2011/3
/30 【一新塾ニュース】第441
塾生活動レポート『『志を生きる』〜子供達の応援団を目指して〜』


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        一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!〜
       【 第441号 】 発行日:2011年3月30日
             http://www.isshinjuku.com
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■ 塾生活動レポート

    「『志を生きる』〜子供達の応援団を目指して〜」

                  一新塾第24期【東京】本科  勝見恭子

■【参加者募集】「第28期説明会」2011年5月29日(日)開講

(参加予約)→ http://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html

●東 京:4月 6日(水)19:30〜21:40
      4月 9日(土)15:00〜17:30
      4月13日(水)19:30〜21:40
      4月16日(土)15:00〜17:30
●大 阪:4月23日(土)13:30〜16:00
●名古屋:4月24日(日)13:30〜16:00

※東日本大震災義援金として第28期の入塾金の10%を寄付させていただきます。

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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。

このたびの東日本大震災にて被災された皆さまには心よりお悔やみと
お見舞いを申し上げます。被害が最小限に食い止められ、被災者の方々
に一刻も早い平穏と癒しが訪れ、地域に一日も早い復興がもたらされ
ますことを願っています。
日本は今、大きな試練に遭遇していますが、こうした状況だからこそ
私たち一人ひとりが自らの志を生きることが何より求められるのでは
ないかと思います。自らの使命を全員が思いっきり生きることで、
この試練を乗り越え、新しい日本の創造に挑戦していけますことを
心より願っております。

今回は一新塾第24期(2010年5月卒塾)の勝見恭子さんよりメッセージ
を頂きました。勝見さんは「笑顔と夢を運ぶサンタクロースになりたい」
と第24期でプロジェクトチームを立ち上げ。思春期・反抗期の子供達の
心の痛みを受け止められる人を目指して、そして、そんな子供と身近な
大人達のご縁がつながる地域づくりを目指して、毎週1回の無料学習
サポート教室「めだかの学校」を2010年2月から続けています。
ますます志を生きる道を前進されている勝見さんのメッセージ、ぜひ、
じっくりご覧ください。

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■■■■ 塾生活動レポート
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■■      「『志を生きる』〜子供達の応援団を目指して〜」
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●私の志

「こんにちは!授業で分からない問題があったから教えて〜」
そんな子供達の声を聞きたくて、私はめだかの学校を始めました。
めだかの学校は、毎週土曜日に目黒本町社会教育館で行われている
子供達の無料学習サポート教室です。

私自身が小学生の頃、
「分からない問題があったけど、学校の先生に聞くのは恥ずかしいなぁ・・」
「勉強しなさいって言われるけど・・家では何だかやりたくない」
「塾に行きたいけど、お母さんに頼めない・・」
こんな思いを抱えていたことを覚えています。

"勉強をさせられる場所"ではなく"勉強を応援してくれる場所"
子供達にとって、そんな居場所を創るのが私の夢です。

そして、先生は地域の先輩達。
子供達の、お兄さん、お姉さん、お父さん、お母さん、
おじいさん、おばあさんのような様々な世代の方々が集い、
勉強だけではなく、色々な経験の語り場にしていきたい。

学校生活で悩んでいること、進路、友人、家族のこと等が相談できる、
子供達の"今"を支える場として、誰でも好きな時に参加できて、
成果を求める塾とは異なる「無料の」学習サポート教室を
これからも続けていきたいと考えています。

●志に向き合う

一新塾入塾前、私の志は「政治家になる事」でした。
政治家になって何をしたいかは答えられず、
ただただ社会のために役に立つことをしたいと考えていました。

志に向かって具体的な一歩を踏み出せるまでには、
とことん自分と向き合う苦しい時間がありました。

私の志は、見栄やトラウマに覆い隠されていました。
その殻を取りはらって、心の底から自分がやりたいと思えること、
それが「子供達を応援することだ」と気付けたのは、
一新塾の同志がいてくれたからでした。

同志が問いかけてくれた言葉、共に費やした時間、
ぶつけてくれた疑問や不満も、
全てが一歩を「今」踏み出さなければいけないんだという
強烈なエネルギーになりました。

●志を生きる

子供達を応援する「めだかの学校」は今年2月、1周年を迎えました。
めだかの学校を始めたからこそ、20人の子供達と
19人のボランティアスタッフに出会えました。

毎週継続してきたからこそ、見えてきたものもあります。
めだかの学校では仕切り役のとっても元気な子が、
学校では友達とうまくいがず悩んでいること。
めだかの学校ではほとんど勉強をせずに遊んでいる子が、
家では受験勉強のために必死でがんばっていること。

子供達の本音は、時として表面的な行動に隠されてしまいがちです。
めだかの学校は、子供が遊びたい時は一緒に遊び、
勉強したい時は一緒に勉強する、そんな場所にしています。

だからこそ、子供との雑談の中で、
大人が自分の体験談を語ったり、
悩みながらも一生懸命テキストに向かう子供に
大人が元気をもらったりしています。

何よりも、私はそんな子供達と一緒に過ごす時間が好きです。
子供達が頑張る姿を応援できることがとても嬉しいのです。

そして、継続してきたからこそ、得たものもあります。
子供達の電話相談センターである「めぐろチャイルドライン」から、
共同して子供達をサポートしていこうとの提案をいただきました。
目黒区のボランティア団体として認められ、助成金をいただき、
今後の継続次第では区としての全面的な応援もいただけるそうです。

ゼロからの小さな一歩は、一年の継続で大きな一歩になりました。

そして今年3月、めだかの学校は
大田区石川台文化センターに分校を開校しました。
今年4月には目黒区自由が丘住区センターに3校目が開校する予定です。
いずれも地域のお母さんが代表として、地域の子供たちを集めており、
私も協力しますが、ゆくゆくは地域のボランティアスタッフで
運営していくことを目指しています。

よりたくさんの子供たちが、地域の応援団に支えられて
笑顔で夢に向かって頑張れる社会を目指して・・・
私はこれからも志を生き続けます!


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