塾第7期(2001年卒塾)の卒塾生でジャーナリストの福場ひとみさんがこのたび書籍『国家のシロアリ 復興予算流用の真相』を出版されました。

 福場さんは、2012年7月、復興予算の流用問題をスクープされ、国家予算がその成立過程において、いかに本来の目的とは異なるものに歪められ、変質していくのか、その構図を明らかにされました。その後、他のメディアが追従し、世論を動かし、昨年末には使途の見直しにつながりました。

■『国家のシロアリ 復興予算流用の真相』 
 福場ひとみ著 小学館

【小学館ホームページの書籍紹介より】---------------------------

「復興予算19兆円を奪ったのは誰だ!」
――「復興予算流用問題」を週刊ポストでスクープした記者が、
「流用はなぜ、どのようにして起きたのか」「流用を仕組んだのは誰だったのか」を徹底検証した小学館ノンフィクション賞優秀賞受賞作。
 東日本大震災からの「復興」という名目で、政府は19兆円にも
及ぶ「復興予算」を組んだ。ところが震災から1年以上が経過した
2012年中頃、その復興予算の大半が、被災地とは「無関係」の
事業に使われていることが明らかになった。霞が関の合同庁舎、捕鯨のシーシェパード対策に次世代原子力の核融合計画まで、目を疑うような「予算の流用」が、霞が関の主導で公然と行なわれていた。
〈彼らは何も、意図的にこの国を壊そうとしているわけではない。
彼ら個々人は、みな有能で優秀で、そして仕事に忠実な「働きアリ」のはずだ。しかし、組織における働きアリが、国家にとっては
シロアリと化してしまうのが、この国の現実である。〉(本文より)
 流用はなぜ、どのようにして起きたのか――その全過程を辿ることで、政治家、官僚、そしてメディアまでが一体化した「日本というシステム」の構造的欠陥を明らかにする。

【福場ひとみ氏 プロフィール】
1976年 広島県生まれ。
同志社大学法学部政治学科卒業、同大学院総合政策科学研究科博士前期課程(修士)修了。政策シンクタンクの政策スタッフ、経済誌の編集者などを経て、現在は「週刊ポスト」を中心にジャーナリスト活動を行う。一新塾第7期卒塾生。

< 一新塾「第34期」概要 >ーーーーーーーーーーーー
◎開 講:2014年 5月
◎期 間:12ヶ月
『多彩な社会のテーマ講座』
『ミッション基軸の社会変革プロジェクト立ち上げ』
『コンサルティング』
   平日夜間・土日で学びます(月4~5回程度)
◎コース:政策提言コース
     社会起業コース
     市民プロジェクトコース
※3つの方法論のすべてが学べます。
◎ 科 
本 科(東京)
    地域科(大阪・名古屋・仙台)
    通信科

※説明会は2014年3月より(受付は1月から)
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