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 一新塾ニュース ~今のニッポンを変えろ!
 【 439号 】 発行日:2011年2月18日
   http://www.isshinjuku.com/
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■ 塾生活動レポート
 『 患者としての経験と想いを活かして 』
      ~(株)ペイシェントフッド起業!
       一新塾第25期【東京】本科  宿野部武志

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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。

一新塾卒塾生今回は、一新塾25期を卒塾された宿野部武志さんよりメッセージをいただきました。宿野部さんは、長い年月に渡り腎臓病・透析患者として、医療・福祉に関わってこられました。そして、一新塾在塾中の2010年9月、社会福祉士であり、透析患者でもあるご自身の経験を活かして株式会社ペイシェントフッドを起業されました。スローガンは"透析患者・家族と医療従事者が共につくりあげる医療現場の未来"です。宿野部さんの熱きメッセージ、お届けさせていただきます!
今回はその新たな活動のレポートです。

塾生活動レポート■■■■■■■■■■■■■■
 『患者としての経験と想いを活かして
   ~(株)ペイシェントフッド起業!~』
  一新塾第25期東京本科  宿野部武志
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●一新塾との出逢い

 私が一新塾を知ったのは2009年の春頃だったと思います。
当時は14年間のソニーでの勤めを辞め、社会福祉士の国家資格を取得して、ある社会福祉法人で働きながら、自身で立ち上げたNPOでも細々と活動していました。

 会社勤めを辞めるにあたっては、闘病(腎臓病・透析)の経験を通して、自身の人生・生き方を見つめ直す機会も多く、「医療・福祉の仕事をして生きたい」という方向性には確信を持ちつつも、その時期具体的なアクション、突き抜けるまさに「ミッション」を強く持てず、「何かが足りない」という漠然として焦りにも似た気持ちで過ごしていました。

 そして、そんな時に様々な媒体を通じてその「何か」を見つけるために調べていた時、幸いにして「一新塾」と出逢うことができたのです。

●一新塾での学びと気付き

 一新塾ではまずやはりあの講義での熱気と塾生の真剣さに驚かされました。得てして自分の回りでは、政治や社会問題に関することに関してアツくなることに対して引いてしまうような雰囲気もあったので、新鮮でもありました。

その刺激は私にとってまさにカンフル剤のようであったと今振り返ると思います。

そして、主に「6つの箱」を使って自分自身の人生を改めて紐解くと言うか、まさに「根っこ」を掘り下げることを徹底的に行うことと講義、また医師であるリーダーの元「医療財政PJ」の活動を通じて得た学びにより、自身のミッションが明確になり、確信へと変わったのです。

 その「ミッション」とは、『長い年月にわたり患者として「治療を受ける」という「受け身の立場」で医療と関わってきた当事者として、その体験・想いを基本に今「医療崩壊」とも言われ る現場に還元し、貢献すること。』です。

 一新塾と出逢っていなかったら、
今こうしてブレなく会社を興すことは出来なかったのではないかと思い、その出逢いと学び、そして一新塾を通じて得た期を越えての出逢いに心から感謝しています。

●今、そしてこれから

 社名である「ペイシェントフッド」とは、「患者であること」。
活動していくうえでの根幹はここにあるという思いです。

 会社を立ち上げまだ間もないですが、ありがたいことに多くの患者・家族そして医療関係者の方々と会わせていただき直接お話しを
うかがったり、また医療系の雑誌・健保組合の広報誌等への連載をさせていただくようになりました。

しかしながら、まだまだ本当に目指すべき所には遠い道のりです。

 そして当然ながら私は今も透析に通っています。今年でもう24年になります。会社として事業を進めるうえでの乗り越えるべき壁に加えて、透析に伴う様々な体調面でのアクシデントと出遭う可能性も考慮し体調面にも十分気をつけていかなければなりません。

 一新塾で確信を持った自身のミッションを具体的に達成させるために、私だからこそ実現可能な『視点・観点』(下部参照)から、「主に透析施設へのコンサルティング」「医療相談の受託」「研修・講演等の実施」等の事業を通じて、患者・家族・医療施設に貢献し、少しでも「よりよい医療」実現のお役に立てるよう日々精進したいと思っています。
「新しい患者の在り方」というものも目指して。

●(株)ペイシェントフッド
     「3つの視点・4つの観点」

「3つの視点」

1.患者視点… 長年の腎臓病・透析生活から得た経験・想いから
2.福祉的視点… 社会福祉士としての知識・経験を活かして
3.ビジネス的視点
…企業時代に培った改善活動等のPJでの経験・スキルを活かして

「4つの観点」

1.技術的観点
 …与えられる医療が適切かどうか・透析条件・定期検査等
2.人材的観点……信頼と安心感・スタッフと患者比率等
3.快適性の観点…清潔感・アメニティ・バリアフリーレベル
4.経済性の観点…費用対効果


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