2009/05/5
【一新塾ニュース】 第386号:『タコツボ脱出!』

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         一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!〜
          【 第386号 】 発行日:2009年5月5日
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■ 事務局長メッセージ

       『 タコツボ脱出! 』
                    一新塾代表理事・事務局長 森嶋伸夫

■【 参加者募集 】第24期 講座&説明会 あと2回!
       東 京: 5月10日(日) 15:30〜18:00
             5月13日(水) 19:30〜21:30

  ★お申込→ http://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html

■【 参加者募集 】春の公開講座 あと1回!

 5月12日(火)加藤智久氏『 “アジアネットワーク”でベンチャー起業家を志す! 』

   ★お申込→ http://www.isshinjuku.com/04i_hassin/ev_mosikomi.html

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 メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。
 ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか?
  共同通信によると、
  『大型連休も終盤に差し掛かり、行楽地や古里からのUターンラッシュが
   5日夕から夜にかけてピークを迎えた。1000円で乗り放題となる
   「休日割引制度」が導入された影響で、高速道路は一部で40キロを超える
   渋滞に。新幹線は自由席の乗車率が昨年の実績を下回った。』
  とのことです。
   GWも終盤。ぜひ、自らの志に立ち戻る機会としていただければ嬉しいです。
 
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■■■■■ 事務局長メッセージ
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■■■           『 タコツボ脱出! 』
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■■■■             一新塾代表理事・事務局長 森嶋 伸夫
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 「20代以前の世代と40代以降の世代とで価値観の前提がまるで違うんだね!」

 多様な世代で議論をしている中で最近ときどき出てくる言葉です。
  一つには、右肩上がりの経済成長を経験してきた世代と、物心ついたときから
ずっと右肩下がりしか経験していない世代では当然、前提となる価値観が違って
くるのも頷けます。
  私は40代ですが、バブル世代の入社組みで右肩上がりのいけいけどんどんの価値観の中
で社会とはこういうもだという洗礼を受けました。
  ずっと右肩上がりしか体験したことのない世代は、どこかで最終的にはハッピーエンド、
時間が解決してくれる、といった楽観的な価値観が根っこにあるのではないかと思います。
  一方、20代以前の世代は時間がたてばもっと事態は悪くなるといった悲観的な価値観
を持つ傾向があるように思います。健全な危機意識があるということかもしれません。

 今、私たちが生きるのは、自由にものを考え、自由に考えを発信し、自由に行動できる
ことが保障されている社会です。

 しかし、私たちは、今、本当に自由でしょうか?

 生まれてきてから今日に至るまで、どんな地域で、どんな体験をしてきたのか。
どんな教育を受け、どんな友人に囲まれ、どんな家庭の価値観の中で育ってきたのか。
そして、今、どんな環境に置かれているのか。
職場の価値観、業界の価値観・・・
  私たちは気付かないうちに、様々な価値観に縛られているものです。
  自分自身がいつの間にか「タコツボ」に入ってしまっているのです。

 では、どうしたら、自分が「タコツボ」に入っていたことに気付けるのでしょうか?

 一つの有効な方法は、まったく自分の価値観とは相容れない異質な価値観の人たちと
出会い、交流したり、議論することではないでしょうか。
  それによって、私たちは自らの「タコツボ」を発見します。 
  そして、ある時は、その「タコツボ」に亀裂が入れられるのです。

 ある一新塾OBの方が、様々な世代、様々なバックグラウンドの人たちとの
議論によって、ビジネスの世界では人一倍世界を知っていたと自負していた自分も、
教育や福祉や環境などこんなに知らない世界があったことにとても驚いたと言います。

「ビジネスマンとして見た社会は鯉とか鮒しかいない“池”だった。
  しかし、一新塾で多様な世代、多様なバックグラウンドの人たちと出会ったら、
  社会は“海”になった。魚もいれば、鮫も鯨もいる。貝も、クラゲも、イソギンチャクも!」

 社会はこんなにも広がりがあって、こんなにも深かったのか!
  「タコツボ」から脱出することで世界が広がります。

 と、同時に、自分の中の広がりにも気づかされることでしょう。

 「自分にはこんなに輝いている個性があった!」
  「こんなに可能性が眠っていた!」
  「こんなに成長できる力を持っていた!」

 一見、居心地が良く見える「タコツボ」がそれを阻んでいるのです。



 


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